
中古トラックを売却するときは、査定を依頼する会社の「タイプ」に注目することが大切です。
中古トラックを扱う会社には、買取を中心に展開する買取専門店だけでなく、中古トラックの販売と買取の両方を行う会社、販売・買取・レンタル・リース・整備まで自社で行う会社、自社工場で架修・架装まで行う会社、複数の加盟店から構成される全国FC組織などがあります。
同じ中古トラックを扱う会社でも、事業の形態や対応範囲は同じではありません。
また、トラック以外の重機・建機や農機具などもまとめて相談したい場合、事業用車両の売却後の手続きまで確認したい場合など、売却する側の状況によって確認しておきたいポイントも変わります。
この記事では、トラックファイブ、トラック王国、トラックワン、トラック市、リトラスの5サービスについて、
- 会社・サービスのタイプ
- 対応する車両の範囲
- 対応エリアや拠点
- 査定・買取時の対応
- 書類手続き
- 売却後の抹消登録・名義変更など
- 整備・架装を含めた関連サービス
といった共通の基準から比較します。
なお、中古トラックの査定額は一律ではありません。車両の状態、年式、走行距離、クレーン・ダンプ・冷凍機などの上物の有無や状態、その時点の相場など、さまざまな条件によって変動します。
そのため、「どの会社なら必ず有利になる」と考えるのではなく、自分が売却する車両の条件を整理したうえで、それぞれの会社の特徴や対応範囲を確認することが重要です。
中古トラックを売却できる5つの相談先
ここからは、買取専門店・販売と買取の両方を行う会社・整備や架装まで自社で行う会社・全国のフランチャイズ組織という4つのタイプに分けて、5つの相談先を順に見ていきます。記載している内容は各社の公式サイトで案内されているものです。査定額は車両の状態や年式、走行距離、上物、相場によって変わります。
トラックファイブ|幅広い車種を相談できるトラック買取専門店

トラックファイブは、株式会社ZEAL.TEAMが展開するトラック買取専門店です。
今回比較する5サービスのなかでは「買取専門店」という位置付けが特徴です。トラック・バンだけでなく、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなども対象としており、事業で使用している複数種類の車両や機械について相談先を検討している場合にも確認しやすいサービスです。
トラックファイブのサービス概要
トラックファイブは中古商用車の買取を専門として展開しています。
運営会社は株式会社ZEAL.TEAMです。同社はトラックファイブのほか、中古トラック販売やトラックのリース・レンタル、ビジネスメディアなども運営しています。
トラックファイブ自体は、今回の比較では「トラック買取専門店」として位置付けられます。
古物商許可証番号は、第301081905967号(東京都公安委員会)です。
中古車などの古物を事業として売買する場合には古物営業法に基づく許可が関係するため、売却先を確認するときは、運営会社とあわせて古物商許可について確認しておくこともポイントになります。
トラック以外も含めて幅広い車種を相談できる
トラックファイブでは、トラックやバンに加えて、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなども対象としています。
事業者によっては、トラックだけを所有しているとは限りません。
運送会社であれば複数タイプの商用車、建設会社であればトラックと重機、農業関連事業者であればトラックと農機具などを保有しているケースも考えられます。
このように複数種類の車両・機械を整理するときは、「トラックを扱っているか」だけではなく、「トラック以外にどのようなものを相談できるか」まで確認すると売却先を比較しやすくなります。
ただし、実際に買取対象となるかどうかは、売却予定の車両や機械について個別に確認しておくとよいでしょう。
無料ネット査定で入力する主な車両情報
トラックファイブでは無料ネット査定を用意しています。
フォームでは、車種、年式、走行距離または稼働時間、都道府県などを選択して査定を依頼できます。
査定を依頼する前には、車検証などを確認しながら車両情報を整理しておくとスムーズです。
特にトラックの場合は、同じメーカー・車種であっても仕様が異なることがあります。
平ボディなのか、ダンプなのか、クレーン付きなのか、冷凍・冷蔵車なのかといった違いに加えて、装備されている上物の種類や状態も査定に関係します。
ネット査定を入口として利用する場合でも、最終的には実車の状態を含めた条件を確認することが重要です。
無料出張買取と書類手続きの代行
トラックファイブは無料出張買取を案内しており、書類手続きの代行も無料としています。
トラックは乗用車と比べて車体が大きく、車両の状態や使用状況によっては売却先まで持ち込むことが負担になる場合があります。
そのため、出張による査定・買取に対応しているかどうかは確認しておきたいポイントです。
また、トラックの売却では、車両を引き渡した時点ですべての手続きが終わるとは限りません。
名義変更や抹消登録など、売却後に必要となる登録手続きについて、「誰が手続きを行うのか」「必要書類は何か」「手続き完了をどのように確認できるのか」まで査定時に確認しておくとよいでしょう。
北海道から沖縄までの支店網と受付時間
トラックファイブは、北海道から沖縄まで支店網を展開しています。
トラックの売却では、車両が現在置かれている場所も重要です。
本社所在地だけを見るのではなく、売却予定車両の保管場所が出張査定・買取の対応範囲に入っているかを確認しましょう。
受付時間は月曜日から金曜日が9:00~19:00、土曜日・祝日が9:00~18:00です。
事業で使用している車両を売却する場合は、通常業務との兼ね合いもあるため、問い合わせ可能な曜日・時間帯を確認しておくと相談を進めやすくなります。
即日資金化を掲げている
トラックファイブは即日資金化を掲げています。
ただし、実際の取引では車両の状況や契約内容、必要書類の準備状況などによって手続きの進み方が異なる可能性があります。
売却時期に希望がある場合は、「いつ査定できるか」「いつ車両を引き渡すのか」「どの段階で売買契約が成立するのか」といった取引の流れを事前に確認しておくことが重要です。
特に事業用車両では、現在の業務でいつまで車両を使用するのか、新しい車両との入れ替え時期をどうするのかも含めて計画しておく必要があります。
トラックファイブを検討するときのポイント
トラックファイブは、トラック買取専門店へ相談したい場合に比較対象となるサービスです。
トラック・バンだけでなく、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなども対象としているため、トラック以外の車両・機械についても相談したい場合は、対象範囲を確認してみるとよいでしょう。
無料ネット査定、無料出張買取、書類手続き代行といった売却時のサービスも確認できます。
一方、査定額そのものは車両の状態、年式、走行距離、上物、その時点の相場などによって変わります。
売却を検討するときは、車検証などの基本情報に加えて、上物の種類や状態、不具合の有無なども整理して相談することが大切です。
トラック王国|中古トラックの販売と買取の両方を行うサービス

出典:トラック王国公式サイト
トラック王国は、株式会社トラックオーコクが運営するサービスです。
今回の比較では、買取だけを行うタイプではなく、「中古トラックの販売と買取の両方を行う会社」として比較できます。
トラック王国のサービス概要
運営会社の株式会社トラックオーコクは東京都渋谷区笹塚に所在し、トラック王国を運営しています。
古物商許可は第304421008668号です。
販売と買取の両方を行っており、販売窓口と買取窓口はそれぞれ別の電話番号が設けられています。
中古トラックを「売る」という目的だけでなく、販売事業も行っている会社であることが、買取専門店とのタイプの違いになります。
販売と買取の両方を展開
中古トラック会社を比較するときに確認したいのが、その会社がどの事業領域を持っているかです。
トラック王国の場合は、中古トラックの販売と買取の両方を行っています。
そのため、買取専門店とは事業構造が異なります。
また、販売と買取では問い合わせ窓口が分けられているため、売却を目的とする場合は買取窓口を確認して問い合わせることになります。
車両を売却すると同時に別の中古トラックを探している場合でも、「売却の相談」と「購入の相談」を分けて整理しておくと話を進めやすくなります。
展示場のエリア
トラック王国は、北関東・神奈川・中部・愛知・関西・広島・福岡に展示場を展開しています。
トラックの売却先を比較するときは、単純に店舗数だけを見るのではなく、自社の車両が置かれている地域とサービス側の拠点との関係を確認することが重要です。
査定を依頼する場合は、車両所在地への対応方法や、実車確認がどのような流れになるのかを事前に確認しておくとよいでしょう。
中古重機や整備などの関連事業
トラック王国の業務内容には、中古重機各種、オークション代行、車検・一般整備が含まれています。
また、EVトラック、資金調達、人材サービスに関するページもあり、業販向けログインも用意されています。
中古トラックの売買だけを見るのではなく、周辺事業を含めてどのようなサービスを展開している会社なのかを確認したい場合の比較材料になります。
ただし、関連サービスがあることと、売却予定の車両が具体的にどのような条件で査定されるかは別の話です。
査定を依頼するときは、車両そのものの情報を正確に伝えることが重要です。
上物の情報も整理して査定を依頼する
トラックは、シャシーだけでなく上物によって用途が大きく変わります。
たとえばクレーン、ダンプ、冷凍機などが装備されている場合は、その種類だけでなく状態も査定に関係します。
査定を依頼するときには、メーカー、車種、年式、走行距離などの基本情報だけでなく、上物のメーカーや仕様、作動状態、不具合の有無など、把握している情報を同じ条件で伝えることが重要です。
複数社を比較する場合も、一方には詳細な情報を伝え、もう一方には簡単な情報しか伝えていない状態では比較しにくくなります。
できるだけ同じ車両情報・同じ条件で査定を依頼しましょう。
受付時間と問い合わせ時の確認事項
受付は月曜日から金曜日が9:00~19:00で、土曜日・祝日は18:00までです。
問い合わせの際には、車両の基本情報だけでなく、車両所在地、現在使用中かどうか、希望する売却時期、必要書類の状況などを整理しておくとよいでしょう。
事業用車両であれば、リース契約の有無、所有権留保、ローン残債などについても確認が必要になることがあります。
車検証の「所有者」と「使用者」が異なっている場合は、そのまま自己判断せず、売却できる条件や必要な手続きを確認することが大切です。
トラック王国を検討するときのポイント
トラック王国は、中古トラックの販売と買取の両方を展開する会社を売却先の候補として比較したい場合に確認できるサービスです。
展示場を複数エリアに展開しているほか、中古重機各種、オークション代行、車検・一般整備なども業務内容に含まれています。
売却相談では、買取窓口を確認したうえで、車両の種類、所在地、上物の仕様、売却希望時期などを具体的に伝えるとよいでしょう。
トラックワン|販売・買取・レンタル・リース・整備を自社で行う会社

出典:トラックワン公式サイト
トラックワンは、株式会社TRUCK-ONEが運営しています。
今回比較するサービスのなかでは、販売と買取だけでなく、レンタル、リース、整備まで自社で行っていることが特徴です。
トラックワンのサービス概要
株式会社TRUCK-ONEは山口県下松市に所在し、福岡証券取引所Q-Boardに上場しています。
創業当初から30年以上、トラック専門店として事業用車両に特化しており、販売・買取・レンタル・リース・整備を自社で行っています。
窓口は販売、買取、レンタル・リース、整備でそれぞれ分かれています。
営業は平日9:00~18:00で、土曜日・日曜日・祝日は定休日です。一方、問い合わせ・資料請求は24時間受け付けています。
販売から整備まで自社で対応
トラックワンの特徴を会社タイプで整理すると、「トラックに関する複数の事業を自社で行う会社」と捉えることができます。
販売と買取に加えて、レンタル、リース、整備まで自社で行っています。
トラックは事業で長期間使用されることも多く、売買だけでなく修理や整備なども関係する商用車です。
そのため、売却先を比較するときに「買取だけを行う会社」と「整備を含めて自社で対応する会社」の違いを見たい場合は、一つの比較ポイントになります。
修理整備・部品取り・国内外の取引にも対応
トラックワンは、修理整備や部品取り、国内外の取引についても自社で対応しています。
中古トラックは、年式や走行距離だけで一律に判断できるものではありません。
車両本体の状態に加えて、エンジン、駆動系、架装部分などの状態も車両ごとに異なります。
特に長期間事業で使用した車両や、修理が必要な箇所がある車両を相談するときは、不具合や修理歴など、把握している情報を査定時に伝えておくことが重要です。
売却後の抹消・名義変更・カンバン処理
トラックワンでは、売却後の車両について、抹消、名義変更、カンバン処理まで行うと案内しています。
事業用トラックを売却する場合に特に注意したいのが、車両を引き渡した後の手続きです。
車両の所有者が変わる場合には移転登録などが関係し、使用を中止する場合には抹消登録が関係します。
国土交通省も、所有者の名義が変わった場合には移転登録を行うよう案内しています。
そのため、売却時には「車を渡したから終わり」と考えず、名義変更や抹消登録がいつ行われるのかを確認することが大切です。
事業用車両の場合は、カンバン、いわゆる営業ナンバーに関する処理についても確認しておきましょう。
リース中・所有権留保・ローン残債がある車両
事業用車両では、会社が現金で購入し完全に所有している車両だけでなく、リース中の車両やローンを利用して購入した車両もあります。
売却前には、まず車検証上の所有者と使用者を確認しましょう。
リース中の場合は、契約者側の判断だけで売却できるとは限りません。
また、ローンを利用していて所有権が販売会社や信販会社などに留保されている場合には、所有権に関する手続きが必要になる可能性があります。
ローン残債がある場合も含め、査定を依頼する段階で現在の契約状況を伝え、どのような手続きが必要なのかを確認することが重要です。
営業時間と相談窓口
トラックワンの営業時間は平日9:00~18:00で、土曜日・日曜日・祝日は定休日です。
販売、買取、レンタル・リース、整備で窓口が分かれているため、中古トラックを売却したい場合は買取の相談として問い合わせます。
問い合わせ・資料請求については24時間受け付けています。
事前に車両情報や相談したい内容を整理しておけば、営業時間外に問い合わせを送信し、その後のやり取りを進める方法も検討できます。
トラックワンを検討するときのポイント
トラックワンは、販売・買取・レンタル・リース・整備まで自社で行う会社という観点から比較できます。
特に、売却後の車両について抹消・名義変更・カンバン処理まで行うと案内している点は、事業用車両を売却するときに確認しておきたいポイントです。
リース中の車両や所有権留保がある車両、ローン残債がある車両については、通常の所有車両と同じように売却できるとは限らないため、契約内容と車検証を確認してから相談しましょう。
トラック市|商用車専門の全国FC組織

出典:トラック市公式サイト
トラック市は、株式会社トラック市が運営する商用車専門の全国FC(フランチャイズ)組織です。
1社がすべての店舗を直接運営する形態とは異なり、加盟企業によって構成されていることが、今回比較するほかのサービスとの大きなタイプの違いです。
トラック市のサービス概要
トラック市は、平成7年に国内初の商用車専門全国FC組織として展開を開始し、2025年に30周年を迎えています。
独自の審査をクリアした企業のみで構成されており、令和7年9月現在で200社・240店舗と案内されています。
ここで重要なのは、トラック市を「全国FC組織」として理解することです。
単独企業が全国すべての拠点を同じ形態で運営するサービスとは仕組みが異なるため、売却先を比較するときにも組織形態の違いを踏まえて確認するとよいでしょう。
全国FCという会社タイプの違い
中古トラックの売却先を探すと、「全国対応」という言葉だけで比較してしまいがちですが、全国に対応する仕組みは会社によって異なります。
自社の支店網を展開しているケースもあれば、FC加盟店によって全国のネットワークを形成しているケースもあります。
トラック市は後者です。
そのため、問い合わせをするときには「トラック市」というブランドだけを見るのではなく、実際にどの加盟店と取引することになるのかも確認するとよいでしょう。
掲載車両は加盟店の自社在庫
トラック市に掲載されている車両は、すべて加盟店の自社在庫です。
車両の詳細については各店舗へ問い合わせる形になっています。
これは販売側の仕組みに関する特徴ですが、FC組織として各加盟店が車両を扱っていることを理解する材料になります。
中古トラックを売却する場合も、相談先となる店舗や企業について確認し、具体的な取引条件や手続き方法を個別に確認することが重要です。
総合受付と各店舗への問い合わせ
トラック市には総合受付の電話番号が設けられています。
一方、掲載車両の詳細については各店舗に問い合わせる仕組みです。
FC組織を利用するときには、「総合受付で確認できること」と「実際の店舗に確認すること」を分けて考えると分かりやすくなります。
中古トラックの売却相談では、売却予定車両の所在地や種類などを伝え、どこに相談すればよいかを確認するとよいでしょう。
受付時間
総合受付は平日9:00~17:30です。
事業用トラックについて問い合わせる場合は、平日の業務時間と重なる可能性があります。
車検証、走行距離、上物の情報、車両所在地などをあらかじめ整理しておき、確認したい項目をまとめてから問い合わせると効率的です。
また、FC組織であるため、具体的な対応については実際の相談先となる店舗にも確認することが重要です。
FC組織を利用するときに確認したいこと
FC型のサービスを比較するときは、ブランド全体の情報と、実際に取引する店舗・企業の情報を区別することが大切です。
売却相談をするときには、査定を担当する事業者、車両引き取りの方法、必要書類、名義変更や抹消登録などの手続きについて確認しましょう。
特に売却後の登録手続きについては、「誰が」「いつまでに」「どの手続きを行うのか」を具体的に確認しておくことが重要です。
トラック市を検討するときのポイント
トラック市は、商用車専門の全国FC組織という会社タイプから比較できるサービスです。
自社支店を全国展開する会社とは運営形態が異なり、加盟企業・加盟店舗によるネットワークで構成されています。
そのため、売却を検討するときにはトラック市全体の特徴だけでなく、実際に取引する加盟店の対応内容まで確認することがポイントです。
リトラス|中古トラックの販売・買取と自社工場での架修・架装を行う会社

出典:リトラス公式サイト
リトラスは株式会社リトラスが運営する中古トラックの販売・買取サービスです。
今回の比較では、販売と買取に加えて、自社工場で架修・架装を行っている会社というタイプで整理できます。
リトラスのサービス概要
株式会社リトラスは2013年創業です。
中古トラックの販売・買取に加えて、自社工場で架修・架装を行っています。
また、パーツ販売やDPF洗浄のサービスも展開しています。
中古トラックを「売る・買う」だけでなく、車両に関連する整備・架装領域まで事業を展開している点を比較材料にできます。
自社工場で架修・架装に対応
トラックは用途に合わせてさまざまな架装が施される車両です。
リトラスでは自社工場で架修・架装を行っています。
中古トラックを売却するときにも、車両本体だけでなく、どのような上物が付いているかを整理して伝えることが大切です。
たとえばクレーン、ダンプ、冷凍機などが付いている場合、上物の有無と状態も査定に関係します。
上物が正常に動作するか、不具合があるか、修理歴があるかなど、把握している情報があれば査定時に伝えましょう。
支店の展開エリア
リトラスは、北海道、東北、群馬、埼玉、福井、名古屋、福岡、熊本、沖縄に支店を展開しています。
トラックの売却を相談するときは、売却予定車両が置かれている場所と支店の位置を確認することがポイントです。
特に車検切れの車両や不動車など、自走して店舗へ持ち込むことが難しい車両の場合は、どのような方法で査定・引き取りを行うのかを事前に相談する必要があります。
中古トラックを細かな条件から検索できる
リトラスでは、中古トラックをボディタイプ、メーカー、サイズ、年式、型式、走行距離、エリアから検索できます。
未使用車に絞った検索にも対応しています。
これは主に購入者向けの機能ですが、販売事業を行う会社としてどのような車両情報を扱っているかを確認する材料になります。
売却側も、自分の車両について同様の項目を整理しておくと査定を依頼しやすくなります。
特に型式やボディタイプなどは、口頭だけで正確に伝えるのが難しい場合があります。車検証などを手元に用意して確認するとよいでしょう。
パーツ販売やDPF洗浄にも対応
リトラスではパーツ販売やDPF洗浄もサービスとして展開しています。
トラックは長期間使用されることがあり、車両本体以外にも部品や整備に関するニーズがあります。
中古トラック会社を比較するときには、買取サービスだけを見る方法のほか、その会社が中古トラックに関連してどのような事業を行っているのかを見る方法もあります。
ただし、関連事業の幅だけで売却先を決めるのではなく、実際の査定条件、手続き、車両引き渡し方法などを個別に確認することが重要です。
不動車や過走行車を相談するとき
不動車や走行距離が多い車両についても、最初から売却できないと自己判断するのではなく、現在の状態を正確に伝えて相談する方法があります。
問い合わせ時には、
「エンジンが始動するか」
「自走できるか」
「故障している箇所が分かっているか」
「車検が残っているか」
「上物が動作するか」
「車両がどこに保管されているか」
などを整理しておくと状況を伝えやすくなります。
また、事故や故障などによって動かなくなった場合は、その経緯も可能な範囲で伝えましょう。
不動車の場合は引き取り方法にも関係するため、査定の方法と車両移動の方法をあわせて確認することが重要です。
リトラスを検討するときのポイント
リトラスは、中古トラックの販売・買取に加え、自社工場で架修・架装を行う会社という観点から比較できます。
パーツ販売やDPF洗浄なども展開しています。
架装されたトラックを売却する場合は、車両本体の基本情報に加えて、上物の種類や仕様、現在の状態なども整理して相談するとよいでしょう。
中古トラック売却先5サービスの比較表
5サービスの違いを、今回の記事で重視している「会社タイプ」を中心に整理すると次のようになります。
| サービス | 会社・サービスのタイプ | 車両・関連領域 | 拠点・ネットワークの特徴 | 査定・売却時に確認できる特徴 | 手続き・関連サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| トラックファイブ | トラック買取専門店 | トラック・バン、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなど | 北海道から沖縄までの支店網 | 無料ネット査定、無料出張買取 | 書類手続代行無料。即日資金化を掲げる |
| トラック王国 | 販売と買取の両方を行う会社 | トラックに加え、中古重機各種も業務内容に含む | 北関東・神奈川・中部・愛知・関西・広島・福岡に展示場 | 販売窓口と買取窓口を分けている | オークション代行、車検・一般整備なども業務内容に含む |
| トラックワン | 販売・買取・レンタル・リース・整備を自社で行う会社 | 事業用車両に特化 | 自社で複数事業を展開 | 買取専用窓口あり | 修理整備、部品取り、国内外の取引、売却後の抹消・名義変更・カンバン処理まで対応すると案内 |
| トラック市 | 商用車専門の全国FC組織 | 商用車 | 加盟企業・加盟店舗による全国FC | 総合受付があり、車両詳細などは各店舗へ問い合わせる仕組み | 実際の取引先となる加盟店ごとの対応内容を確認することが重要 |
| リトラス | 中古トラックの販売・買取と自社工場での架修・架装を行う会社 | 中古トラック、パーツ、DPF洗浄など | 北海道・東北・群馬・埼玉・福井・名古屋・福岡・熊本・沖縄に支店 | 売却相談に加え、販売サイトでは詳細条件から車両検索が可能 | 自社工場で架修・架装を実施 |
比較表を見ると、5サービスはいずれも中古トラックに関係する事業を行っていますが、会社タイプには違いがあります。
そのため、単純に会社名だけを並べるのではなく、「買取専門店へ相談したいのか」「販売・買取の両方を行う会社を確認したいのか」「整備や架装まで扱う会社を候補にしたいのか」「全国FCの店舗網から相談先を探したいのか」といった観点から整理すると比較しやすくなります。
中古トラックをどこに売る?売却先を比較するときのポイント
中古トラックの売却先を選ぶときは、一つの条件だけで判断するのではなく、車両の種類や現在の状態、必要な手続きまで含めて比較することが重要です。
買取会社のタイプを確認する
最初に確認したいのが会社のタイプです。
今回の5サービスでも、
- 買取専門店
- 販売と買取の両方を行う会社
- 販売・買取・レンタル・リース・整備を自社で行う会社
- 全国FC組織
- 販売・買取に加えて自社工場で架修・架装を行う会社
という違いがあります。
どのタイプが一律に適しているということではありません。
重要なのは、自分が売却したい車両と相談したい内容に合っているかどうかです。
対応車種を確認する
トラックといっても、小型・中型・大型だけでなく、さまざまな用途の車両があります。
さらに事業者の場合は、トラック以外にバス、重機、建機、農機具などを保有していることもあります。
複数の車両・機械を整理したい場合には、トラック以外についても相談できるか確認するとよいでしょう。
今回の比較では、トラックファイブがトラック・バンのほか、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなども対象としています。
トラック王国も業務内容に中古重機各種を含んでいます。
実際に売却できるかどうかは、対象物の種類や状態を伝えて個別に確認しましょう。
上物の種類と状態を正確に伝える
中古トラックの査定では、車両本体だけを確認すればよいわけではありません。
クレーン、ダンプ、冷凍機などの上物の有無や状態も査定に関係します。
査定前には、
- 上物の種類
- メーカー
- 型式
- 仕様
- 動作状況
- 不具合の有無
- 修理歴
など、把握できる情報を整理しておくとよいでしょう。
すべて分からない場合は、分からない項目を推測して回答するのではなく、現車や資料を確認してもらう方法があります。
査定額は複数の条件によって変動する
中古トラックの査定額は固定されているものではありません。
車両の状態、年式、走行距離、上物の種類・状態、その時点の相場などによって変動します。
そのため、車種や年式だけから査定結果を決めつけることはできません。
外装・内装だけでなく、エンジンや駆動系、架装部分などの状態も車両ごとに異なります。
査定を受ける際には、故障や不具合がある場合も含め、現在の状態をできるだけ正確に伝えることが大切です。
複数社には同じ条件で査定を依頼する
売却先を比較したい場合は、複数社に同じ条件で査定を依頼すると比較しやすくなります。
たとえば、すべての会社に対して、
「同じ車検証情報」
「同じ走行距離」
「同じ上物情報」
「同じ不具合情報」
「同じ売却希望時期」
を伝えます。
条件が違えば、査定結果だけを並べても適切に比較しにくくなります。
また、査定結果だけではなく、出張対応、車両引き取り、必要書類、売却後の手続きなども同じ項目で確認すると、総合的に比較できます。
不動車・過走行車は状態を具体的に伝える
不動車や走行距離が多い車両の場合も、まずは現在の状態を具体的に伝えて相談しましょう。
不動車の場合は「動きません」だけでなく、
「エンジンが始動しない」
「エンジンは始動するが自走できない」
「事故後に動かしていない」
「車検が切れている」
「上物に不具合がある」
など、分かる範囲で状況を説明します。
車両の保管場所も重要です。
自走できない場合には、査定方法だけでなく、成約した場合の引き取り方法についても確認しておく必要があります。
過走行車の場合も、走行距離だけで売却可否を自己判断するのではなく、年式や車両状態、上物などの情報をまとめて相談するとよいでしょう。
中古トラック売却で確認したい古物商許可と本人確認
中古トラックは中古品、すなわち古物として取り扱われるため、事業として買取を行う会社を確認するときには古物営業法も関係します。
古物商が古物を買い受ける取引では、古物営業法に基づく相手方確認が関係します。本人確認の方法には身分証明書等を用いる方法などがあります。
売却を申し込む際は、買取会社から案内された本人確認方法に従い、必要な書類を準備しましょう。
古物商許可を確認する
中古車の買取会社を確認するときには、会社概要などに掲載されている古物商許可の情報も確認項目の一つになります。
今回ご提示いただいた情報では、
トラックファイブは東京都公安委員会の古物商許可証番号「第301081905967号」、
トラック王国は古物商「第304421008668号」
とされています。
許可情報を見る場合は、サービス名だけではなく運営会社もあわせて確認すると分かりやすくなります。
車検証などの書類を準備する
中古トラックの売却では、本人確認書類とは別に、車両の登録・譲渡に必要となる書類があります。
代表的なものとして、車検証、譲渡証明書、印鑑証明書などが関係します。
ただし、必要書類は車両や登録状況、所有者、手続き方法などによって異なる可能性があります。
法人名義の車両、所有者と使用者が異なる車両などでは必要な確認も変わるため、実際の取引前に買取会社へ必要書類の一覧を確認しましょう。
事業用トラックの売却前に確認しておきたいこと
事業用車両は、個人が所有する一般的な乗用車とは異なる確認事項があります。
特にリース、所有権、ローン、営業ナンバーなどについては、査定を申し込む前に確認しておくと手続きを進めやすくなります。
リース中の車両か確認する
リースで利用しているトラックは、使用している会社が車両の所有者とは限りません。
車検証とリース契約を確認し、売却を検討できる車両なのかをまず確認しましょう。
リース中の車両については、自己判断で売却手続きを進めず、リース会社や買取会社に必要な対応を確認することが重要です。
所有権留保を確認する
ローンなどを利用して購入した車両では、車検証上の所有者が自社ではない場合があります。
このような所有権留保がある車両では、所有権に関する手続きを確認する必要があります。
まず車検証の所有者欄と使用者欄を確認しましょう。
所有者が自社と異なる場合には、査定依頼時にそのことを伝えておくと、その後に必要となる手続きを確認しやすくなります。
ローン残債を確認する
車両購入時のローンが残っている場合も、契約状況を確認する必要があります。
ローンが残っているという情報を伏せたまま手続きを進めるのではなく、査定を依頼するときに現在の状況を伝えましょう。
所有権の状態とローン残債は必ずしも同じ問題ではないため、契約書と車検証の両方を確認しておくことが大切です。
カンバン(営業ナンバー)の処理を確認する
運送事業などで使用する事業用車両では、カンバン、いわゆる営業ナンバーの処理についても確認が必要です。
売却する車両が事業用車両の場合には、車両そのものの名義変更や抹消だけで判断せず、事業上必要となる手続きについても確認しましょう。
今回比較しているトラックワンは、売却後の抹消・名義変更・カンバン処理まで行うと案内しています。
ほかのサービスへ依頼する場合も、同じ観点から「事業用車両の場合はどこまで対応してもらえるか」を確認すると比較しやすくなります。
売却後は抹消登録・名義変更の完了時期を確認する
中古トラックを売却するときに見落としたくないのが、売却後の登録手続きです。
国土交通省は、自動車の所有者の名義が変わった場合に移転登録を行うよう案内しています。
また、自動車の利用を一時的に中止する場合には一時抹消登録、解体処分した場合などには永久抹消登録といった手続きがあります。
売却時には、どの手続きを行う予定なのかを買取会社へ確認しておきましょう。
「いつ完了するか」まで確認する
確認したいのは「手続きをしてくれるか」だけではありません。
「いつまでに手続きが完了する予定なのか」まで確認することが重要です。
さらに、手続き完了後に、その事実をどのような方法で確認できるのかも聞いておくとよいでしょう。
名義変更や抹消登録は、自動車税や自賠責保険の扱いにも関係します。
還付等の有無や具体的な扱いは登録状況や手続き内容などによって異なるため、売却時に個別に確認しましょう。
車両を渡した日と登録手続き完了日は同じとは限らない
車両を買取会社へ引き渡した日と、名義変更・抹消登録が完了する日は必ずしも同じとは限りません。
そのため、
「車両引き渡し日」
「契約成立日」
「登録手続きの予定」
「手続き完了の確認方法」
を分けて確認することが重要です。
特に複数台の事業用トラックをまとめて売却する場合は、車両ごとに手続き状況を管理できるようにしておくとよいでしょう。
中古トラック売却についてよくある質問
Q. 中古トラックはどこに売ればよいですか?
中古トラックを扱う会社には、買取専門店、販売と買取の両方を行う会社、販売・買取・レンタル・リース・整備まで自社で行う会社、自社工場で架修・架装を行う会社、全国FC組織などがあります。
どのタイプが一律に適しているとはいえないため、売却する車両の種類、所在地、上物、必要な手続きなどから比較しましょう。
Q. トラックファイブはどのようなタイプのサービスですか?
トラックファイブは株式会社ZEAL.TEAMが展開するトラック買取専門店です。
トラック・バンだけでなく、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなども対象としており、無料ネット査定、無料出張買取、書類手続き代行無料を案内しています。
Q. 中古トラックの査定額は何で変わりますか?
車両の状態、年式、走行距離、上物の有無や状態、その時点の相場などによって変動します。
クレーン、ダンプ、冷凍機などが装備されている場合は、その上物についても正確な情報を伝えることが重要です。
Q. 複数の買取会社へ査定を依頼してもよいですか?
複数社を比較する場合は、できるだけ同じ条件で査定を依頼すると比較しやすくなります。
車種、年式、走行距離、車両状態、上物、不具合、売却希望時期など、各社に伝える条件をそろえておきましょう。
Q. 動かないトラックでも相談できますか?
不動車の場合は、まず現在の状態を具体的に伝えて相談しましょう。
エンジンの始動可否、自走の可否、故障箇所、事故歴、車検の状況、上物の状態、車両の保管場所などを伝えると、査定や引き取り方法について確認しやすくなります。
Q. 走行距離が多いトラックはどうすればよいですか?
走行距離だけで売却できるかどうかを自己判断せず、年式、車両状態、上物なども含めて相談するとよいでしょう。
査定額は走行距離だけではなく複数の条件によって変動します。
Q. リース中のトラックを売却できますか?
リース車両は、使用している会社と所有者が異なることがあります。
リース契約や車検証を確認し、自己判断で売却せず、リース会社や買取会社へ必要な手続きを確認してください。
Q. ローンが残っているトラックは査定できますか?
査定相談をする場合は、ローン残債があることや車検証上の所有者を正確に伝えることが重要です。
所有権留保がある場合などは、所有権に関する手続きが必要になる可能性があります。
Q. トラック売却時にはどのような書類が必要ですか?
車検証、譲渡証明書、印鑑証明書などが関係します。
また、中古車の買取では古物営業法に基づく本人確認も関係します。
必要書類は名義や車両の登録状況などによって異なる可能性があるため、契約前に買取会社へ確認しましょう。
Q. 名義変更や抹消登録は確認したほうがよいですか?
確認することが重要です。
誰が手続きを行うのかだけでなく、いつ完了する予定なのか、完了後にどのような方法で確認できるのかまで確認しましょう。
名義変更や抹消登録は、自動車税や自賠責保険の扱いにも関係します。
まとめ
中古トラックの売却先を比較するときは、会社名だけでなく「どのようなタイプの会社なのか」を確認すると違いを整理しやすくなります。
今回取り上げた5サービスにも、それぞれ異なる特徴があります。
トラックファイブは、株式会社ZEAL.TEAMが展開するトラック買取専門店です。トラック・バンだけでなく、バス、重機・建機、農機具、乗用車、発電機、パーツなども対象としており、無料ネット査定、無料出張買取、書類手続き代行無料を案内しています。
トラック王国は販売と買取の両方を行い、中古重機各種、オークション代行、車検・一般整備なども業務内容に含む会社です。
トラックワンは、販売・買取・レンタル・リース・整備を自社で行い、売却後の抹消・名義変更・カンバン処理まで行うと案内しています。
トラック市は、商用車専門の全国FC組織です。加盟企業・加盟店舗によるネットワークという点で、自社支店を展開する会社とは運営形態が異なります。
リトラスは、中古トラックの販売・買取に加えて、自社工場で架修・架装を行い、パーツ販売やDPF洗浄も展開しています。
どの会社に査定を依頼する場合でも、中古トラックの査定額は車両の状態、年式、走行距離、上物の種類・状態、その時点の相場などによって変動します。
売却先を比較するときは、複数社に車種、年式、走行距離、上物、不具合などの情報をできるだけ同じ条件で伝えると比較しやすくなります。
また、事業用車両では、リース中かどうか、所有権留保がないか、ローン残債がないか、カンバンの処理が必要かといった点も確認が必要です。
車両を引き渡した後についても、名義変更や抹消登録を誰が行うのか、いつ完了する予定なのか、完了をどのように確認できるのかまで確認しておきましょう。
トラック以外の重機・建機や農機具なども含めて相談したい場合、出張で査定してもらいたい場合、売却時の書類手続きについて相談したい場合は、まずトラックファイブの無料ネット査定で、対象車両や現在の状況を伝えて相談する方法があります。