ドコモ光を含む光回線5社を比較|スマホのキャリア・住まい・提供エリアで選ぶポイント


光回線の選び方のイメージ

自宅のインターネット回線を選ぶときは、通信速度の表記だけで判断するのではなく、普段利用しているスマートフォンのキャリアや、自宅で利用できる回線の種類を確認することが大切です。

光回線には、NTTのフレッツ光回線を利用する「光コラボレーション(光コラボ)」と、事業者が独自のネットワークを利用して提供する回線があります。回線の仕組みが異なれば、提供エリアや乗り換え時の手続きも変わります。

特にマンションやアパートなどの集合住宅では、地域が提供エリアに含まれていても、建物に導入されている設備によって利用できるサービスやタイプが異なる場合があります。そのため、「自分の都道府県で使えるか」だけでなく、実際に利用する住所や建物まで確認することが重要です。

また、スマートフォンとのセット割が用意されているサービスを検討する場合は、利用しているキャリアだけでなく、スマートフォン側の料金プランや家族の契約回線数などの適用条件も確認しましょう。

この記事では、ドコモ光、SoftBank 光、auひかり、NURO 光、楽天ひかりを、「回線の種類」「スマートフォンとの組み合わせ」「提供エリア・建物」「通信速度プラン」「申込窓口」という共通の視点から比較します。

なお、記事内に記載する最大通信速度は、ベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値であり、実際の利用時の通信速度を保証するものではありません。実使用速度は利用環境、接続機器、建物設備、回線の利用状況などさまざまな条件によって変わります。

契約前には、提供エリアに加えて、契約期間、解約時の条件、工事費の残債、各種特典の適用条件や受取時期、申込窓口と契約後の問い合わせ先なども確認してください。

Table of Contents

光回線5サービスの特徴と申込窓口

ここからは、光コラボ型と独自回線型のサービスを順に見ていきます。スマホとのセット割の対象、提供エリア、回線の種類、申込窓口がそれぞれ異なります。記載している内容は各社の公式サイトで案内されているもので、最大通信速度はベストエフォート型サービスの技術規格上の最大値です。最新の料金や適用条件は公式サイトで確認してください。

ドコモ光|ドコモのスマホとの組み合わせを確認したい光コラボ

ドコモ光(アイ・ティー・エックス)

出典:ドコモ光(アイ・ティー・エックス)公式サイト

今回紹介するドコモ光の申込窓口は、アイ・ティー・エックス株式会社が運営する販売代理店です。

ドコモ光そのもののサービス内容だけでなく、「どこから申し込むのか」という点まで確認して検討したい人は、申込窓口の役割も理解しておきましょう。

ドコモ光の概要

ドコモ光は、NTTのフレッツ光回線を利用する光コラボ型の光回線です。

光コラボは、NTT東日本・NTT西日本から光回線を借り受けた事業者が、自社サービスとして提供する仕組みです。

独自回線型とは回線の仕組みが異なるため、現在フレッツ光や別の光コラボを利用している場合には、乗り換え方法についても確認しておく必要があります。

今回の申込窓口であるアイ・ティー・エックス株式会社は、ドコモ光の販売代理店として申し込みを受け付けています。販売代理店届出番号はC1904590で、所在地は東京都港区港南です。

スマホとのセット割を確認する

ドコモ光を比較するときに確認したいポイントの一つが、ドコモのスマートフォンとのセット割です。

普段からドコモのスマートフォンを利用している場合は、自宅の光回線とスマートフォンを組み合わせた場合の適用条件を確認すると、契約全体を整理しやすくなります。

ただし、セット割は「ドコモのスマートフォンを使っていれば同じ条件で適用される」というものではありません。

対象となるスマートフォンの料金プランや家族の回線数などによって適用条件が変わるため、申し込み前に自分の契約内容を確認することが重要です。

回線タイプと通信速度プラン

ドコモ光は光コラボ型のサービスで、最大10ギガのプランも扱っています。

ただし、最大通信速度の表記だけでサービスを判断しないようにしましょう。

最大通信速度はベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値であり、自宅で実際にその通信速度が出ることを保証するものではありません。

利用するプランだけでなく、提供エリア、建物設備、宅内の通信機器なども確認したうえで検討する必要があります。

提供エリアと住居を確認する

申込窓口のサイトでは、提供エリア確認フォームから手続きを進めることができ、その後、専門スタッフが電話で案内する仕組みになっています。

光回線では、同じ市区町村であっても住所によって利用条件が異なる場合があります。

特に集合住宅では建物に導入されている設備によって利用できるサービスが変わる可能性があるため、マンションやアパートの名称・住所まで含めて確認することが重要です。

賃貸住宅で新たな工事が必要になる場合には、工事内容によって管理会社や大家の許可が必要になることがあります。申し込みだけを先に進めるのではなく、必要な工事について確認しておきましょう。

申込窓口は販売代理店

今回紹介する窓口は、ドコモそのものではなく、アイ・ティー・エックス株式会社が運営する販売代理店です。

販売代理店は申し込みの受付を行いますが、申し込み後やドコモ光利用中の問い合わせについては、ドコモ光の公式窓口へ問い合わせるよう案内されています。

光回線を比較するときには、サービス名だけではなく、

「誰が回線サービスを提供するのか」

「誰が申し込みを受け付けるのか」

「契約後はどこに問い合わせるのか」

という違いも確認しておくことが重要です。

特典について確認したいポイント

ドコモ光では、公式特典として新規工事料相当のdポイント(期間・用途限定)を進呈する仕組みが案内されています。

ただし、特典には適用条件や進呈時期についての規定があります。キャンペーンや特典は申し込みの時期や条件によって内容が変更される可能性があるため、申し込み時点の案内を確認してください。

特典だけで判断せず、契約期間、解約時の条件、工事費の残債が発生する条件なども合わせて確認しておくことが大切です。

引っ越し時の手続き

申込窓口では、新規申し込みだけでなく、ドコモ光を利用中の人の引っ越しも受け付けています。

引っ越し先では現在と同じ条件で利用できるとは限りません。新居の住所や建物設備によって利用できるサービスが変わる可能性があるため、引っ越しが決まった段階で提供状況を確認しておくとよいでしょう。

ドコモ光を検討しやすい利用シーン

ドコモ光は、普段ドコモのスマートフォンを利用しており、スマートフォンとのセット割を含めて光回線を比較したい場合に確認しておきたい選択肢です。

また、フレッツ光回線を利用する光コラボ型であるため、現在利用している回線がフレッツ光または別の光コラボであれば、後述する「転用」「事業者変更」に該当するか確認してみましょう。

申込窓口が販売代理店である点も踏まえ、申し込み時の窓口と契約後の問い合わせ先を区別して理解しておくことがポイントです。

SoftBank 光|キャリア公式から申し込める光回線

SoftBank 光

出典:SoftBank 光公式サイト

SoftBank 光は、ソフトバンク株式会社が提供している光回線です。

ソフトバンクの公式サイトでは「SoftBank 光」「SoftBank 光+」「SoftBank Air」が案内されていますが、この記事では工事不要型の通信サービスではなく、固定回線であるSoftBank 光を比較対象とします。

SoftBank 光の概要

SoftBank 光は、NTTのフレッツ光回線を利用する光コラボ型のサービスです。

そのため、現在利用しているサービスがフレッツ光または別の光コラボの場合は、新規契約だけでなく、現在の契約状況に応じた乗り換え手続きについて確認する必要があります。

スマホキャリアとの組み合わせ

SoftBank 光を検討するときは、普段利用しているスマートフォンのキャリアとの組み合わせを確認しましょう。

光回線とスマートフォンをセットで契約する場合の条件は、対象となるスマートフォンの料金プランや必要なサービスなどによって異なる場合があります。

そのため、「同じブランドを利用している」という点だけではなく、自分が契約しているスマートフォンの料金プランが対象になるかまで確認することが重要です。

提供エリアと建物を確認する

光コラボ型であっても、すべての住所や建物で希望するプランを利用できるとは限りません。

特に集合住宅の場合は、建物内の設備によって申し込めるサービスや利用条件が変わる可能性があります。

引っ越し先や新居で利用する場合には、住所単位で提供状況を確認しましょう。

賃貸住宅で工事が必要になる場合には、工事内容によって管理会社や大家への確認・許可が必要になることがあります。

通信速度プランについて

SoftBank 光では、1ギガと10ギガの光回線が公式サイトで案内されています。

ただし、ここで示される最大通信速度は、ベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値として考える必要があります。

実際に利用する際の通信速度を保証するものではなく、利用環境や接続機器、回線の利用状況などによって変わります。

また、希望する通信速度プランが自宅で利用できるかは、提供エリアを確認して判断する必要があります。

申込窓口を確認する

今回比較するSoftBank 光については、ソフトバンク株式会社の公式サイトから申し込みを進められます。

公式サイトにはインターネット・固定電話のサービスページが設けられており、申し込みに加えてキャンペーンやサポートに関する情報も提供されています。

代理店経由の申し込みとは窓口の構造が異なるため、「どの会社に申し込むのか」を比較する場合にも確認しやすいポイントです。

契約条件・特典を確認する

SoftBank 光の公式サイトにはキャンペーンに関する案内がありますが、その内容や適用条件は時期によって変更される可能性があります。

契約時には、キャンペーンだけではなく、対象プラン、契約期間、解約時の条件、工事費の残債などを合わせて確認しましょう。

スマートフォンとのセット利用を検討している場合も、対象キャリアだけで判断せず、料金プランなどの適用条件を確認してください。

SoftBank 光を検討しやすい利用シーン

SoftBank 光は、普段利用しているスマートフォンとの組み合わせを確認しながら、光コラボ型の回線を検討したい場合に比較候補となります。

また、公式サイトから申し込み、キャンペーン、サポート情報まで確認したい場合にも、窓口の違いを比較しやすいサービスです。

auひかり|戸建てとマンションで提供内容を確認する光回線

auひかり

出典:auひかり公式サイト

auひかりは、KDDI株式会社が提供する光回線です。

au公式サイトでは、戸建て向けとマンション向けを分けてサービスを案内しています。マンション向けについては、建物設備によって複数の提供タイプがあります。

auひかりの概要

auひかりを検討するときは、まず住居が戸建てなのか集合住宅なのかを確認することが重要です。

公式サイトでも「戸建て」「マンション」が分けて案内されており、住居条件に応じて提供されるサービスを確認できます。

今回の比較では、NTTのフレッツ光を利用する光コラボ型とは異なる回線として整理します。

スマホとの組み合わせ

auひかりでは、auスマートフォンとのセット利用に関する仕組みが公式サイトで案内されています。

セット利用を検討する場合は、スマートフォン側の料金プランなどの適用条件を確認する必要があります。

また、家族で複数のスマートフォン回線を利用している場合は、対象となる回線の範囲も確認しておきましょう。

光回線単体だけで比較するのではなく、家庭で契約している通信サービス全体を整理して検討することがポイントです。

マンションでは建物設備の確認が重要

auひかりマンションは、すでにauひかりの設備が導入されている集合住宅を対象としており、建物によって利用できるタイプが異なります。

公式サイトでは、建物共用部から各戸までの配線方法などに応じて複数のタイプが案内されています。

そのため、「住んでいる地域がauひかりのエリアに含まれるか」だけでは判断できません。

実際の住所とマンション・アパートの設備を確認し、その建物で利用可能なタイプを調べる必要があります。

最大通信速度を見るときの注意点

auひかりのマンション向けサービスでは、建物設備や提供タイプによって技術規格上の最大通信速度が異なります。

公式サイトでも、マンション向けサービスについてベストエフォート型であることが明記されています。

記載されている最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。利用環境や回線の状況などによって実際の通信速度は変わります。

したがって、最大通信速度の数値だけではなく、自宅で利用できるタイプを先に確認することが重要です。

申込窓口について

au公式サイトでは、自宅で利用できるauひかりのサービスを確認したうえで、Webから申し込みを進める方法が案内されています。電話による相談・申し込みの窓口も設けられています。

また、auひかりではプロバイダについても確認が必要です。公式サイトではauが提供するプロバイダのほか、その他のプロバイダも案内されています。

申し込み時には、回線だけでなく利用するプロバイダや窓口についても確認しておきましょう。

契約条件と工事について

auひかりでは、住居や提供タイプによって契約条件が異なる場合があります。

集合住宅では建物の設備状況がサービス選択に直接関係するため、契約前の提供タイプ確認が重要です。

また、賃貸住宅で新たな設備工事が必要になる場合は、工事内容によって管理会社や大家の許可が必要になる可能性があります。

契約期間、解約時の条件、工事費の残債、キャンペーン・特典の適用条件なども、申し込み時点の公式情報で確認しましょう。

auひかりを検討しやすい利用シーン

auひかりは、普段利用しているスマートフォンとの組み合わせを確認したい場合や、光コラボとは異なる回線を比較したい場合に候補となります。

特に集合住宅では「auひかりを使いたい」という希望だけで決めず、住んでいる建物に対応設備があるかを先に確認することが重要です。

NURO 光|独自回線と提供エリアを確認して選ぶ光回線

NURO 光

出典:NURO 光公式サイト

NURO 光は、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する独自回線型の光回線です。

光コラボ型とは回線の仕組みが異なるため、現在利用している回線からの乗り換えでは工事や手続きの違いを確認する必要があります。

NURO 光の概要

NURO 光は独自回線を使う光回線です。

現在の公式サイトでは、下り最大2.5Gbpsのプランと「NURO 光10ギガ」が案内されています。NURO 光10ギガの下り最大通信速度は10Gbpsです。

電気通信事業者登録番号は関第94号、代理店届出番号は第C1903019号です。

また、NUROはネットワーク設備を順次増強していることを公表しています。

光コラボとの違い

NURO 光は、NTTのフレッツ光を利用する光コラボ型とは異なる独自回線です。

この違いは、乗り換え時に特に重要です。

フレッツ光から光コラボへ移る場合の「転用」や、光コラボ同士で変更する場合の「事業者変更」と同じ仕組みで切り替えられるとは限りません。

現在利用している回線を解約するタイミングや、新しい回線の開通工事について個別に確認する必要があります。

通信速度プランと注意点

NURO 光では、下り最大2.5Gbpsのプランと、下り最大10Gbpsの「NURO 光10ギガ」が案内されています。

ただし、これらはベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値です。

公式サイトでも、2.5Gbpsはネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下り最大速度であり、利用者が使用する個々の端末までの通信速度を示すものではないと説明されています。利用環境や端末機器の仕様、回線の利用状況などによって通信速度は変わります。

したがって、最大通信速度の表記は実際の通信速度を保証するものではありません。

提供エリアを住所単位で確認する

NURO 光では、提供エリアを確認したうえで申し込みを進めます。

プランによって提供対象となる地域が異なるため、希望するプランが住所に対応しているかを確認する必要があります。

集合住宅では、建物によって申し込めるタイプが異なる場合があります。公式サイトでも、マンションによって申し込めるタイプが異なることが案内されています。

地域単位だけで判断せず、実際に利用する住所と建物で確認しましょう。

ホームゲートウェイについて

NURO 光では、月額基本料とは別にホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の料金が必要と案内されています。

この記事では金額による比較は行いませんが、光回線の契約条件を確認するときは、基本となるサービス以外に必要となる機器やオプションの扱いも確認することが大切です。

「光回線そのものの契約内容」と「利用に必要な機器」を分けて確認すると、サービス同士を比較しやすくなります。

工事と住居条件を確認する

独自回線型のサービスへ乗り換える場合は、現在利用している光回線とは別に開通工事が必要になる可能性があります。

特に賃貸マンションやアパートでは、建物への工事内容によって管理会社や大家の許可が必要になる場合があります。

申し込み前に提供エリアだけでなく、工事方法や建物側の条件についても確認しておきましょう。

契約・特典について確認する

NURO 光の公式サイトではキャンペーン等が案内されていますが、内容や適用条件は変更される場合があります。

申し込み時には、契約期間、解約時の条件、工事費の残債、特典の対象条件、受取時期などを確認してください。

特に乗り換えの場合は、現在の回線の解約条件とNURO 光の開通時期を別々に確認しておくことが重要です。

NURO 光を検討しやすい利用シーン

NURO 光は、光コラボとは異なる独自回線を比較対象に含めたい場合に確認したいサービスです。

提供エリアと建物条件を確認し、希望するプランを利用できることが分かってから、工事方法や契約条件を比較するとよいでしょう。

楽天ひかり|楽天ポイントとの連携も確認できる光回線

楽天ひかり

出典:楽天ひかり公式サイト

楽天ひかりは、楽天モバイル株式会社が提供する光回線です。

マンションプランとファミリープランが用意されており、住居タイプに合わせて検討できます。

楽天ひかりの概要

楽天ひかりは、NTTのフレッツ光回線を利用する光コラボ型のサービスです。

そのため、フレッツ光や他の光コラボから乗り換える場合は、現在の契約状況に応じて「転用」や「事業者変更」に該当するかを確認することがポイントになります。

マンションプランとファミリープラン

楽天ひかりには、集合住宅を対象としたマンションプランと、戸建て向けのファミリープランがあります。

ただし、住居タイプだけで利用可否が決まるわけではありません。

住所や建物設備によって提供条件が異なる可能性があるため、実際の利用場所で確認する必要があります。

特に集合住宅では、建物に導入されている回線設備の状況を確認しましょう。

IPv6通信への対応

楽天ひかりはIPv6通信に対応しています。

ただし、IPv6への対応そのものが、特定の実使用速度を保証するものではありません。

光回線の最大通信速度はベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値であり、実際の通信速度は利用環境、端末、宅内ネットワーク、回線の利用状況などによって変わります。

通信方式だけでサービスの優劣を判断せず、自宅の利用条件と合わせて比較しましょう。

楽天ポイントとの連携

楽天ひかりでは、「楽天ひかり 最強おうちプログラム」やSPU(スーパーポイントアッププログラム)など、楽天ポイントと連携する仕組みがあります。

SPUについてはエントリーが必要です。

ポイントに関連する仕組みは適用条件が設定されている場合があるため、楽天の各サービスを利用しているという理由だけで適用されると判断せず、申し込み時点の条件を確認しましょう。

料金シミュレーションを利用できる

楽天ひかりには料金シミュレーションのページがあります。

光回線の契約では、住居タイプ、現在利用している回線、オプションなどによって確認すべき条件が変わるため、契約前に自分の利用条件を整理することが大切です。

この記事では金額を掲載しませんが、契約を検討するときは公式の料金シミュレーションなどを利用し、自分の条件に沿って確認するとよいでしょう。

光コラボとして乗り換え方法を確認する

楽天ひかりは光コラボ型であるため、現在フレッツ光を利用している場合と、別の光コラボを利用している場合では乗り換え手続きが異なります。

フレッツ光から光コラボへの変更では「転用」、光コラボから別の光コラボへの変更では「事業者変更」という手続きがあります。

ただし、現在の契約内容や利用設備によって必要な対応が変わる場合があるため、申し込み前に現在の契約先と新しい申込先の案内を確認してください。

契約条件を確認する

楽天ひかりを申し込む場合も、契約期間や解約時の条件、工事の有無、工事費の残債、各種プログラムの適用条件などを確認しておきましょう。

集合住宅では建物設備によって利用条件が変わる場合があります。

賃貸住宅で工事が必要となる場合には、工事内容に応じて管理会社や大家の許可が必要になる可能性があります。

楽天ひかりを検討しやすい利用シーン

楽天ひかりは、光コラボ型の回線を検討しており、楽天ポイントと連携する仕組みも含めて比較したい場合に確認しやすいサービスです。

現在フレッツ光または別の光コラボを利用している場合は、乗り換え手続きの種類も合わせて確認するとよいでしょう。

光回線5社の比較表

ここまで紹介した5サービスを、今回の記事で重視する比較軸で整理します。

サービス回線の種類スマホ・サービスとの組み合わせ住居・提供エリアで確認する点通信速度プラン等今回紹介する申込窓口・特徴
ドコモ光光コラボ型ドコモのスマホとのセット割を確認住所・建物単位で提供状況を確認最大10ギガのプランを扱うアイ・ティー・エックス株式会社の販売代理店。提供エリア確認後、専門スタッフが電話で案内
SoftBank 光光コラボ型スマホ側の対象プランなどを確認住所・建物設備を確認1ギガ・10ギガを案内ソフトバンク株式会社の公式サイトから申し込み可能
auひかり独自回線型auスマホとの組み合わせを確認戸建て・マンションを分けて確認。マンションは建物設備によって提供タイプが異なる住居・提供タイプによって異なるKDDI株式会社の公式サイトで提供状況確認・申し込みが可能
NURO 光独自回線型利用しているスマホや関連サービスの条件も含めて個別に確認プランごとの提供エリアと建物条件を確認下り最大2.5Gbps・下り最大10Gbps提供エリアを確認して申し込み。ホームゲートウェイが別途必要
楽天ひかり光コラボ型楽天ポイント連携の仕組みを確認マンション・ファミリーの住居タイプと提供条件を確認IPv6通信に対応楽天モバイル株式会社が提供。料金シミュレーションあり

※最大通信速度は、ベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値です。実際の利用時の通信速度を保証するものではありません。利用環境、端末、接続機器、建物設備、回線の利用状況などによって実使用速度は変わります。

※提供エリアは住所単位で異なり、集合住宅では建物設備によって利用できるサービスやプラン、提供タイプが異なる場合があります。

※セット割やポイント連携などの仕組みは、対象となるスマートフォンのキャリア・料金プラン、家族の回線数、その他の適用条件などによって利用可否が変わる場合があります。

光回線を選ぶときは「スマホ」と「住まい」の両方から考える

光回線を比較するときは、サービス名だけを並べるのではなく、自分の利用環境から候補を絞っていくと整理しやすくなります。

今回の5サービスでは、まず「普段使っているスマートフォン」と「自宅で利用可能な回線」を確認する方法が考えられます。

まず普段使っているスマホのキャリアを確認する

スマートフォンとのセット割を利用できる可能性がある光回線では、最初に現在利用しているスマートフォンのキャリアを確認します。

ただし、キャリアが一致しているだけで適用条件を満たすとは限りません。

対象となる料金プラン、必要なサービス、家族のスマートフォン回線数などによって条件が変わる場合があります。

「セット割があるか」だけでなく、「自分の契約内容で対象になるか」まで確認しましょう。

次に自宅の住所で提供エリアを確認する

スマートフォンとの組み合わせから候補を見つけても、自宅が提供対象でなければ利用できません。

そのため、次に実際の住所で提供エリアを確認します。

提供エリアは都道府県や市区町村だけで判断せず、可能な限り番地や建物まで含めて確認することが重要です。

特に独自回線型では、光コラボ型とは提供条件が異なるため、個別のエリア確認が重要になります。

集合住宅では「エリア内」だけで判断しない

マンションやアパートでは、地域としてサービス提供エリアに入っていても、希望する回線を利用できない場合があります。

理由の一つが建物設備です。

建物の共用部までどの回線が引き込まれているか、各住戸までどのような配線方式が採用されているかなどによって、利用できるサービスや提供タイプが変わる可能性があります。

auひかりマンションのように、建物設備によって複数の提供タイプが設定されているサービスもあります。

集合住宅で光回線を選ぶ場合は、住所検索だけでなく「自分の建物では何が利用できるのか」という視点で確認しましょう。

賃貸住宅では工事の許可を確認する

賃貸マンション、賃貸アパート、賃貸戸建てなどで新たな回線工事を行う場合、工事内容によって管理会社や大家の許可が必要になることがあります。

壁への穴あけや設備の設置などを伴う可能性がある場合は、自己判断で工事を進めないようにしましょう。

申し込み前または工事内容が判明した段階で、必要に応じて管理会社・大家へ確認することが大切です。

光コラボと独自回線の違いを理解しておく

今回比較したサービスは、大きく「光コラボ型」と「独自回線型」に分けて考えることができます。

ドコモ光、SoftBank 光、楽天ひかりは、NTTのフレッツ光回線を利用する光コラボ型です。

一方、auひかりとNURO 光は、今回の比較では独自回線型として整理できます。

光コラボとは

光コラボは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用し、各事業者が自社の光回線サービスとして提供する仕組みです。

回線設備を共有していても、サービス提供事業者、料金体系、スマートフォンとのセット条件、サポート、申込窓口などは異なります。

そのため、「同じフレッツ光回線を利用しているからどこでも同じ」と考えるのではなく、契約条件を比較することが重要です。

独自回線型とは

独自回線型は、光コラボとは異なるネットワークを利用する光回線です。

今回ではauひかりとNURO 光が該当します。

光コラボとは提供エリアや建物設備、開通までに必要となる工事などが異なる場合があります。

そのため、独自回線型を選ぶ場合は、自宅が提供エリアに含まれるかを確認したうえで、建物への導入可否や工事について確認しましょう。

乗り換えでは「転用」「事業者変更」「新規契約」の違いを確認する

光回線の乗り換えは、現在使っている回線と乗り換え先の組み合わせによって手続きが変わります。

特に覚えておきたいのが「転用」と「事業者変更」です。

フレッツ光から光コラボへの「転用」

現在NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光を利用しており、ドコモ光などの光コラボへ変更する場合、「転用」という手続きに該当する場合があります。

新しくまったく別の回線を引く場合とは手続きが異なるため、現在フレッツ光を契約している人は確認しておきましょう。

光コラボから光コラボへの「事業者変更」

現在光コラボを利用しており、別の光コラボへ変更する場合は「事業者変更」という手続きに該当する場合があります。

たとえば、光コラボ型サービスから別の光コラボ型サービスへの乗り換えを検討する場合です。

ただし、利用中の設備や契約内容によって必要な手続きが異なる可能性があるため、現在の契約先と乗り換え先の案内を確認してください。

独自回線への乗り換えでは工事を確認する

光コラボからNURO 光やauひかりなどの独自回線へ変更する場合は、「事業者変更」とは異なる手続きになります。

新しい回線を自宅へ引き込む工事が必要になる場合があるため、現在の回線をいつ解約するかも含めて確認しましょう。

先に現在の回線を解約すると、新しい光回線が開通するまで自宅の固定インターネット回線を利用できない期間が発生する可能性があります。

最大通信速度だけで光回線を選ばない

光回線を比較するときに目につきやすいのが「ギガ」などの最大通信速度です。

しかし、最大通信速度は実際の利用時の速度そのものではありません。

この記事で記載している最大通信速度は、すべてベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値であり、実使用速度を保証するものではありません。

実際の通信速度は、回線の利用状況、建物設備、宅内のLAN環境、Wi-Fiルーター、LANケーブル、パソコンやスマートフォンなどの端末側の仕様などによって変わります。

そのため、「最大通信速度の数値が大きい」という理由だけで契約先を決めるのではなく、利用できるエリア・プラン・設備などを合わせて確認することが重要です。

申込窓口の違いも比較しておく

同じ光回線でも、申し込みを受け付ける窓口には違いがあります。

今回紹介したドコモ光は、アイ・ティー・エックス株式会社という販売代理店の申込窓口です。

一方、SoftBank 光はソフトバンク株式会社、auひかりはKDDI株式会社の公式サイトから申し込みを進める方法があります。

光回線によっては、公式、販売代理店、プロバイダなど複数の申込窓口が存在する場合があります。

代理店とサービス提供事業者は同じとは限らない

販売代理店は、光回線の申し込みを受け付ける役割を担います。

しかし、申し込み後の契約管理や利用中の問い合わせまで、その代理店が担当するとは限りません。

今回のアイ・ティー・エックス株式会社の窓口でも、ドコモ光の申し込み後・利用中の問い合わせについてはドコモ光公式窓口への案内となっています。

代理店から申し込む場合は、「申し込みについて問い合わせる窓口」と「契約後に問い合わせる窓口」を事前に確認しておくとよいでしょう。

契約前に確認したい項目

光回線は長期間利用する可能性があるため、申し込み画面だけで判断せず、契約条件まで確認することが重要です。

確認したい主な項目は次のとおりです。

  • 自宅住所で利用できるか
  • 集合住宅の場合は建物設備が対応しているか
  • 希望する通信速度プランを利用できるか
  • スマートフォンとのセット割の対象条件
  • 家族のスマートフォン回線が関係する場合の条件
  • 契約期間
  • 解約時の条件
  • 工事費の残債が発生する条件
  • 工事の有無と工事方法
  • 賃貸住宅で管理会社・大家の許可が必要か
  • 特典やキャンペーンの適用条件
  • 特典の受取時期
  • 申し込みを受け付ける会社
  • 契約後・利用中の問い合わせ先

キャンペーンや特典は内容・期間・適用条件が変更される場合があります。申し込みを行う時点で条件を確認してください。

利用環境別に光回線を絞り込む考え方

ここでは、順位を付けるのではなく、利用環境ごとに確認しやすいサービスを整理します。

ドコモのスマホを利用している場合

ドコモのスマートフォンを利用している場合は、まずドコモ光のセット割について、自分のスマートフォン料金プランが対象になるか確認する方法があります。

そのうえで、自宅が提供エリアに含まれるか、希望するプランを利用できるかを確認しましょう。

今回の申込窓口はアイ・ティー・エックス株式会社の販売代理店であるため、申し込み後や利用中の問い合わせ先がドコモ光公式窓口になる点も把握しておく必要があります。

ソフトバンクのスマホを利用している場合

ソフトバンクのスマートフォンを利用している場合は、SoftBank 光との組み合わせについて対象プランなどの条件を確認します。

SoftBank 光は光コラボ型なので、現在フレッツ光や別の光コラボを利用している場合は、転用・事業者変更に該当するかも確認しましょう。

auのスマホを利用している場合

auのスマートフォンを利用している場合は、auひかりとのセット利用について適用条件を確認します。

ただし、auひかりは住居条件による確認が重要です。

特にマンションでは建物設備によって利用できるタイプが異なるため、スマートフォンとの組み合わせを確認すると同時に、自宅マンションの提供状況も調べましょう。

独自回線も候補にしたい場合

光コラボ以外も比較したい場合は、auひかりやNURO 光について自宅の提供状況を確認する方法があります。

独自回線は光コラボとは提供エリアや工事条件が異なるため、「利用したいサービス」から決めるのではなく、「自宅で利用できるサービス」を確認してから比較することが重要です。

楽天のサービスを利用している場合

楽天の各種サービスを利用している場合は、楽天ひかりのポイント連携の仕組みについて確認する方法があります。

「楽天ひかり 最強おうちプログラム」やSPUについて、利用条件やエントリーの必要性を確認したうえで判断しましょう。

ポイント制度だけではなく、光コラボとしての乗り換え方法、自宅の提供状況、契約条件も合わせて比較することが重要です。

よくある質問

Q. 光コラボとは何ですか?

光コラボは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用し、各事業者が自社ブランドの光回線として提供する仕組みです。

今回比較したサービスでは、ドコモ光、SoftBank 光、楽天ひかりが光コラボ型に該当します。

Q. 独自回線とは何ですか?

この記事では、NTTのフレッツ光を利用する光コラボとは異なるネットワークを利用するサービスを独自回線型として整理しています。

今回の比較では、auひかりとNURO 光が該当します。

提供エリアや工事方法などが光コラボと異なる場合があるため、住所単位で利用可否を確認することが重要です。

Q. 「転用」と「事業者変更」は何が違いますか?

一般に、フレッツ光から光コラボへ変更するときの手続きを「転用」、光コラボから別の光コラボへ変更するときの手続きを「事業者変更」と呼びます。

現在の契約状況によって必要な手続きが変わるため、乗り換え前に契約中のサービスを確認してください。

Q. 提供エリア内なら必ず申し込めますか?

地域として提供エリアに含まれていても、住所や建物設備によって利用できない場合があります。

特に集合住宅では、建物に導入されている設備によって利用できる回線や提供タイプが変わる可能性があります。

実際に利用する住所・建物で確認してください。

Q. マンションなら工事をしなくても利用できますか?

建物の設備や現在の回線状況によって異なります。

すでに対応設備が導入されている場合でも宅内で作業が必要になる可能性があります。また、新たな工事が必要となる場合もあります。

賃貸物件では、工事内容によって管理会社や大家の許可が必要になることがあります。

Q. 最大10Gbpsなら実際にも10Gbpsで通信できますか?

最大通信速度は実使用速度を保証するものではありません。

最大通信速度は、ベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値です。

実際の通信速度は、回線の利用状況、建物設備、LANケーブル、ルーター、端末の性能、Wi-Fiの利用環境などによって変わります。

Q. スマホと同じキャリアの光回線を選べばセット割は適用されますか?

キャリアが一致するだけで適用されるとは限りません。

対象となるスマートフォンの料金プラン、必要なサービス、家族の回線数などによって条件が変わる場合があります。

契約前に、自分が利用しているスマートフォンの料金プランを含めて適用条件を確認しましょう。

Q. 代理店から申し込む場合、利用中の問い合わせも代理店にすればよいですか?

申込窓口によって異なります。

販売代理店が申し込みを受け付けても、契約後・利用中のサポートはサービス提供事業者が担当する場合があります。

今回紹介したアイ・ティー・エックス株式会社のドコモ光申込窓口では、申し込み後・利用中の問い合わせはドコモ光公式窓口へ案内されています。

Q. キャンペーンを基準に選んでもよいですか?

キャンペーンや特典も比較材料の一つですが、それだけで判断せず、提供エリア、契約期間、解約時の条件、工事費の残債、適用条件、受取時期などを合わせて確認することが重要です。

キャンペーンや特典は内容・期間・条件が変更される場合があります。申し込み時点の情報を確認してください。

まとめ

ドコモ光、SoftBank 光、auひかり、NURO 光、楽天ひかりを比較するときは、単純に一つの項目だけで選ぶのではなく、「普段利用しているスマートフォン」と「住んでいる建物・エリア」の両方から候補を整理することが重要です。

ドコモ光、SoftBank 光、楽天ひかりは、NTTのフレッツ光回線を利用する光コラボ型です。現在フレッツ光や別の光コラボを利用している場合は、転用や事業者変更に該当するかを確認しましょう。

一方、auひかりとNURO 光は今回の比較では独自回線型として整理できます。光コラボとは提供エリアや工事条件が異なるため、利用する住所と建物で提供状況を確認することが重要です。

集合住宅では、地域が提供エリアに含まれていても、建物設備によって利用できるサービスや提供タイプが異なる場合があります。賃貸住宅で工事が必要な場合は、工事内容によって管理会社や大家の許可が必要になることもあります。

通信速度についても、最大値だけで判断しないようにしましょう。記事内で記載した最大通信速度は、ベストエフォート型サービスにおける技術規格上の最大値であり、実使用速度を保証するものではありません。

また、スマートフォンとのセット割は、キャリアだけでなく対象料金プランや家族の回線数などによって適用条件が変わります。契約期間、解約時の条件、工事費の残債、特典の適用条件や受取時期についても、申し込み前の確認が必要です。

今回最初に紹介したドコモ光は、ドコモのスマートフォンとのセット割を確認しながら光コラボ型の回線を検討したい場合の選択肢です。

今回の申込窓口であるアイ・ティー・エックス株式会社はドコモ光の販売代理店であり、サイト上の提供エリア確認フォームから申し込みを進めると、専門スタッフから電話で案内を受ける仕組みになっています。

一方、申し込み後や利用中の問い合わせはドコモ光公式窓口への案内となるため、「申し込みを受け付ける会社」と「契約後に問い合わせる窓口」の違いも理解したうえで検討しましょう。

光回線を選ぶ際は、最初にスマートフォンとの組み合わせを確認し、次に自宅住所・建物で利用できる回線を調べ、その後に回線タイプ、通信速度プラン、工事、契約条件、申込窓口を比較していくと、自分の利用環境に合った候補を整理しやすくなります。


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