オンライン個別指導・家庭教師5社を比較|講師の採用基準と教科特化の違い


オンライン個別指導を比較 講師の採用基準と教科特化の違い

オンライン個別指導や家庭教師を比較するとき、授業をオンラインで受けられるか、通塾が必要かといった「どこで指導を受けるか」に目が向きやすいものです。

しかし、中学生・高校生の個別指導を選ぶうえでは、もう一つ確認しておきたいポイントがあります。それが「誰が教えるか」です。

オンライン個別指導・家庭教師には、東大生を中心とした講師が担当するサービス、東大・早稲田・慶應など複数の難関大学から講師を探せるサービス、学生講師とプロ講師の両方を選べるサービスがあります。

さらに、対応教科にも違いがあります。複数教科の指導に対応するサービスがある一方、国語や数学など特定の教科に特化し、その教科を教えるための基準で講師を採用しているサービスもあります。

そのため、単に「有名大学の学生が在籍しているか」だけを見るのではなく、講師の属性、採用基準、対応教科、対象学年、体験授業の条件などを合わせて確認することが大切です。

この記事では、トウコベ、東大家庭教師友の会、家庭教師ファースト、ヨミサマ。、数強塾の5サービスを、次の共通基準で比較します。

  • 講師の属性
  • 在籍大学や経歴などの公開情報
  • 講師の採用・選考基準
  • 全教科型か教科特化型か
  • 対象学年
  • 指導形式
  • 体験授業・相談の条件
  • 返金保証などの制度

どのサービスが一律に優れているというものではありません。子どもがどの教科で困っているのか、講師にどのような経験を求めるのか、大学生講師とプロ講師のどちらが合いそうかによって、検討しやすいサービスは変わります。

また、講師の出身大学や指導経験だけで成績の伸び方が決まるわけではありません。子どもの学習状況、本人との相性、授業外での学習量なども関係するため、体験授業や相談の機会を利用しながら判断することが重要です。

Table of Contents

オンライン個別指導は「誰が教えるか」で比較してみよう

オンライン個別指導では、住んでいる地域に左右されにくく講師を探せるため、「どの大学の学生から学ぶか」「学生講師とプロ講師のどちらにするか」「特定教科の専門性を重視するか」といった比較がしやすくなります。

同じマンツーマン指導でも、講師の集め方や選考方法はサービスによって異なります。

講師の出身大学・在籍大学を見る

講師を比較するときに分かりやすい情報の一つが、出身大学や在籍大学です。

たとえばトウコベは、東大生を中心とした講師によるオンライン個別指導を特徴としています。公式サイトでは、東大生講師が累計2,200人以上、京大生講師が累計1,300人以上と案内されています。いずれも2025年7月の自社集計による数字です。

一方、東大家庭教師友の会は東大生だけに限定せず、さまざまな難関大学に在籍する学生や難関大卒の講師から条件に合う人を探す仕組みを採っています。オンラインサービスの公式サイトでは、難関大生教師や現役東大生が多数在籍していることを案内しています。

ヨミサマ。では、講師を東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の現役学生に限定しています。さらに、大学名だけで採用するのではなく、国語力や対話力を見る独自の選考を行っています。

このように「難関大学生が教える」という点が共通していても、対象となる大学の範囲や採用基準には違いがあります。

大学名だけでなく講師の採用基準も確認する

講師の大学名は比較しやすい情報ですが、それだけでは実際の指導力や子どもとの相性までは分かりません。

そこで確認したいのが、各サービスが講師をどのように選考しているかです。

東大家庭教師友の会のオンラインサービスでは、公式サイトで教師の採用率が20%以下と案内されています。採用面接では人柄やコミュニケーション能力、模擬授業では学力や指導力などを確認するとしています。

ヨミサマ。も、難関大学に在籍していることだけを条件にはしていません。公式サイトによると、国語力試験や面談などを含む選考を実施し、採用倍率は6倍以上とされています。国語専門サービスであるため、講師の大学だけではなく、国語力と対話力を重視している点が特徴です。

講師の肩書だけでなく、「そのサービスで教えるためにどのような審査を受けているのか」まで確認すると、講師選びの基準を整理しやすくなります。

学生講師とプロ講師の違いを整理する

大学生講師とプロ講師のどちらが合うかは、子どもが求める指導によって異なります。

大学生講師の場合、受験や大学生活を比較的最近経験しているため、志望校に向けてどのように勉強してきたのかを聞きたい家庭にとって検討材料になります。年齢が近いことで、生徒が質問しやすいと感じるケースも考えられます。

一方、プロ講師は指導経験や教科指導の専門性を重視して選びたい場合の候補になります。

家庭教師ファーストでは、学生講師とプロ講師の両方から検討できます。数強塾では数学に特化し、プロ講師によるマンツーマン指導を行っています。

「学生講師だからよい」「プロ講師だからよい」と一律に判断するのではなく、子どもの性格、現在の学力、受験対策なのか定期テスト対策なのかといった目的まで含めて考えることが大切です。

全教科型と教科特化型では利用目的が異なる

講師属性と合わせて確認したいのが、どの教科を指導しているかです。

トウコベの公式FAQでは、希望する科目を1科目から受講できると案内されています。複数教科に対応するサービスで、苦手な1科目から始めるという使い方もできます。

一方、ヨミサマ。は国語、数強塾は数学に特化しています。

たとえば「英語と数学を含めて学習全体を見てもらいたい」という場合と、「国語の読解・記述を集中的に見てもらいたい」という場合では、適したサービスの条件が変わります。

特定教科だけに課題がある場合には、教科特化型を含めて比較することで選択肢を整理しやすくなります。

体験授業・相談で講師との相性を確認する

公式サイトに掲載されている大学名や選考基準は重要な比較材料ですが、実際に子どもが話しやすいか、説明が理解しやすいかまでは、情報だけでは判断できません。

そのため、体験授業や相談制度の内容も確認しておきたいところです。

今回比較する5サービスでは、無料体験や無料相談を案内しているサービスがある一方、数強塾では体験授業を有料で実施しています。この違いは、申し込む前に確認しておく必要があります。

体験では、「有名大学の先生だった」という点だけを見るのではなく、子どもの質問を待ってくれるか、間違えた理由まで説明してくれるか、本人が質問しやすそうかなども確認するとよいでしょう。

オンライン個別指導・家庭教師5サービスの比較表

今回の5サービスを、「誰が教えるか」と「どの教科に対応するか」を中心に整理すると、次のようになります。

サービス講師の属性大学・経歴等の公開情報採用・選考の特徴対応教科主な対象指導形式体験・相談主な制度・特徴
トウコベ東大生・京大生などの大学生講師公式サイトでは東大生講師累計2,200人以上、京大生講師累計1,300人以上と案内講師の学習経験を生かした個別指導・学習戦略の作成1科目から相談可能、複数教科に対応小学生・中学生・高校生などオンライン個別指導無料の勉強相談・体験授業を案内30日間返金保証、講師変更制度など
東大家庭教師友の会東大生を含む難関大生、難関大卒の講師など複数の難関大学の講師から条件に合わせて選考オンラインサービスでは採用率20%以下。面接や模擬授業等で選考複数教科に対応小学生から社会人まで幅広いコースオンライン・対面オンライン専用サイトでは70分無料体験、総合サイトでは対面向けに150分無料体験を案内希望条件から講師を選考し、体験後に判断可能
家庭教師ファースト学生講師・プロ講師希望条件に合わせて担当教師を選考実際に指導を担当する予定の教師で体験できる仕組み複数教科・各種学習目的に対応小学生・中学生・高校生など対面・オンライン等実際の担当予定教師による無料体験を案内入会金がかからない。相性が合わない場合は別教師での体験も可能
ヨミサマ。東大・京大・早稲田・慶應の現役大学生対象大学を明確に公開国語力試験・面談などを含む選抜。公式サイトでは採用倍率6倍以上と案内国語に特化小学4年生以上を推奨、中学生・高校生・既卒生オンライン個別指導無料体験授業対話を重視した国語専門カリキュラム
数強塾プロ講師講師の指導力を重視数学指導を行うプロ講師が担当数学に特化中学生・高校生を中心に対応オンラインマンツーマン体験授業は有料学年別・単元別の無料教材を公開

トウコベの講師数、東大家庭教師友の会の選考基準・オンライン体験、ヨミサマ。の講師構成・採用基準、数強塾の体験条件については、それぞれ公式サイトで現在確認できる情報をもとに整理しています。

料金体系や各種制度は変更される場合があります。最新の料金は各サービスの公式サイトで確認してください。

トウコベ|東大生を中心とした講師からオンラインで個別指導

トウコベ

出典:トウコベ公式サイト

トウコベは、株式会社MANABIが運営するオンライン個別指導サービスです。

今回の比較で注目したいのは、オンラインで受講できることそのものではなく、東大生などの大学生講師から個別指導を受けられる点です。

公式サイトでは、東大生講師数が累計2,200人以上、京大生講師数が累計1,300人以上と案内されています。いずれも2025年7月の自社集計による数字です。

トウコベの講師はどんな人?

トウコベでは、東大生によるオンライン個別指導をサービスの中心に据えています。

難関大学に合格した講師自身の学習経験を生かし、授業で問題の解き方を説明するだけでなく、生徒ごとの学習戦略や勉強方法まで考えていく方針を掲げています。

中学生・高校生にとっては、「自分と同じ時期にどのような勉強をしていたのか」「苦手科目にどう取り組んだのか」といった、比較的近い受験経験を持つ大学生から学べることが特徴の一つです。

ただし、東大生講師であればすべての生徒に合うとは限りません。説明の仕方、話しやすさ、学習ペースの合わせ方などは講師によって異なるため、大学名だけで判断しないことが重要です。

講師の大学・属性から見るトウコベの特徴

トウコベの分かりやすい特徴は、「東大生から教わりたい」という希望をサービス選びの条件にしやすいことです。

公式サイトでは東大生だけでなく京大生講師についても人数を公開しており、大学生講師を中心とした指導体制を確認できます。

特に、大学受験を視野に入れている高校生の場合、志望校対策だけでなく、学習計画の立て方や受験までの時間の使い方について相談したいケースがあります。

中学生でも、高校受験に向けて日々の学習習慣を整えたい、学校の定期テストと受験勉強を両立させたいといった相談が考えられます。

トウコベでは授業そのものに加えて、毎週の学習計画や宿題管理、オンライン自習室、質問対応などの学習サポートも公式サイトで案内されています。

対応教科は1科目から相談できる

トウコベは、国語だけ、数学だけという教科特化サービスではありません。

公式FAQでは、好きな科目を1科目から受講できると案内されています。

そのため、「数学だけ苦手なのでまず1科目から相談したい」という利用方法だけでなく、「受験を見据えて複数教科の勉強方法を整理したい」という家庭でも比較対象になります。

一方で、国語だけを専門的なカリキュラムで学びたい場合はヨミサマ。、数学専門のプロ講師から学びたい場合は数強塾という選択肢もあります。

どの教科を受けられるかだけではなく、子どもの課題が「特定の単元」なのか、「勉強方法や学習計画全体」なのかを整理して比較するとよいでしょう。

授業時間を調整しやすい

トウコベはオンラインで受講でき、公式FAQでは授業時間を9時から23時の間で選べると案内されています。また、授業は週1回45分からで、15分刻みに調整できるとしています。

パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンからも受講可能です。

部活動や学校行事などで帰宅時間が一定しにくい中学生・高校生の場合、講師属性だけでなく、授業時間を家庭の予定に合わせやすいかも確認しておきたいポイントです。

ただし、本記事では「訪問型・オンライン型・通塾型」の違いではなく講師を中心に比較しているため、指導形態についてはサービス選択の前提として押さえておけば十分です。

無料の勉強相談や体験授業を利用できる

トウコベでは、入会を決める前に無料の勉強相談や体験授業について相談できます。

オンライン個別指導を初めて利用する家庭の場合、「どの教科から始めればよいか」「現在の成績や志望校の場合、どのような勉強計画が考えられるか」「大学生講師との授業が子どもに合いそうか」など、申し込み前に確認しておきたいことがあります。

特に講師との相性を重視する場合は、東大生という肩書だけではなく、実際の会話や説明の仕方を確認してから判断することが大切です。

無料相談や体験を利用したからといって、学習成果が保証されるわけではありません。子どもの反応も見ながら継続しやすいかを確認するとよいでしょう。

30日間返金保証と講師変更制度も確認する

トウコベの公式サイトでは、30日間返金保証を案内しています。ただし、適用には条件があるため、利用する場合は事前に詳細を確認する必要があります。

また、講師変更についても公式サイトで案内されています。

個別指導では、学歴や指導経験だけでは分からない人同士の相性があります。そのため、入会前の体験だけでなく、受講開始後に講師との相性が合わないと感じた場合にどのような対応ができるかも比較ポイントになります。

トウコベが選択肢になりやすいケース

トウコベは、東大生など難関大学の学生がどのように勉強してきたのかを参考にしながら、個別指導を受けたい家庭で検討しやすいサービスです。

特定教科だけを専門サービスで学ぶというより、苦手科目の指導と学習計画の両方を相談したい場合にも比較対象になります。

一方、国語専門の講師選考を重視する場合や、数学専門のプロ講師を希望する場合には、今回紹介する教科特化型サービスも合わせて比べると違いが見えやすくなります。

成績の伸び方は生徒によって異なるため、講師の大学名だけで判断せず、無料相談や体験授業を利用して、説明の分かりやすさや子どもとの相性も確認することが大切です。

料金体系や各種制度は変更される場合があります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

東大家庭教師友の会|難関大生・難関大卒の講師から条件に合わせて探せる

東大家庭教師友の会

出典:東大家庭教師友の会公式サイト

東大家庭教師友の会は、株式会社トモノカイが運営する家庭教師サービスです。

トウコベが東大生を中心としたオンライン個別指導を特徴としているのに対し、東大家庭教師友の会では、東大をはじめとする複数の難関大学に在籍する学生や難関大卒の講師などから、希望条件に応じて教師を探せる点が比較ポイントになります。

また、大学名だけでなく、指導力や人柄などを確認する教師選考について公式サイトで具体的に公開しています。

東大家庭教師友の会の講師はどんな人?

東大家庭教師友の会には、東京大学をはじめ、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、東京科学大学、京都大学、大阪大学、神戸大学などの難関大学に在籍する学生や、難関大学を卒業した講師などが登録しています。

オンラインサービスの公式サイトでは、現役東大生・難関大生から講師を探せることを案内しています。

「東大生から教わりたい」という希望だけでなく、「志望大学と同じ大学に在籍する講師を探したい」「出身中学・高校や受験経験も含めて相談したい」といった条件を重視する家庭にとって、講師候補の幅が比較ポイントになります。

講師の選考率は20%以下と公式サイトで案内

東大家庭教師友の会のオンラインサービスでは、教師の採用率が20%以下と公式サイトに記載されています。

選考では、面接によって人柄やコミュニケーション能力を確認し、模擬授業では学力や指導力を確認するとしています。

また、教師選考の説明では、指導力だけでなく、人間性や指導の戦略性などを確認する方針も示されています。

つまり、「難関大学に在籍していればそのまま担当講師になる」という仕組みではなく、サービス側の選考を通じて指導を担当する教師を絞っていることが分かります。

大学名だけでなく生徒との相性も重視している

東大家庭教師友の会では、講師の条件だけではなく生徒との相性を確認することを重視しています。

問い合わせ後に希望する教師条件や指導希望時間などを確認し、条件に合う教師を選考したうえで体験授業へ進む流れが案内されています。

大学名や受験経験を指定できても、実際にその講師が子どもにとって質問しやすいとは限りません。

そのため、候補となる教師の経歴と、体験授業で確認できる指導の相性を分けて考えることが大切です。

中学生・高校生を含む幅広い学習目的に対応

東大家庭教師友の会は、特定の1教科だけに限定したサービスではありません。

学校の補習、定期テスト対策、中学受験、高校受験、大学受験など、さまざまな学習目的に対応しています。

今回の想定読者である中学生・高校生の保護者であれば、「数学が苦手なので数学を重点的に見てもらいたい」といった希望に加えて、「志望校の受験経験がある講師を探したい」「学校や塾の進度を理解している講師に相談したい」といった講師条件から探す方法もあります。

一方、国語そのものを専門的なカリキュラムで学びたい場合はヨミサマ。、数学専門のプロ講師に絞りたい場合は数強塾など、教科特化型との違いも確認しておくとよいでしょう。

対面とオンラインの両方に対応

東大家庭教師友の会では対面指導とオンライン指導の両方を案内しています。

対面指導は対応地域がありますが、オンライン指導は全国から利用できます。

この記事では指導場所そのものを主な比較軸にはしていませんが、講師を大学や経歴から探す場合、オンラインを利用することで居住地域に限定されず候補を探しやすくなります。

オンラインと対面では無料体験の案内が異なる

東大家庭教師友の会を検討する際に注意したいのが、公式サイト上で体験授業の案内が指導形態によって異なることです。

現在、オンライン専用サイトでは70分の無料体験授業を案内しています。内容は動作確認、面談、実際の授業を組み合わせた構成です。

一方、総合サイトの対面指導側では150分無料体験授業を案内しています。

そのため、「東大家庭教師友の会は150分の無料体験」と一括して考えるのではなく、オンラインを検討している場合はオンライン専用ページの条件を確認することが重要です。

東大家庭教師友の会が選択肢になりやすいケース

東大家庭教師友の会は、東大生だけに限定せず、複数の難関大学から子どもの希望条件に合う講師を探したい場合に比較しやすいサービスです。

講師の所属大学だけではなく、出身校、受験経験、得意科目なども含めて教師選びを検討したい家庭に向いているかを確認するとよいでしょう。

また、公式サイトで教師の選考基準を比較的具体的に公開しているため、「どの大学にいるか」だけでなく「どのような選考を経て教えるのか」まで確認してサービスを選びたい場合の判断材料になります。

ただし、選考を通過した教師であっても、生徒との相性や学習成果には個人差があります。体験授業では、講師の経歴だけでなく、子どもが質問しやすいか、説明を理解できているかなどを確認しましょう。

料金体系や各種制度は変更される場合があります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

家庭教師ファースト|学生講師とプロ講師の両方から検討できる

家庭教師ファースト

出典:家庭教師ファースト公式サイト

家庭教師ファーストは、株式会社エムズグラントが運営する家庭教師サービスです。

今回の比較で注目したいのは、特定大学の学生だけに講師を限定しているのではなく、学生講師とプロ講師の両方を選択肢にできる点です。

さらに、体験授業では実際に指導を担当する予定の教師による授業を受けられる仕組みを公式サイトで案内しています。

「講師の大学名を重視したい」という家庭だけでなく、「学生かプロかを含めて子どもに合う教師を探したい」「担当予定の教師との相性を入会前に確かめたい」という家庭にとって、比較しやすいサービスです。

家庭教師ファーストの講師はどんな人?

家庭教師ファーストでは、大学生・大学院生などの学生教師に加えて、社会人教師やプロ教師などから担当教師を探すことができます。

今回比較しているサービスの中でも、講師を「特定の難関大学生」に絞らず、希望条件に応じて幅広い候補から検討できるタイプです。

たとえば、年齢が比較的近い学生教師に学校生活や受験経験を踏まえて教えてもらいたい生徒もいれば、指導経験を重視してプロ教師を検討したい家庭もあります。

どちらが適しているかは、子どもの性格や学習目的によって変わります。

学生教師かプロ教師かという肩書だけで決めるのではなく、「子どもが質問できるか」「理解できていない部分を見つけてもらえるか」「希望する教科や目的に対応できるか」まで確認することが重要です。

学歴だけでなく希望条件から教師を探せる

家庭教師ファーストでは、家庭から希望条件を聞いたうえで教師を選考する仕組みを採用しています。

そのため、トウコベのように東大生を中心としたサービスや、ヨミサマ。のように講師の在籍大学を一定の大学に限定しているサービスとは、講師選びの考え方が異なります。

講師の大学や経歴は重要な判断材料の一つですが、個別指導では「子どもがその教師の説明を理解しやすいか」「質問しやすいか」という相性も無視できません。

特定の大学名を第一条件にするのではなく、希望する教科や性格なども含めて教師を探したい場合は、こうしたマッチング方法も比較対象になります。

学生講師とプロ講師は目的に合わせて考える

学生講師とプロ講師には、それぞれ異なる特徴があります。

学生講師の場合、受験を比較的最近経験しているため、自分が受験生だったときの勉強方法や学校生活との両立について、生徒に近い立場から話せる場合があります。

一方、プロ講師を検討する場合は、指導経験や担当してきた生徒の幅などを確認することがポイントになります。

たとえば、勉強への苦手意識が強い中学生と、大学受験に向けて特定科目を伸ばしたい高校生では、講師に求める経験も同じとは限りません。

「学生とプロのどちらが上か」ではなく、子どもがどのようなサポートを必要としているかを基準に考えるとよいでしょう。

複数教科やさまざまな学習目的に対応

家庭教師ファーストは、国語だけ、数学だけといった教科特化型のサービスではありません。

小学生・中学生・高校生などを対象として、学校の授業のフォローから受験対策まで、さまざまなコースを用意しています。

中学生・高校生の場合、定期テスト対策、苦手教科の復習、受験に向けた学習など、目的に合わせて検討できます。

一つの教科を専門サービスで重点的に学ぶというより、「数学だけでなく英語についても相談したい」「学校の勉強全体を見てもらいたい」といった場合に比較しやすいタイプです。

反対に、課題が国語や数学など特定教科に明確に絞られている場合には、ヨミサマ。や数強塾のような教科特化型と比較すると、どちらが目的に合うか判断しやすくなります。

実際に担当予定の教師で体験できる

家庭教師ファーストが公式サイトで打ち出している特徴の一つが、「実際に指導を担当する予定の教師」による体験授業です。

体験授業専用のスタッフではなく、入会後に担当候補となる教師の授業を事前に確認できるため、講師との相性を重視する家庭にとって判断材料になります。

個別指導では、教師の経歴だけでは分からない部分があります。

たとえば、

  • 子どもの話を聞いてから説明してくれるか
  • 質問をしやすい雰囲気か
  • 間違えた問題の原因まで確認してくれるか
  • 説明のスピードが子どもに合っているか
  • 子ども自身が「この先生なら続けられそう」と感じるか

といった点は、実際に授業を受けてみなければ判断しにくいものです。

公式サイトでは、教師との相性が合わなかった場合、別の教師で体験できることも案内されています。

入会金がかからない

家庭教師ファーストでは、入会金がかからないことを公式サイトで案内しています。

ただし、実際に必要となる費用は選択するコース、教師、指導内容、オンラインか訪問かなどによって確認すべき条件があります。

本記事では料金の具体的な金額は掲載していないため、検討する際は総額だけでなく、「希望する教師区分ではどのような料金体系になるのか」「ほかに必要となる費用はあるか」なども公式サイトで確認してください。

家庭教師ファーストが選択肢になりやすいケース

家庭教師ファーストは、講師を特定の大学だけに限定せず、学生教師とプロ教師を含めて比較したい家庭で検討しやすいサービスです。

特に、講師の肩書だけではなく、実際に指導を担当する予定の教師との相性を体験授業で確認したい場合は、比較しておきたいポイントがあります。

一方、「東大生から学びたい」「国語を専門的に見てもらいたい」「数学専門のプロ講師を希望する」といった条件が明確であれば、他のサービスのほうが候補を絞り込みやすい場合もあります。

成績の伸び方や教師との相性には個人差があります。体験授業では教師の経歴だけを見るのではなく、子どもが説明を理解できているか、継続して質問できそうかまで確認しましょう。

料金体系や各種制度は変更される場合があります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

ヨミサマ。|国語に特化し難関大学生講師を選抜

ヨミサマ。

出典:ヨミサマ。公式サイト

ヨミサマ。は、株式会社Overfocusが運営する国語特化型のオンライン個別指導サービスです。

トウコベや東大家庭教師友の会のように複数教科を対象とするサービスとは異なり、「国語を専門的に学ぶ」という目的が明確です。

講師についても、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の現役大学生を対象とし、さらに国語力や対話力などを確認する選考を行っています。

そのため、今回の比較では「難関大学生から教わる」という講師属性と、「国語に特化する」という教科専門性を組み合わせたサービスとして見ることができます。

ヨミサマ。の講師はどんな人?

ヨミサマ。の公式サイトでは、講師について東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の現役学生に限定していると案内しています。

難関大学の学生という点だけを見るとトウコベや東大家庭教師友の会と共通する部分がありますが、対象大学と指導教科を絞っている点が異なります。

ヨミサマ。では、国語の文章を読んで正解を教えるだけではなく、生徒との対話を通じて「なぜそう考えたのか」を確認しながら指導する方針を掲げています。

そのため、講師を比較するときも、大学名だけでなく「国語について生徒と対話できる講師をどのように選んでいるか」が重要になります。

難関大学生であれば採用されるわけではない

ヨミサマ。では、対象となる大学に在籍していることだけで講師になれるわけではありません。

公式サイトでは、国語力試験や面談などを含む選考を行っていることを案内しています。

また、公式サイトでは採用倍率が6倍以上とされています。

大学受験で一定の結果を残したことと、他の生徒に国語を分かりやすく教えられることは同じではありません。

ヨミサマ。ではこの点を踏まえ、国語力に加えて対話力などを確認して講師を選考しています。

「どこの大学に在籍しているか」と「サービス側がどのような基準で講師を採用しているか」の両方を確認したい保護者にとって、比較しやすい情報です。

国語に特化していることが大きな違い

ヨミサマ。の特徴を考えるうえで欠かせないのが、国語に特化していることです。

数学や英語を含めて複数教科をまとめて見てもらうサービスではありません。

国語の読解や記述などについて、「文章は読んでいるのに問題になると答えられない」「記述問題で何を書けばよいか分からない」「国語の勉強方法そのものが分からない」といった課題に向き合うためのサービスです。

国語は、ほかの教科と比べて「何を勉強すればよいのか分からない」と感じる生徒もいます。

そのため、複数教科を幅広く教えてもらう方法と、国語を専門とするサービスで学ぶ方法のどちらが現在の課題に合っているかを考える必要があります。

対話を通じて読解・記述の考え方を学ぶ

ヨミサマ。では、生徒との対話を重視した指導方針を掲げています。

国語では、問題を解いて答え合わせをするだけでは、生徒がなぜ間違えたのかを把握しにくい場合があります。

そこで講師が生徒に問いかけ、生徒自身がどのように文章を読み、どのような根拠から答えを考えたのかを確認していきます。

正解そのものを覚えるのではなく、文章を読むときの考え方や記述するときの考え方を整理していくことを重視した指導です。

ただし、こうした指導方法との相性にも個人差があります。対話形式が子どもに合うかは、実際の体験授業で確認することが大切です。

小中高生・既卒生が検討できる

ヨミサマ。では、小学生から中学生、高校生、既卒生までを対象とした指導を案内しています。

公式サイトでは小学4年生以上を推奨しています。

今回の想定読者である中学生・高校生の場合、学校の国語、定期テスト、受験に向けた現代文など、現在の課題とサービスの指導内容が合っているかを確認するとよいでしょう。

特に大学受験を控えた高校生では、国語だけを別のサービスで補強したいという利用方法も考えられます。

すでに塾などで英語や数学を学んでいるものの、国語の勉強方法に課題を感じている場合にも、全教科型とは異なる候補になります。

無料体験授業で指導方法を確認できる

ヨミサマ。では無料体験授業を案内しています。

教科特化型サービスを選ぶ場合は、「その教科を専門にしている」という説明だけで判断せず、実際の指導方法が子どもに合うか確認することが重要です。

特にヨミサマ。では対話を重視しているため、

  • 講師からの質問に子どもが答えやすいか
  • 自分の考えを言葉にできそうか
  • 間違ったときの説明が理解しやすいか
  • 記述問題の考え方を整理できそうか

といった点を体験時に確認するとよいでしょう。

ヨミサマ。が選択肢になりやすいケース

ヨミサマ。は、国語に課題があり、その教科を重点的に学びたい中学生・高校生にとって比較対象になります。

難関大学の現役学生から学びたいことに加え、国語を教えるための選考を行っているかまで重視したい場合にも特徴を比較しやすいサービスです。

一方、英語や数学など複数教科を同じサービスで見てもらいたい場合には、全教科型のサービスと比較する必要があります。

国語専門だからといって、すべての生徒に同じ成果が期待できるわけではありません。成績の伸び方には個人差があるため、無料体験授業で指導方法との相性を確認したうえで検討しましょう。

料金体系や各種制度は変更される場合があります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

数強塾|数学に特化したプロ講師によるマンツーマン指導

数強塾

出典:数強塾公式サイト

数強塾は、株式会社数強塾が運営する数学特化型のオンライン個別指導サービスです。代表は藤原進之介氏です。

今回比較する5サービスの中では、講師属性と対応教科の両方に明確な特徴があります。

トウコベやヨミサマ。などが現役大学生講師を中心としているのに対し、数強塾ではプロ講師による指導を掲げています。

さらに、指導する教科を数学に特化しています。

「どの大学の学生に教わるか」ではなく、「数学を専門的に指導するプロ講師から学ぶか」という別の視点から比較できるサービスです。

数強塾の講師はどんな人?

数強塾では、プロ講師によるオンラインマンツーマン指導を行っています。

大学生講師を中心としたサービスとは、講師を選ぶときの軸が異なります。

特定大学に在籍している学生から直近の受験経験を聞くことを重視するのではなく、数学の指導を行う講師から継続的に学びたい場合の候補になります。

今回の記事では「講師の出身大学」も比較していますが、すべてのサービスが学歴を前面に出しているわけではありません。

講師を選ぶ際には、大学名を重視するサービスと、担当教科の指導力や経験を重視するサービスがあることを理解しておくと選択肢を整理しやすくなります。

大学名より数学の指導を重視して選ぶタイプ

数強塾は、「有名大学の学生に教わること」そのものをサービスの中心に置いているわけではありません。

そのため、トウコベや東大家庭教師友の会などと比較する場合には、同じ基準だけで優劣を判断するのではなく、家庭が講師に何を求めているかを整理する必要があります。

たとえば、

「志望大学に在籍する学生から受験経験を聞きたい」

という希望と、

「数学を専門的に教えているプロ講師から苦手単元を見てもらいたい」

という希望では、講師選びの目的が異なります。

子どもの現在の課題が後者に近い場合には、出身大学だけではなく、数学に特化しているかという観点が重要になります。

数学に特化したオンライン個別指導

数強塾の大きな特徴は、数学に特化していることです。

英語や国語などを含めて複数教科をまとめて指導するサービスとは異なり、数学を中心に学習します。

数学は、現在取り組んでいる単元だけを勉強しても、以前の単元で理解できていない部分が原因となって問題が解けないことがあります。

たとえば高校数学でつまずいていても、原因が中学校で学習した計算や関数にあるケースも考えられます。

数学だけに課題が明確にある場合は、「複数教科を一つのサービスで学ぶか」「数学専門のサービスを利用するか」という比較をするとよいでしょう。

中学生・高校生を中心に利用を検討できる

数強塾では、中学1年生から高校3年生までの公立中学生・高校生を主な対象として案内しています。

そのため、今回想定している中学生・高校生の保護者にとって対象を判断しやすいサービスです。

ただし、学校の種類や学習目的によって対応範囲を確認したほうがよいケースがあります。

「数学が苦手」というだけで判断するのではなく、現在通っている学校、学年、使用教材、目標などを伝えたうえで、希望する指導に対応できるか確認するとよいでしょう。

プロ講師によるマンツーマンで指導

数強塾では、オンラインでプロ講師によるマンツーマン指導を行います。

マンツーマンであれば、子どもの理解状況に応じて説明を調整してもらいやすいという特徴があります。

ただし、「マンツーマンだから成績が上がる」と断定することはできません。

生徒本人が授業内容を復習するか、分からないことを質問できるか、授業外でも必要な学習時間を確保できるかなどによって学習状況は変わります。

体験時には、講師が問題の答えだけではなく、どこで理解が止まっているのかを確認してくれるかを見ることも重要です。

学年別・単元別の無料教材も公開

数強塾では、公式サイト上で数学の無料教材を公開しています。

学年別・単元別に教材を確認できるため、入塾を検討している家庭だけでなく、数学の学習に利用できるコンテンツとして確認できます。

教科特化型サービスを比較するときには、授業そのものだけでなく、授業外でどのような教材や学習環境が用意されているかも確認しておきたいポイントです。

体験授業は有料なので申し込み前に確認する

今回比較する5サービスの中で、体験条件の違いとして特に確認しておきたいのが数強塾です。

数強塾では、公式サイトで体験授業を有料と案内しています。

トウコベの無料相談・体験授業、東大家庭教師友の会の無料体験授業、家庭教師ファーストの無料体験、ヨミサマ。の無料体験授業とは条件が異なります。

本記事では具体的な金額を掲載していませんが、数強塾の体験授業を申し込む場合は、体験に費用が発生することを理解したうえで、最新の条件を公式サイトで確認してください。

無料か有料かだけでサービスの良し悪しが決まるわけではありません。重要なのは、体験内容と条件を事前に把握し、納得したうえで利用することです。

数強塾が選択肢になりやすいケース

数強塾は、複数教科を幅広く見てもらうことより、数学を重点的に学ぶことを目的としている中学生・高校生にとって比較対象になります。

また、大学生講師ではなく、プロ講師による数学指導を希望する場合にも違いが明確です。

一方、英語や国語を含めて複数教科を相談したい場合や、志望大学に在籍している大学生講師から学びたい場合には、別のサービスも含めて比較したほうが目的に合う可能性があります。

数学専門の個別指導であっても、成績の伸び方には個人差があります。体験授業が有料であることも踏まえ、指導内容や対象、利用条件を確認してから検討しましょう。

料金体系や各種制度は変更される場合があります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

5サービスの違いは「講師属性×採用基準×教科」で整理すると分かりやすい

ここまで5サービスを見てきましたが、比較するときに「難関大学生がいるサービス」「プロ講師がいるサービス」といった一つの条件だけで絞り込む必要はありません。

「講師属性」「採用基準」「教科」の3つを組み合わせると、それぞれの違いが分かりやすくなります。

東大生など難関大学の学生から学びたい場合

東大生など難関大学の現役学生から学ぶことを重視する場合は、トウコベや東大家庭教師友の会などが比較対象になります。

トウコベは東大生を中心とした講師構成を特徴としており、公式サイトでは東大生・京大生の講師数も公開しています。

東大家庭教師友の会は、東大を含む複数の難関大学から、希望条件に合う教師を探す仕組みです。

「東大生を中心に探したいのか」「複数大学から条件に合う人を探したいのか」という違いを確認するとよいでしょう。

講師の選考基準まで確認したい場合

在籍大学だけでなく採用・選考方法も確認すると、各サービスの講師に対する考え方が見えてきます。

東大家庭教師友の会では、面接や模擬授業などを含む選考を行い、オンラインサービスの公式サイトで採用率20%以下と案内しています。

ヨミサマ。では対象となる大学を限定したうえで、国語力試験や面談などを実施しています。

ただし、採用率や倍率の数字が厳しいほど自分の子どもに適していると単純に判断することはできません。

選考で何を確認しているのか、その基準が家庭の求める講師像と合っているかを見ることが大切です。

学生講師とプロ講師の両方を検討したい場合

「大学生講師にするかプロ講師にするかまだ決めていない」という場合は、家庭教師ファーストのように両方を選択肢にできるサービスがあります。

学生講師には受験経験の近さなどがあり、プロ講師には指導経験を重視して検討できるという違いがあります。

重要なのは、肩書そのものより「子どもが今何に困っているのか」です。

担当予定の教師による体験授業などを活用し、実際の相性まで確認して判断するとよいでしょう。

国語を重点的に学びたい場合

国語に課題が明確な場合は、ヨミサマ。のような教科特化型が比較対象になります。

難関大学の現役学生を講師としながら、さらに国語力や対話力を確認する選考を行っているため、「講師の大学」と「国語の専門性」の両方を条件にしたい場合に特徴があります。

一方、国語以外の教科も同時に見てもらいたい場合には、全教科型との違いを理解したうえで選択する必要があります。

数学をプロ講師から学びたい場合

数学の苦手分野を重点的に学び、大学生ではなくプロ講師を希望する場合は、数強塾が比較対象になります。

数強塾では大学名を前面に出すのではなく、数学に特化したプロ講師による指導を行っています。

また、体験授業は有料です。

「体験が無料かどうか」だけでなく、「誰が何を教えるサービスなのか」まで含めて比較しましょう。

講師の出身大学だけで個別指導を選ばないためのチェックポイント

講師の出身大学・在籍大学は、個別指導を選ぶ際の分かりやすい情報です。

しかし、「東大生だから子どもに合う」「プロ講師だから成果が出る」とは限りません。

最終的には複数の条件を組み合わせて判断する必要があります。

子どもが講師に何を求めているか整理する

最初に考えたいのは、子どもが講師に何を求めているかです。

たとえば、

  • 志望大学に合格した人の勉強方法を知りたい
  • 学校の授業で分からなかったところを質問したい
  • 定期テスト対策をしたい
  • 大学受験までの学習計画を相談したい
  • 国語の読解や記述だけ重点的に学びたい
  • 数学の苦手単元をさかのぼって教えてもらいたい

では、必要な講師像が変わります。

まず学習上の課題を整理してから、その課題に合う講師を探すほうが比較しやすくなります。

志望校や受験経験を重視するか確認する

志望校が決まっている場合は、その大学や学校の受験経験を持つ講師から学ぶことを希望する家庭もあります。

受験経験が近い講師であれば、実際にどのような学習をしていたのかを聞ける場合があります。

ただし、講師本人が難関校に合格した経験と、生徒に分かりやすく教える能力は別のものです。

志望校との一致だけではなく、指導力やコミュニケーションも確認しましょう。

指導経験・採用基準も確認する

各サービスが講師をどのように選考しているかも重要です。

学力を見るのか、模擬授業を行うのか、コミュニケーション能力を見るのか、特定教科の能力を確認するのかによって、採用の考え方は異なります。

公式サイトで選考内容が公開されている場合は、大学名だけではなく、その内容も確認するとよいでしょう。

全教科を見てもらうか苦手教科に絞るか決める

中学生・高校生の場合、すべての教科で困っているとは限りません。

「数学だけ」「国語だけ」と課題がはっきりしている場合には、教科特化型も候補になります。

一方、複数教科の学習計画を整理したい場合は、全教科型のサービスのほうが目的に合わせやすいことがあります。

現在の課題だけでなく、今後どこまで指導を依頼する可能性があるかも考えておくとよいでしょう。

学生講師とプロ講師のどちらが合うか考える

学生講師とプロ講師の違いも確認しましょう。

受験経験の近さや年齢の近さを重視する場合は大学生講師が候補になります。

一方、指導経験や特定教科の専門的な指導を重視する場合は、プロ講師も比較対象になります。

どちらか一方がすべての生徒に適しているわけではありません。

体験授業では説明の分かりやすさと相性を見る

体験授業を受ける場合は、講師のプロフィールを確認するだけで終わらせないことが大切です。

子ども自身が「分からない」と言えるか、講師が一方的に説明していないか、理解できているか確認しながら進めているかを見てみましょう。

保護者から見た印象だけでなく、体験後に子ども本人へ感想を聞くことも重要です。

体験授業が無料か有料か確認する

今回比較したサービスでも、体験条件は同じではありません。

無料体験や無料相談を案内しているサービスがある一方、数強塾の体験授業は有料です。

申し込み後に条件の違いに気づくことがないよう、体験の内容、時間、費用の有無などを事前に確認してください。

講師変更や返金保証などの制度も確認する

個別指導では、体験時には問題がなくても、継続して授業を受ける中で講師との相性が合わないと感じることがあります。

講師を変更できるのか、どのような手続きが必要なのかを確認しておくと安心材料になります。

また、返金保証などを設けているサービスについては、「保証がある」という点だけでなく、対象期間や適用条件まで公式サイトで確認することが重要です。

中学生・高校生の保護者が体験授業・相談で確認したいこと

体験授業や相談は、「授業を一度受けてみる機会」だけではありません。

入会後のミスマッチを減らすために、講師とサービスの両方を確認する機会として活用できます。

確認しておきたいポイントは次のとおりです。

  • 子どもがどこでつまずいているのか講師が確認しているか
  • 答えだけではなく考え方を説明しているか
  • 子どもが質問しやすい雰囲気か
  • 子どもの理解を確認しながら進めているか
  • 希望する教科や単元に対応できるか
  • 定期テストや受験など希望する目的に対応できるか
  • 担当講師はどのように決まるか
  • 担当講師を変更できるか
  • 授業外の学習についてどこまで相談できるか
  • 体験後にどのような手続きが必要になるか

特に中学生・高校生の場合、保護者が「よい先生だ」と感じても、子ども本人が質問しにくいと感じる可能性があります。

体験後には、「説明は分かりやすかったか」「質問できたか」「もう一度この先生から教わりたいと思うか」などを本人にも確認するとよいでしょう。

オンライン個別指導・家庭教師についてよくある質問

Q. 東大生や難関大生の講師なら成績は上がりますか?

講師が東大生や難関大生であることだけを理由に、成績が上がると断定することはできません。

成績の伸び方には、生徒の現在の学力、学習時間、授業との相性、授業外の復習など複数の要素が関係します。

難関大学の講師を選ぶ場合も、本人の受験経験だけではなく、説明の分かりやすさや子どもとの相性を確認することが重要です。

Q. 学生講師とプロ講師はどちらを選べばよいですか?

どちらが適しているかは学習目的によって異なります。

受験経験の近い大学生から勉強方法を聞きたい場合には学生講師、指導経験や特定教科の専門性を重視したい場合にはプロ講師を検討する方法があります。

肩書だけで決めず、体験授業などで実際の指導を確認しましょう。

Q. 講師の出身大学は確認できますか?

サービスによって公開範囲が異なります。

トウコベのように東大生などの講師数を公式サイトで公開しているサービスや、東大家庭教師友の会のように複数の難関大学から講師を探せるサービスがあります。

ヨミサマ。は講師の対象大学を限定しています。

一方、大学名をサービス選びの中心に置かず、プロ講師による教科指導を特徴としているサービスもあります。

「大学名が公開されているか」だけではなく、なぜそのような講師構成になっているのかも確認するとよいでしょう。

Q. 国語や数学だけ個別指導を受けることはできますか?

サービスによって異なります。

トウコベでは1科目から受講できると公式サイトで案内されています。

また、ヨミサマ。は国語、数強塾は数学に特化したサービスです。

「複数教科に対応するサービスで1科目だけ受ける」のか、「その教科に特化したサービスを利用する」のかという違いも比較しましょう。

Q. オンラインでも講師との相性を確認できますか?

体験授業を設けているサービスであれば、実際の会話や説明を通じて確認できます。

見るべきなのは、講師の経歴だけではありません。

子どもが質問できているか、講師が理解度を確認しているか、説明のスピードが合っているかなども確認しましょう。

Q. 体験授業はすべて無料ですか?

いいえ。今回比較した5サービスでも条件が異なります。

トウコベ、東大家庭教師友の会、家庭教師ファースト、ヨミサマ。では無料相談や無料体験に関する案内があります。

一方、数強塾では体験授業を有料と公式サイトで案内しています。

また、東大家庭教師友の会はオンラインと対面で体験授業の案内が異なります。

申し込む前に、利用する指導形式の最新条件を公式サイトで確認してください。

Q. 担当する講師は体験授業と同じですか?

サービスによって仕組みが異なるため、申し込み前の確認が必要です。

家庭教師ファーストでは、実際に担当する予定の教師による体験授業を特徴として公式サイトで案内しています。

講師との相性を特に重視する場合は、「体験を担当した講師がそのまま担当するのか」「入会後に別の講師になる可能性があるのか」を確認しておきましょう。

Q. 教科特化型と全教科型のどちらを選べばよいですか?

子どもの課題によって考えます。

国語や数学など特定の教科だけに課題が集中している場合は、教科特化型を検討できます。

一方、複数教科で困っている場合や、勉強方法・学習計画を含めて相談したい場合は、複数教科に対応するサービスが候補になります。

まず「どの教科で、何に困っているのか」を具体的にすると比較しやすくなります。

Q. オンライン個別指導を始めれば成績は上がりますか?

オンライン個別指導を利用するだけで、成績向上が保証されるものではありません。

成績の伸び方には個人差があり、授業の内容だけでなく、本人の学習状況、復習、宿題への取り組み、講師との相性なども関係します。

体験授業では「分かりやすかったか」だけでなく、継続した場合にどのような学習計画になるのかも確認するとよいでしょう。

まとめ|大学名だけでなく「誰が・何を・どう教えるか」を比較しよう

オンライン個別指導・家庭教師を選ぶときは、「オンラインで受けられるか」だけでなく、実際に誰から教わるのかを比較することが重要です。

今回紹介した5サービスでも、講師の考え方には違いがあります。

  • トウコベは、東大生などの大学生講師から学びたい場合に比較しやすく、学習計画などを含めたサポートも確認できます。
  • 東大家庭教師友の会は、複数の難関大学に在籍する学生などから条件に合う教師を探したい場合に比較できます。講師の選考基準も公式サイトで公開されています。
  • 家庭教師ファーストは、学生教師とプロ教師の両方を候補にでき、実際に担当する予定の教師による体験授業を確認できます。
  • ヨミサマ。は国語に特化し、対象となる難関大学の学生から国語力や対話力などを確認して講師を選考しています。
  • 数強塾は数学に特化し、プロ講師によるマンツーマン指導を行っています。体験授業は有料であるため、申し込み前に条件を確認する必要があります。

このように、同じオンライン個別指導でも「難関大学生から学ぶ」「複数の講師候補から探す」「学生とプロを比較する」「特定教科の専門性を重視する」など、サービスによって講師選びの考え方が異なります。

そのため、最初から一つのサービスに絞るのではなく、

講師の属性 → 採用・選考基準 → 対応教科 → 子どもとの相性 → 体験・相談の条件

という順番で確認すると、それぞれの違いを整理しやすくなります。

特に講師の大学名は分かりやすい判断材料ですが、大学名だけで指導力や子どもとの相性が決まるわけではありません。

「志望校に合格した学生の勉強方法を参考にしたい」のか、「国語や数学を専門的に見てもらいたい」のか、「指導経験を重視してプロ講師を検討したい」のかを、親子で整理してみることが大切です。

トウコベは、東大生などの大学生講師によるオンライン個別指導を検討している家庭にとって、比較候補の一つになります。

いきなり受講を決めるのではなく、現在の学習状況、苦手教科、志望校、希望する講師などについて相談し、子どもとの相性を確かめてから判断する方法があります。トウコベでは、無料の勉強相談や体験授業について公式サイトで案内されています。

どのサービスを利用する場合でも、成績の伸び方や講師との相性には個人差があります。また、サービス内容、体験条件、保証制度などは変更される場合があります。

最新の料金や利用条件は、それぞれの公式サイトで確認したうえで検討してください。


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