
介護職の求人を探すサービスには、大きく分けて「アドバイザーから求人を紹介してもらう型」と「求人情報を自分で検索して応募する型」があります。
アドバイザーが間に入るサービスでは、希望する働き方や職場について相談しながら求人を提案してもらえるほか、サービスによって面接対策や条件交渉などのサポートを受けられます。
一方、自分で探す求人情報サイトは、勤務地や職種などの条件を設定し、掲載されている求人を比較しながら自分のペースで応募先を探せることが特徴です。
さらに、両方の探し方に対応しているサービスもあります。
そのため、介護職の転職サービスを比較するときは、単純に掲載されている求人を見るだけでなく、「求人をどのように探すのか」「どこまでサポートしてもらえるのか」を確認することが大切です。
この記事では、介護職専門の「レバウェル介護」をはじめ、「ウェルミージョブ」「介護ワーカー」「マイナビ介護職」「キャリオス ワーク」を比較します。
主な比較ポイントは次のとおりです。
- アドバイザーから求人紹介を受ける型か、自分で求人を探す型か
- 扱っている職種・分野の幅
- 面接対策や条件交渉などのサポート範囲
- 面談・登録方法
- 求人を探すときに利用できる条件
介護職の職場は、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、グループホーム、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援など、施設・サービスの種類によって仕事内容や勤務形態が変わります。
また、無資格、初任者研修、実務者研修、介護福祉士、ケアマネジャーなど、資格の有無や種類によって応募できる求人も異なります。
「どの転職サービスが上か」ではなく、それぞれの探し方やサポート内容の違いを整理し、自分が求人を探しやすいサービスを考えていきましょう。
介護職の転職に使える5つのサービス
ここからは、アドバイザーが求人を紹介するタイプと、自分で検索して応募するタイプに分けて、5つのサービスを順に見ていきます。扱っている職種の広さ、サポートの範囲、登録や面談の方法がそれぞれ異なります。記載している内容は各社の公式サイトで案内されているもので、求人の有無は地域と時期によって変わります。
レバウェル介護|地域専門アドバイザーから求人提案を受けながら探せる介護職専門サービス

出典:レバウェル介護公式サイト
レバウェル介護は、レバレジーズ株式会社が運営する介護職専門の求人・転職サイトです。
自分で求人を検索できる機能に加えて、地域専門アドバイザーに希望を伝え、条件に合った求人の提案を受けながら転職活動を進められる点が特徴です。
求人紹介だけではなく、面接対策や条件交渉、入職後までサポートすると案内されています。
アドバイザーから提案を受けて求人を探せる
レバウェル介護では、無料登録後に悩みや希望を伝え、その内容をもとに地域専門アドバイザーが求人を探して提案する流れとなっています。
「勤務地や勤務条件について相談しながら探したい」「求人情報を見るだけでは職場を選びにくい」といった場合に、アドバイザーとやり取りしながら候補を検討できる仕組みです。
一方で、サイト上では地域や路線、キーワードから求人を探すこともできます。
アドバイザーからの提案だけに限定されず、求人情報を自分でも確認しながら検討できる点も押さえておきたいところです。
介護職に特化して求人を探せる
今回比較するサービスの中には、介護以外の医療・障害福祉・保育などを扱うものもありますが、レバウェル介護は介護職専門の求人・転職サイトです。
介護業界への転職を考えていて、介護職を軸に求人を比較したい場合に確認しやすいサービスといえます。
介護の仕事は、同じ職種名であっても施設種別や勤務形態によって働き方が異なるため、「介護職」という条件だけで判断せず、具体的な仕事内容まで確認することが重要です。
職場に関する情報も確認しながら検討できる
レバウェル介護では、実際に働く方の声や事例、退職率や残業の情報もわかると案内しています。
求人票に掲載されている仕事内容や勤務条件だけでは判断しにくい情報も、応募先を検討するときの確認材料になります。
ただし、確認できる情報は求人や職場によって異なる可能性があります。応募を検討するときは、自分が重視する項目について個別に確認するとよいでしょう。
面接対策や条件交渉にも対応
求人が決まった後の支援として、面接対策や給与などの条件交渉をサポートすると案内されています。
事前の面接練習にも対応しているため、面接前に受け答えを整理しておきたい場合にも相談できます。
条件交渉については、希望した条件になることを保証するものではありません。自分が希望する勤務条件と求人側の条件を確認しながら進めることが大切です。
登録から入職後までの流れが示されている
レバウェル介護では、利用の流れを次の4ステップとして案内しています。
- 無料登録
- 悩みや希望を伝える
- 条件に合う求人の提案
- 面接対策から入職後までサポート
求人を探す段階だけではなく、面接や入職後まで相談できる仕組みとなっています。
アドバイザー型のサービスを検討するときは、「求人を紹介してもらえるか」だけでなく、選考中や入職後にどのようなサポートがあるかも比較すると違いを把握しやすくなります。
自分でも条件を指定して求人を検索できる
レバウェル介護では、地域や路線に加えて、「未経験可」「派遣」「日勤のみ」「土日休み」などのキーワードから求人を探すこともできます。
アドバイザーに希望を伝えるだけでなく、自分で求人を見ながら条件を整理したい場合にも利用できます。
たとえば「日勤を中心に探したい」「通勤しやすい路線から確認したい」といった場合は、検索機能とアドバイザーへの相談を組み合わせる方法も考えられます。
レバウェル介護が選択肢になりやすい人
レバウェル介護は、介護職に絞って転職先を探しながら、地域専門アドバイザーから求人提案を受けたい人が比較候補にしやすいサービスです。
面接前の準備や条件交渉についても相談したい場合は、サポート内容を確認してみるとよいでしょう。
一方、自分だけで求人を検索し、応募先とのやり取りもできるだけ自分で進めたい場合は、求人検索を中心とするサービスと比較しておくと、自分に合った方法を判断しやすくなります。
ウェルミージョブ|介護・医療・障害福祉・保育の求人を自分で検索して応募できる

ウェルミージョブ(旧:カイゴジョブ)は、株式会社エス・エム・エスが運営する求人サービスです。
介護だけではなく、医療・障害福祉・保育の求人も扱っています。
今回の比較軸では、職種や勤務地などから自分で求人を検索し、応募する形式を中心としたサービスとして整理できます。
自分で求人を検索して応募する形式が中心
ウェルミージョブでは、職種とエリア・駅などから求人を検索できます。
アドバイザーから紹介された求人を順番に検討するというより、自分で検索条件を設定し、興味のある求人を探して応募する使い方が中心です。
自分のペースで求人情報を見たい場合や、複数の求人を見比べながら応募先を考えたい場合に利用しやすい形式です。
介護以外の分野も扱っている
ウェルミージョブは介護求人だけに限定されておらず、医療・障害福祉・保育の求人も扱っています。
そのため、介護職に絞ったサービスとは扱う分野の幅が異なります。
介護業界で働くことを前提としている場合でも、どの職種・分野の求人を探しているのかを明確にして検索すると候補を整理しやすくなります。
気になる求人をキープできる
求人を見てすぐに応募するのではなく、気になった求人を「キープ」することができます。
複数の求人を確認してから応募先を考えたいときに使える機能です。
介護求人を比較するときは、施設種別、雇用形態、仕事内容、勤務形態など複数の項目を見る必要があります。気になる求人を保存しておけば、条件を見比べながら検討しやすくなります。
会員登録で新着求人やスカウトを確認できる
会員登録すると、新着求人やスカウトが届く仕組みがあります。
自分から検索する方法に加えて、登録後に届く情報を確認しながら求人を探すこともできます。
ただし、スカウトが届くことと、自分が希望する条件に合うことは別です。仕事内容や勤務地、勤務形態などを確認したうえで応募を判断しましょう。
施設種別や雇用形態を確認できる
求人には、小規模多機能型居宅介護、特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスなどの施設種別と雇用形態が表示されます。
介護職では、施設種別が変われば利用者への支援内容や勤務の流れも変わります。
そのため、求人検索では職種だけではなく、「どのような施設で働くのか」まで確認することが重要です。
ウェルミージョブが選択肢になりやすい人
ウェルミージョブは、検索条件を設定して自分で求人を探し、気になる求人を比較して応募したい人が検討しやすいサービスです。
介護に限定せず、医療・障害福祉・保育を含めた求人を扱っている点も、介護専門サービスとの違いです。
担当者から求人提案を受けることを中心に考えている場合は、アドバイザー型のサービスとサポート方法を比較しておくとよいでしょう。
介護ワーカー|介護職の転職サポートを受けながら求人を探せる

出典:介護ワーカー公式サイト
介護ワーカーは、株式会社トライトキャリアが運営する介護職向けの転職サービスです。
無料登録で転職サポートを受けられ、「相談したい」「転職したい」という目的から登録を進められます。
今回の比較では、自分だけで求人を探す形式よりも、転職について相談しながら進めたい人が確認しておきたいサービスとして位置づけられます。
介護職の転職をサポートするサービス
介護ワーカーは、介護職の転職をフルサポートすると案内しています。
求人情報を見るだけではなく、転職活動について支援を受けながら進められる点が、自分で検索・応募する求人情報サイトとの違いです。
転職活動をどこまで自分で進めたいか、担当者にどの程度相談したいかを考えて比較するとよいでしょう。
「相談したい」「転職したい」から登録できる
介護ワーカーでは、登録時に「相談したい」「転職したい」を選べます。
すぐに具体的な応募先を決める段階だけではなく、まず転職について相談したい場合にも利用を検討できます。
転職時期や希望条件がまだ整理できていない場合は、相談の中で自分が重視する条件を整理する方法もあります。
キーワードから求人を探すこともできる
介護ワーカーでは、「ブランクありOK」「車通勤OK」などのキーワードでも求人を探せます。
担当者によるサポートを利用する場合でも、自分で求人情報を確認しておくと、希望条件を整理する材料になります。
特に勤務地、通勤方法、勤務形態、施設種別など、働き方に関わる条件は応募前に確認しておくことが大切です。
厚生労働大臣許可を受けた有料職業紹介事業者
介護ワーカーを運営する株式会社トライトキャリアは、厚生労働大臣許可「27-ユ-305209」の有料職業紹介事業者であることを公表しています。
また、日本人材紹介事業協会に所属していることも示されています。
有料職業紹介事業は、求人を掲載して求職者が直接応募する求人情報サイトとは仕組みが異なり、職業紹介事業者が求人企業と求職者の間に入り、職業を紹介します。
転職サービスを比較するときは、サイトの名称だけではなく、そのサービスが「求人情報を提供するサイト」なのか、「職業紹介を行うサービス」なのかを確認しておくことが重要です。
適正な有料職業紹介事業者の認定を公表
株式会社トライトキャリアは、厚生労働省「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」において、介護分野の認定事業者であることを公表しています。
この制度は、医療・介護・保育分野の有料職業紹介事業について、一定の基準を満たす事業者を認定する制度です。
認定の有無だけで転職サービスの向き・不向きが決まるわけではありませんが、有料職業紹介サービスを利用するときに、事業者について確認する材料の一つになります。
介護ワーカーが選択肢になりやすい人
介護ワーカーは、介護職への転職について担当者に相談しながら進めたい人が比較候補にしやすいサービスです。
「まず相談したい」という段階から登録方法を選べるため、転職条件が完全には決まっていない場合にも検討できます。
有料職業紹介サービスを選ぶ際に、厚生労働大臣許可や適正な有料職業紹介事業者の認定について確認したい人も、公開情報をチェックしておくとよいでしょう。
マイナビ介護職|介護・福祉の求人を資格や雇用形態から探して相談できる

出典:マイナビ介護職公式サイト
マイナビ介護職は、株式会社マイナビが運営する介護・福祉の求人・転職サービスです。
求人検索では都道府県、保有資格、雇用形態などから条件を絞り込めます。
また、「面談会場一覧」のページが用意されており、対面で相談できる場所が公開されています。
介護・福祉の求人を扱う転職サービス
マイナビ介護職では、介護・福祉分野の求人を探せます。
介護職として働きたい場合は、勤務エリアだけでなく、保有資格や希望する雇用形態を組み合わせて求人を確認できます。
自分が応募可能な求人を整理するときに、資格を検索条件として利用できる点が特徴です。
保有資格から求人を絞り込める
求人検索では、介護福祉士、初任者研修、社会福祉士、社会福祉主事、精神保健福祉士、実務者研修、無資格OKなどの条件が用意されています。
介護・福祉の求人は、仕事内容によって必要となる資格や応募条件が異なります。
そのため、「介護求人」という大きな括りだけで探すのではなく、自分の保有資格や応募条件に合わせて絞り込むことが大切です。
雇用形態からも求人を探せる
都道府県や資格だけではなく、雇用形態でも求人を絞り込めます。
同じ施設種別・職種でも、雇用形態によって勤務日数や勤務時間などの条件が異なることがあります。
応募する際には、求人情報に記載されている雇用形態と具体的な勤務条件を確認しましょう。
対面相談ができる場所を公開している
マイナビ介護職には「面談会場一覧」のページがあり、対面で相談できる場所が公開されています。
転職サービスを比較するときには、求人の種類だけではなく、「どのような方法で相談できるのか」も確認しておきたいポイントです。
文章やオンライン上の情報だけでなく、対面で相談しながら希望条件を整理したい場合は、利用可能な面談場所を確認するとよいでしょう。
マイページでお気に入り求人を管理できる
マイページを開設すると、お気に入り求人を管理できます。
複数の候補を比較するときは、気になる求人を保存しておくことで、後から条件を見直しやすくなります。
応募先を決める前に、施設種別や勤務条件などを比較する際にも活用できます。
はじめての転職に関する情報も用意されている
マイナビ介護職には、はじめて転職する人向けのページもあります。
転職活動では、求人を探すだけではなく、応募から選考までの流れを理解しておくことも重要です。
初めて転職サービスを利用する場合は、こうした案内も確認しながら準備を進めるとよいでしょう。
マイナビ介護職が選択肢になりやすい人
マイナビ介護職は、介護・福祉分野で求人を探し、資格や雇用形態などから候補を絞り込みたい人が検討しやすいサービスです。
また、対面相談が可能な場所が公開されているため、面談方法を比較材料にしたい場合にも確認できます。
自分で求人を管理しながら、必要に応じて転職について相談したい人は、具体的な利用方法を確認してみるとよいでしょう。
キャリオス ワーク|自分での求人検索とプロによるサポートの両方に対応

キャリオス ワーク(旧:介護求人ナビ)は、ベネッセキャリオスが運営する介護・看護の求人・転職サイトです。
自分で求人を検索する方法と、プロにサポートしてもらう方法の両方が用意されています。
今回の比較軸である「アドバイザーから紹介してもらうか、自分で探すか」という観点では、どちらの方法も選択肢にできるサービスです。
自分で求人を検索できる
キャリオス ワークでは、掲載されている求人を自分で検索できます。
条件を見ながら自分のペースで応募先を探したい場合は、求人検索を利用して候補を絞り込めます。
担当者から提案された求人だけを見るのではなく、自分でも求人情報を確認したい場合に使える方法です。
プロによるサポートも選択できる
自分で探すだけではなく、プロにサポートしてもらうこともできます。
「まず自分で求人を確認したいが、必要に応じて相談もしたい」という場合は、利用方法を選びながら転職活動を進められます。
サポートを利用するときは、具体的にどの段階まで支援を受けられるのかを確認してから利用するとよいでしょう。
LINE登録とWeb登録の入口がある
キャリオス ワークには、LINE登録とWeb登録という2つの入口があります。
転職サービスは継続的に情報を確認したり連絡を取ったりすることがあるため、自分が管理しやすい方法を選ぶことも大切です。
複数の転職サービスを併用する場合は、どのサービスからどの連絡が来たのかわからなくならないよう、連絡手段をあらかじめ整理しておくとよいでしょう。
介護職を含む複数の職種から探せる
求人は、介護職・ヘルパー、ケアマネジャー、看護師・准看護師などの職種から探せます。
この記事では介護職の転職を目的として比較しているため、介護職・ヘルパーやケアマネジャーなど、自分が希望する介護分野の職種に絞って確認することがポイントです。
保有資格や経験によって応募条件が異なるため、求人ごとの応募要件も確認しましょう。
介護に関するグループサイトも展開
グループサイトとして、介護の総合情報冊子「ハートページナビ」や介護情報の総合サイト「介護アンテナ」があります。
求人検索とは目的が異なりますが、介護に関する情報を確認できる関連サービスが展開されています。
転職先を探す際には求人条件だけではなく、施設や介護サービスについて理解を深めることも職場選びの参考になります。
キャリオス ワークが選択肢になりやすい人
キャリオス ワークは、自分で求人を検索する方法と、プロによるサポートを利用する方法の両方を検討したい人が比較候補にしやすいサービスです。
LINEとWebという登録方法の違いもあるため、自分が使いやすい入口を確認できます。
介護職として探す場合は、複数の職種が扱われていることを踏まえ、自分が希望する職種や応募条件を絞って求人を確認するとよいでしょう。
介護転職サービス5社の違いを比較
ここまで紹介した5サービスを、今回の記事で重視する「求人の探し方」「扱う分野」「サポート」「登録・面談方法」などの観点から整理します。
| サービス | 求人の探し方 | 扱う分野・職種の特徴 | サポートの特徴 | 登録・面談など | 求人検索の特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| レバウェル介護 | 地域専門アドバイザーから求人提案を受けられ、自分でも検索可能 | 介護職専門 | 求人紹介、面接対策、条件交渉、入職後までのサポートを案内 | 無料登録後、悩みや希望を伝えて求人提案を受ける | 地域、路線、未経験可、派遣、日勤のみ、土日休みなどから探せる |
| ウェルミージョブ | 自分で検索して応募する形式が中心 | 介護、医療、障害福祉、保育 | 新着求人やスカウトを確認できる | 会員登録に対応 | 職種、エリア・駅、施設種別、雇用形態などを確認でき、求人のキープも可能 |
| 介護ワーカー | 転職サポートを受けながら探せる | 介護職 | 介護職の転職をフルサポートすると案内 | 「相談したい」「転職したい」を選んで無料登録 | ブランクありOK、車通勤OKなどのキーワードでも探せる |
| マイナビ介護職 | 求人検索に加えて相談しながら検討できる | 介護・福祉 | 転職に関する相談が可能 | 対面相談ができる面談会場を公開 | 都道府県、保有資格、雇用形態などから絞り込める |
| キャリオス ワーク | 自分で検索する方法とプロによるサポートの両方 | 介護・看護 | プロによるサポートを選択可能 | LINE登録・Web登録 | 介護職・ヘルパー、ケアマネジャーなど職種から探せる |
5社はすべて介護分野の求人探しに利用できますが、サービスの仕組みは同じではありません。
レバウェル介護や介護ワーカーのように担当者からのサポートを受けながら進めるサービス、自分での求人検索を中心とするウェルミージョブ、求人検索と相談の双方を利用できるサービスなど、それぞれ特徴があります。
自分がどこまで担当者に相談したいのかを先に考えておくと比較しやすくなります。
アドバイザー型と自分で探す求人情報サイトは何が違う?
介護職の求人サービスを選ぶ際に理解しておきたいのが、「有料職業紹介」と「求人情報サイト」の違いです。
名称やサイトの見た目だけでは違いがわかりにくい場合がありますが、求職者と求人側の間に担当者が入るかどうかが大きなポイントになります。
有料職業紹介は担当者が求職者と求人側の間に入る
有料職業紹介では、職業紹介事業者が求職者と求人側の間に入り、求人を紹介します。
サービスによって範囲は異なりますが、希望条件について相談したり、求人を紹介してもらったり、選考に関する支援を受けたりできる場合があります。
自分だけでは希望条件を整理しにくい場合や、応募先について相談しながら検討したい場合に比較候補となります。
一方、担当者とのやり取りが発生するため、自分だけで転職活動を進める場合とは進め方が異なります。
求人情報サイトは自分で検索して直接応募する形式が基本
求人情報サイトは、掲載されている求人情報を検索し、求職者自身が応募する形式が基本です。
職種、勤務地、施設種別などの条件を変えながら多くの求人情報を確認し、自分の判断で候補を選べます。
自分のペースで検索したい人にとって利用しやすい一方、求人の比較や応募先との確認を自分で進める場面が多くなります。
両方の機能を持つサービスもある
実際の転職サービスは、「紹介型」「検索型」と完全に二分できるとは限りません。
アドバイザーから求人提案を受けられるサービスに求人検索機能が用意されていたり、自分で検索できる求人サイトでプロによるサポートを利用できたりする場合があります。
そのため、サービス名だけで判断せず、「自分が利用したい機能がどのように提供されているか」を確認しましょう。
有料職業紹介サービスでは許可や認定制度も確認する
担当者から職業紹介を受けるサービスを利用するときは、運営事業者について確認することも大切です。
確認材料の一つが、厚生労働大臣による有料職業紹介事業の許可です。
厚生労働大臣許可番号を確認する
有料職業紹介事業を行う事業者については、許可番号が公開されている場合があります。
たとえば、今回紹介した介護ワーカーの運営会社である株式会社トライトキャリアは「27-ユ-305209」を公表しています。
転職サービスを利用する際には、サービス名だけでなく、運営会社や職業紹介事業に関する表示を確認しておくとよいでしょう。
医療・介護・保育分野の認定制度も確認材料になる
厚生労働省には、「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」があります。
医療・介護・保育分野における有料職業紹介について、一定の基準を満たす事業者を認定する制度です。
今回の比較対象では、介護ワーカーを運営する株式会社トライトキャリアが介護分野の認定事業者であることを公表しています。
認定されていることだけを理由にサービスを選ぶ必要はありません。また、認定の有無をサービスの順位として扱うものでもありません。
運営会社、許可に関する情報、サービス内容、求人の探し方などと合わせて確認するための材料として考えるとよいでしょう。
介護転職サービスを選ぶときのポイント
介護職の求人を探す場合、転職サービスの機能だけを比較しても、自分に合った職場が判断できるとは限りません。
施設種別、資格、勤務条件なども含めて求人を確認する必要があります。
担当者から求人を紹介してほしいか考える
最初に考えたいのが、自分で求人を探したいのか、担当者から提案を受けたいのかという点です。
「希望条件を伝えて候補を探してもらいたい」「面接についても相談したい」という場合は、アドバイザー型のサービスを確認するとよいでしょう。
一方、「まず自分で求人を見比べたい」「応募する求人を自分のペースで探したい」という場合は、検索型の求人情報サイトが使いやすいことがあります。
どちらか一方に限定する必要はなく、自分で検索しながら必要な部分だけサポートを利用できるサービスもあります。
施設種別を確認する
介護職は、勤務する施設やサービスによって仕事内容と勤務形態が大きく変わります。
代表的なものとして、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援などがあります。
たとえば、施設内で利用者を支援する仕事と、利用者の自宅を訪問する仕事では、日々の業務の進め方が異なります。
施設種別の名称だけではなく、「具体的にどのような業務を担当するのか」まで求人情報や選考時に確認しましょう。
保有資格と応募条件を照らし合わせる
介護分野では、無資格から応募できる求人がある一方、特定の資格が応募条件となっている求人もあります。
初任者研修、実務者研修、介護福祉士、ケアマネジャーなど、自分の保有資格と求人の応募条件を照らし合わせて確認することが必要です。
今後取得を考えている資格がある場合も、現在の資格で担当できる業務と、資格取得後に選択肢となる業務を分けて考えると転職先を整理しやすくなります。
夜勤の有無を確認する
介護職の勤務条件を比較するときは、夜勤の有無を確認しましょう。
同じ職種でも、施設や配属先によって勤務形態は異なります。
「日勤のみで働きたい」「夜勤を含む勤務も検討している」など、自分の希望を整理したうえで求人情報を確認することが大切です。
求人情報だけで判断できない場合は、応募前や面接時に勤務時間帯やシフトについて確認しましょう。
人員配置や教育体制を確認する
仕事内容を検討するときは、人員配置や教育体制について確認することも重要です。
特に未経験の業務に挑戦する場合や、ブランクがある場合は、入職後にどのような形で業務を覚えていくのかを確認しておくと、職場を比較する材料になります。
求人情報に詳細が記載されていない場合は、担当者がいるサービスであれば相談し、直接応募する場合は選考時に確認する方法があります。
試用期間の条件を確認する
求人に試用期間が設定されている場合は、その期間と条件を確認しましょう。
試用期間中と本採用後で勤務条件などに違いがあるかも確認したいポイントです。
応募時にわからない項目を残したままにせず、求人情報や採用担当者への確認を通じて整理しておくことが大切です。
サポートがどこまで続くか確認する
アドバイザー型のサービスを選ぶ場合は、「担当者がいる」という点だけではなく、サポート範囲を比較しましょう。
求人紹介だけなのか、面接対策に対応しているのか、条件交渉について相談できるのか、入職後にもサポートがあるのかなど、サービスによって内容は異なります。
自分が必要としている支援を明確にすると、サービスを選びやすくなります。
登録・面談方法を確認する
転職活動では、担当者との連絡や求人情報の確認が継続することがあります。
Webから登録するサービス、LINEを入口として利用できるサービス、対面相談の場所を公開しているサービスなど、方法には違いがあります。
求人の内容だけではなく、自分が利用しやすい方法でやり取りできるかも確認しましょう。
求人の有無は地域と時期によって異なる
転職サービスを比較するときに注意したいのが、希望条件に合う求人が常に掲載されているとは限らないことです。
求人の有無は地域や時期によって異なります。
サービス全体の特徴だけで「希望する求人がある」と判断せず、実際に自分が働きたい地域や職種、施設種別などで求人を確認することが大切です。
複数の介護転職サービスを使うときの注意点
求人の探し方や扱う求人を比較するために、複数のサービスを確認する方法もあります。
ただし、登録するサービスが増えると、それぞれから求人案内や連絡を受ける場合があります。
連絡手段をあらかじめ決めておく
複数サービスに登録すると連絡が集中する可能性があるため、自分が確認しやすい連絡手段を決めておくと管理しやすくなります。
電話に対応できる時間帯、メッセージを確認するタイミングなど、自分の生活に合わせて整理するとよいでしょう。
担当者に希望する連絡方法を伝えられる場合は、登録後の相談時に確認しておく方法もあります。
同じ求人に重複して応募しないよう管理する
複数サービスを利用すると、同じ施設・事業者の求人を目にする場合があります。
どのサービスを通して応募したのかを記録し、同じ求人へ重複して応募しないよう管理しましょう。
気になる求人については、施設名、応募日、利用したサービス、選考状況などを整理しておくと確認しやすくなります。
希望条件をサービスごとに変えすぎない
複数のアドバイザーに相談する場合は、基本となる希望条件を整理しておくことも重要です。
勤務地、施設種別、勤務形態、夜勤の希望、保有資格などをまとめておけば、各サービスで提案された求人を同じ基準で比較できます。
担当者から提案を受けたからといって、すぐに応募を決める必要はありません。自分が重視する条件と照らし合わせて検討しましょう。
目的別に考える介護転職サービスの選び方
今回比較した5サービスは、求人を探す方法や扱う分野、相談方法などに違いがあります。
ここでは順位を付けるのではなく、希望する転職活動の進め方ごとに整理します。
介護職専門でアドバイザーから求人提案を受けたい場合
介護職に絞り、アドバイザーに希望を伝えて求人提案を受けながら進めたい場合は、レバウェル介護のサービス内容を確認するとよいでしょう。
地域専門アドバイザーによる求人提案に加え、面接対策、条件交渉、入職後までのサポートを案内しています。
自分でも地域や路線、勤務条件に関するキーワードから求人を探せるため、「相談しながら探す」と「自分でも確認する」を組み合わせたい場合にも比較候補になります。
自分で検索して応募先を決めたい場合
担当者から求人提案を受けることを中心とせず、自分で求人を検索して応募したい場合は、ウェルミージョブのような検索型サービスを確認できます。
職種やエリア・駅から求人を探し、気になる求人をキープしながら比較できます。
求人を一つずつ自分で確認して判断したい場合は、検索条件や保存機能の使いやすさも比較するとよいでしょう。
介護職の転職についてまず相談したい場合
具体的な応募先を決める前に、介護職の転職について相談したい場合は、介護ワーカーのように「相談したい」という段階から登録できるサービスを確認できます。
介護ワーカーの運営会社は、有料職業紹介事業の厚生労働大臣許可番号や、介護分野における適正な有料職業紹介事業者の認定についても公表しています。
サービスの仕組みや運営事業者に関する情報を確認しながら検討したい場合は、こうした情報も判断材料の一つになります。
保有資格から求人を絞り込みたい場合
介護福祉士、初任者研修、実務者研修など、現在の保有資格を基準に求人を探したい場合は、マイナビ介護職の検索条件を確認できます。
無資格OKを含む資格条件や雇用形態から求人を絞り込めるため、自分の応募条件を整理しながら検索できます。
また、対面での相談を希望する場合は、公開されている面談会場も確認できます。
自分で探す方法とサポートの両方を検討したい場合
まず自分で求人を探しつつ、必要に応じてプロのサポートも検討したい場合は、キャリオス ワークのように両方の方法を用意しているサービスがあります。
LINE登録とWeb登録の入口があるため、登録方法も含めて自分に合う使い方を確認できます。
介護以外の職種も掲載されているため、介護職の求人を探す場合は希望職種を明確にして検索するとよいでしょう。
介護職の求人に応募する前のチェックポイント
転職サービスを選んだ後は、個々の求人を同じ基準で確認することが重要です。
求人の名称や施設のイメージだけで決めず、少なくとも次の点を確認しておきましょう。
- 職種と具体的な仕事内容
- 施設・サービスの種別
- 雇用形態
- 必要な資格
- 勤務時間帯
- 夜勤の有無
- 休日やシフトの条件
- 人員配置
- 教育・研修体制
- 試用期間とその条件
- 入職後に担当する業務
- 通勤方法
- 希望条件について相談できる範囲
求人票だけでは確認できない項目がある場合、アドバイザー型なら担当者に質問する方法があります。
自分で直接応募する場合は、応募前の問い合わせや面接時に確認しましょう。
特に介護職は施設種別によって業務内容や勤務形態が異なるため、「介護職の求人」というだけで判断しないことが大切です。
FAQ|介護転職サービスを利用するときによく確認したいこと
Q. レバウェル介護は自分でも求人を検索できますか?
はい。レバウェル介護は地域専門アドバイザーから求人の提案を受けられるほか、自分でも地域・路線・キーワードなどから求人を探せます。
「未経験可」「派遣」「日勤のみ」「土日休み」などのキーワードから検索できるため、自分で求人情報を確認しながらアドバイザーに相談する使い方もできます。
Q. アドバイザー型と求人情報サイトはどちらを選べばよいですか?
どちらが一律に適しているとはいえません。
希望条件について相談し、求人提案や選考に関するサポートを受けながら進めたい場合はアドバイザー型が選択肢になります。
自分で求人を検索し、自分のペースで応募先を選びたい場合は、求人情報サイトが使いやすいことがあります。
両方の機能を利用できるサービスもあるため、自分が希望する転職活動の進め方から選びましょう。
Q. 転職サービスには無料で登録・相談できますか?
今回紹介したサービスには、無料登録や無料の転職サポートを案内しているものがあります。
利用するサービスによって仕組みやサポート範囲が異なるため、登録前に利用条件を確認してください。
Q. 有料職業紹介とは何ですか?
有料職業紹介は、職業紹介事業者が求人側と求職者の間に入り、職業を紹介する仕組みです。
求人情報サイトで求人を探して直接応募する形式とは、サービス提供の仕組みが異なります。
利用する際には、運営事業者や厚生労働大臣許可に関する表示なども確認しておくとよいでしょう。
Q. 「適正な有料職業紹介事業者」の認定があればサービス選びで有利ですか?
認定の有無だけで、自分に適したサービスかどうかが決まるものではありません。
厚生労働省の「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」は、一定の基準を満たした有料職業紹介事業者を認定する制度です。
サービスを比較するときの確認材料の一つとして、求人の探し方、サポート内容、運営会社などと合わせて確認するとよいでしょう。
Q. 無資格でも介護職の求人を探せますか?
無資格から応募できる求人もあります。
ただし、応募条件は求人によって異なり、資格が必要となる仕事もあります。
無資格、初任者研修、実務者研修、介護福祉士、ケアマネジャーなど、自分の資格と求人の応募条件を確認したうえで検討しましょう。
Q. 介護施設はどこでも仕事内容が同じですか?
同じではありません。
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援など、施設・サービスの種別によって仕事内容や勤務形態は変わります。
求人を比較するときは施設種別だけでなく、具体的な業務内容、勤務時間帯、夜勤の有無なども確認することが重要です。
Q. 夜勤なしの求人も探せますか?
勤務形態は求人によって異なります。
たとえば、レバウェル介護では「日勤のみ」などのキーワードから求人を探せます。
希望する勤務時間帯がある場合は、検索条件だけでなく、個々の求人情報でも勤務形態を確認してください。
Q. 転職サービスは複数登録してもよいですか?
複数のサービスを比較しながら利用する方法もあります。
ただし、登録先が増えると連絡が集中する場合があるため、電話やメッセージなど、自分が管理しやすい連絡方法を決めておくとよいでしょう。
また、同じ求人へ重複して応募しないよう、応募状況を管理することも大切です。
Q. 求人はいつでも同じ内容が掲載されていますか?
求人の有無は地域や時期によって異なります。
以前確認した求人が募集を終了していたり、別の時期に新しい求人が掲載されたりすることがあります。
転職を検討するときは、自分が応募する時点で希望する地域・職種・施設種別の求人を確認しましょう。
まとめ
介護職の転職サービスを比較するときは、掲載されている求人だけではなく、「アドバイザーから求人を紹介してもらう型か、自分で求人を探す型か」という違いを確認することが重要です。
レバウェル介護は、介護職専門の求人・転職サイトとして、地域専門アドバイザーが希望に合った求人を探して提案する仕組みを用意しています。面接対策や条件交渉、入職後までのサポートを案内しており、自分でも地域・路線・キーワードなどから求人を検索できます。
ウェルミージョブは、介護だけでなく医療・障害福祉・保育まで扱い、自分で検索して応募する形式が中心です。
介護ワーカーは介護職の転職サポートを提供しており、運営会社は厚生労働大臣許可番号や、介護分野における適正な有料職業紹介事業者の認定について公表しています。
マイナビ介護職は介護・福祉分野を扱い、保有資格や雇用形態から求人を探せるほか、対面で相談できる面談会場を公開しています。
キャリオス ワークは、自分で求人を検索する方法とプロによるサポートの両方を用意しており、LINE登録とWeb登録に対応しています。
どのサービスを利用する場合でも、実際に応募先を選ぶ際には、施設種別、仕事内容、必要資格、夜勤の有無、人員配置、教育体制、試用期間の条件などを確認することが大切です。
また、希望する求人の有無は地域や時期によって変わります。サービスの特徴だけで判断するのではなく、転職を検討している時点で実際の求人条件を確認しましょう。
求人選びについて相談しながら進めたい人はアドバイザー型、自分のペースで求人を比較して応募したい人は検索型、両方を使いたい人は双方の機能を持つサービスというように、自分が進めやすい方法から比較すると選択肢を整理しやすくなります。
そのうえで、介護職専門のサービスで地域専門アドバイザーから求人提案を受け、面接対策や条件交渉についても相談しながら進めたい場合は、レバウェル介護のサービス内容を確認してみるとよいでしょう。