新電力5社を比較|料金の仕組み・基本料金・燃料費調整額・割引を解説


新電力5社を比較

Table of Contents

電力会社を乗り換える前に料金の「仕組み」まで比較しよう

電気料金を見直すとき、「基本料金0円」「割引がある」といった特徴だけで電力会社を選ぶのではなく、最終的な電気料金がどのような仕組みで決まるのかを確認することが重要です。

電力会社によって、基本料金の有無、電力量料金の単価、燃料費や電力市場価格を反映する調整項目、割引制度などが異なります。

例えば、基本料金が0円のプランでも、電力量料金や市場価格に連動する料金などを含めた総額が、現在契約しているプランより低くなるとは限りません。

反対に、基本料金が設定されているプランであっても、使用量や契約アンペア、割引などの条件によっては家計に合う場合があります。

そのため、電力会社を比較するときは、毎月の請求額を構成する項目を確認し、自宅の電気使用量や電気を使う時間帯なども考慮する必要があります。

本記事では、次の5サービスを同じ基準で比較します。

  • リボンエナジー
  • キューエネスでんき
  • イデックスでんき
  • 東急でんき&ガス
  • タダ電

基本料金だけでなく、燃料費調整額などの調整項目、電力量料金の体系、割引、契約期間・解約金、対応エリア、支払方法、ガスサービス、申込方法まで確認していきます。

料金やキャンペーン等は変更される場合があるため、契約前には現在の契約内容と各社公式サイトの最新条件を確認してください。


新電力5社を比較する前に知っておきたい電気料金の仕組み

電力会社の料金を比較するときに注意したいのが、「1kWhあたりの電力量料金だけを比較すればよいわけではない」という点です。

家庭向けの電気料金には、プランによって違いはあるものの、基本料金または最低料金、使用電力量に応じた料金、燃料価格や電力調達価格などを反映する調整項目、再生可能エネルギー発電促進賦課金などが関係します。

基本料金0円でも電気料金の総額が低いとは限らない

「基本料金0円」は分かりやすい特徴ですが、基本料金だけで電力会社を比較することはできません。

例えば、

基本料金+電力量料金+各種調整額+再エネ賦課金-割引

といったように、複数の項目が毎月の請求額に関係します。

基本料金が0円であっても、電力量料金単価や市場価格に連動する部分などが高くなれば、電気料金の総額が他のプランより高くなる場合があります。

現在の電気料金と比較するときは、基本料金だけを見るのではなく、月間使用量を当てはめた料金シミュレーションを利用すると判断しやすくなります。

燃料費調整額は電力会社によって仕組みが異なる

燃料費調整額は、原油・LNG・石炭などの燃料価格の変動を電気料金へ反映する仕組みとして利用されています。

ただし、今回比較する5社すべてが同じ方式を採用しているわけではありません。

例えば、リボンエナジーの「リボングリーン」は燃料費調整額を設定していません。一方、料金の一部として日本卸電力取引所(JEPX)の30分ごとの市場価格に連動する「変動従量料金」があります。

キューエネスでんきのQベーシックでは、電力調達コストを反映する「電力調達調整費」が毎月変動します。公式サイトでも、燃料価格や市場価格などの変動により電力調達調整費が上昇する可能性について案内されています。

イデックスでんきも、プランに応じて燃料費調整額に加え、市場平均価格を反映する「電源調達調整費」が関係します。

東急でんきの一般的な従量制プランでは燃料価格と卸電力取引市場の価格変動を反映する「燃料費等調整」があり、ライフフィットプランでは30分ごとの市場価格を料金に反映する仕組みが採用されています。

タダ電についても、燃料費調整額に燃料価格だけでなくJEPX東京エリアのスポット市場価格を反映する仕組みがあります。公式の重要事項説明では、燃料費調整額は高騰を含め変動し、変動額の上限を設けていないことが案内されています。

名称だけで判断せず、「何の価格変動を、どのように電気料金へ反映するのか」を確認することが大切です。

市場連動型プランには価格高騰時のリスクがある

特に注意したいのが、日本卸電力取引所(JEPX)などの市場価格に連動して料金が変動するプランです。

市場価格が低い時間帯を活用できる可能性がある一方、市場価格が高騰した場合には電気料金が大きく上がる可能性があります。

市場連動部分を持つプランを検討するときは、通常時の料金だけでなく、市場価格が上昇した場合の料金変動リスクまで理解して契約する必要があります。

今回比較するサービスでは、リボンエナジーの変動従量料金や東急でんきのライフフィットプランなど、市場価格が料金計算に直接関係する仕組みがあります。

なお、東急でんきのライフフィットプランについては、公式ページで市場連動料金単価の算出に用いる東京エリアのスポット市場価格を55.00円/kWhで頭打ちにする計算ルールが案内されています。プランごとにリスクの反映方法が異なるため、契約前に料金定義書まで確認することが重要です。

再エネ賦課金は電力会社を変えても原則として発生する

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は、再生可能エネルギーの普及を支えるため、国の制度に基づいて電気利用者が負担するものです。

2026年度(2026年5月分~2027年4月分)の再エネ賦課金単価は4.18円/kWhです。例えばイデックスでんきの公式料金ページでも同単価が掲載されています。

原則として電力会社を乗り換えても再エネ賦課金そのものを避けることはできません。

したがって、「基本料金0円」や「燃料費調整額0円」と表示されていても、それだけで請求額が電力量料金のみになるわけではありません。


新電力5社の主な違いを比較

ここでは、家庭向けの代表的なプランを中心に5社の違いを整理します。

比較項目リボンエナジーキューエネスでんきイデックスでんき東急でんき&ガスタダ電
主な比較対象プランリボングリーンQベーシックベーシックプラン等従量電灯B等タダ電プラン
基本料金0円あり。地域大手電力会社の対象基本料金との比較で50%OFF設定ありあり。従量電灯Bは30A 858円~18か月目までは無料枠内0円、無料枠超過時280円。19か月目以降は最低料金560円
燃料費調整額等燃料費調整額0円。ただし30分ごとの市場価格に連動する変動従量料金あり電力調達調整費あり・毎月変動燃料費調整額等に加えて電源調達調整費が関係従量電灯B等は燃料費等調整あり。ライフフィットプランは市場連動方式燃料費調整額あり。燃料価格と市場価格を反映、変動上限なし
電力量料金体系固定従量料金+30分ごとの変動従量料金一律単価+電力調達調整費等ベーシックプランは3段階制従量電灯Bは3段階制。ライフフィットプランは市場連動70.00円/kWhから毎月最大5,000円分を減額する仕組み
主な割引・特典7種類の割引を併用可能Qベーシックは基本料金を地域大手対象プラン比50%OFFポイント特典、対象プラン・条件による割引等ガスや東急グループサービスとの連携等毎月最大5,000円の電力量料金減額、紹介プログラム
契約期間・解約金契約期間の縛りなし・解約金なしQベーシックは1か月ごとの自動更新・解約手数料なし契約期間1年・原則解約手数料なしプラン・サービス条件によるため契約条件を確認契約期間1年・自動更新、解約金なし
対応エリア沖縄県・離島を除く全国沖縄県を除く対象エリア九州7県(離島除く)家庭向けは主に東京電力エリア。契約形態等による沖縄県・離島を除く日本国内の対象地域
支払方法クレジットカード・Apple Pay・Google Payクレジットカード・口座振替原則クレジットカード・口座振替クレジットカード・口座振替等クレジットカード・コンビニ払い・銀行引落。条件により制限あり
ガスセットなしなし電気・ガスのセットサービスとしての掲載は確認できずありなし
申込方法WebWebWebまたはプランにより電話Web等Web・モバイルアプリ

※料金体系や申込条件はプラン・地域によって異なります。各社を「基本料金がある/ない」だけで判断せず、現在の契約内容と月間使用量をもとに総額を比較してください。


リボンエナジー

出典:リボンエナジー公式サイト

公式サイト: リボンエナジー公式サイト

リボンエナジーの商品概要

リボンエナジーは株式会社リボンエナジーが提供する家庭向け電力サービスです。公式サイトで案内されている家庭向け料金メニュー「リボングリーン」は、基本料金が0円で、燃料費調整額を設定していないことが特徴です。

ただし、電力量料金が完全な固定単価というわけではありません。

リボングリーンの料金は主に、

固定従量料金+変動従量料金+再エネ賦課金-各種割引

によって構成されています。

変動従量料金は日本卸電力取引所(JEPX)の30分ごとの市場価格に連動します。そのため、「燃料費調整額0円」と「市場価格の影響を受けない」は同じ意味ではありません。

リボンエナジーの特徴

リボンエナジーの特徴として挙げられるのが、基本料金0円と7種類の割引メニューです。

東京エリアの場合、2026年8月時点で固定従量料金は税込参考単価22.00円/kWh、これに30分ごとに変動する変動従量料金が加わります。変動従量料金はJEPXの東京エリアプライスに連動します。

そのため、固定従量料金22.00円/kWhだけを見て他社の電力量料金と比較するのは適切ではありません。

実際の料金を比較する際は、変動従量料金、再エネ賦課金、適用される割引を含めて確認する必要があります。

リボンエナジーの料金

東京エリアの主な料金構成は次のとおりです。

項目料金・仕組み
基本料金0円
固定従量料金22.00円/kWh(税込参考単価)
変動従量料金0.01円/kWh~。30分ごとのJEPX東京エリアプライスに連動
燃料費調整額0円
再エネ賦課金別途加算
割引条件に応じた割引単価×使用電力量

固定従量料金はエリアによって異なるため、東京エリア以外では各地域の料金ページを確認する必要があります。

基本料金が0円であっても、電力量料金や市場連動部分を含む総額が他社より低くなることが保証されているわけではありません。

また、変動従量料金は市場価格に連動するため、市場価格が高騰した場合には電気料金が大きく上がる可能性があります。

契約前には、現在の電気使用量を用いて料金シミュレーションを行い、現在契約中の電力会社と比較することが重要です。

リボンエナジーのおすすめポイント

リボンエナジーを比較するときに注目したいのが、家庭の状況に合わせた7種類の割引です。

東京エリアの税込参考単価では、マイホーム割引、ペット割引、オール電化割引、太陽光割引、蓄電池割引、EV割引がそれぞれ-0.55円/kWhです。

ファミリー割引は世帯人数によって割引単価が変わり、1人世帯-0.11円/kWh、2人世帯-0.22円/kWh、3人世帯-0.33円/kWh、4人世帯-0.44円/kWh、5人以上では-0.55円/kWhとなります。各割引には適用条件があります。

これらの割引は併用できるため、持ち家、家族世帯、ペット、オール電化、太陽光発電、蓄電池、EVなど、複数の条件に該当する場合は確認しておきたいポイントです。

ただし、割引が複数適用されても、現在契約している電力会社より最終的な請求額が低くなるとは限りません。使用量と市場価格などを含めた総額で判断してください。

リボンエナジーのキャンペーン・特典

2026年8月13日の公式サイトでは、新規申込者を対象とした6か月間の電気代割引キャンペーンが確認できます。

キャンペーン期間は2025年9月1日0:00~終了日未定です。

期間中に公式サイトから申し込み、申込月を1か月目として4か月目の末日までに電気の利用を開始するなどの条件を満たすと、利用開始後の1回目の検針日から7回目の検針日前日まで、使用電力量に応じて-0.55円/kWh(税込)の割引が適用されます。

終了日は公式サイトで明示されていません。また、キャンペーンは予告なく変更・終了する場合がある旨が案内されています。

リボンエナジーの契約期間・解約金

リボンエナジーでは、初期費用、解約金、契約期間の縛りはいずれも設けられていないと公式サイトで案内されています。

契約期間を理由とする解約金を気にせず検討できる点は比較材料の一つになります。

リボンエナジーの対応エリア

供給エリアは沖縄県・離島を除く全国です。

北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州の各エリアに対応しています。地域によって固定従量料金などが異なります。

リボンエナジーの支払方法

公式サイトでは、電気料金の支払方法として次の方法が案内されています。

  • クレジットカード
  • Apple Pay
  • Google Pay

口座振替を前提として電力会社を探している場合は、支払方法の違いも比較しておきたいポイントです。

リボンエナジーのガスセット

今回確認したリボンエナジーの家庭向け公式サイトでは、東急でんき&ガスのような都市ガスとのセット契約は確認できません。

電気とガスを一社にまとめることを重視する場合は、ガスサービスを提供している電力会社と比較するとよいでしょう。

リボンエナジーの申込方法

申し込みはWebで行えます。

公式サイトではオンラインで申し込み手続きを進められ、引っ越しの場合は利用開始日の2日前まで申し込み可能と案内されています。

また、料金を検討する段階ではシミュレーションを利用できるため、現在の電気使用状況をもとに試算してから申し込みを判断できます。

リボンエナジーが比較候補になりやすい利用シーン

リボンエナジーは、基本料金を毎月支払う方式と基本料金0円方式の違いを比較したい場合や、家庭の状況に応じた割引を活用できるか確認したい場合の比較候補になります。

特に、持ち家、複数人世帯、ペット、オール電化、太陽光発電、蓄電池、EVなど、割引条件に該当する項目がある場合は、料金シミュレーションで適用後の料金を確認すると判断しやすくなります。

一方、変動従量料金が30分ごとの市場価格に連動するため、料金変動の仕組みを理解したうえで検討する必要があります。

市場価格が高騰すると電気料金が大きく上昇する可能性があるため、基本料金0円・燃料費調整額0円という部分だけで判断しないことが重要です。

リボンエナジーのまとめ

リボンエナジーのリボングリーンは、基本料金0円、燃料費調整額0円、7種類の割引メニューという料金設計が特徴です。

ただし、電力量料金には固定従量料金だけでなくJEPXの市場価格に連動する変動従量料金があります。

したがって、他社と比較するときは「基本料金0円だから安い」と判断するのではなく、

固定従量料金+変動従量料金+再エネ賦課金-適用割引

という全体の料金構造を確認することが大切です。

現在の電気使用量を把握したうえで、公式の料金シミュレーションを利用して比較するとよいでしょう。

リボンエナジー公式サイトはこちら


キューエネスでんき

出典:キューエネスでんき公式サイト

公式サイト: Q.ENEST(キューエネス)でんき公式サイト

キューエネスでんきの商品概要

キューエネスでんきでは、家庭向けプランとして「Qベーシック」が提供されています。

Qベーシックは、地域の大手電力会社の対象プランと比較して基本料金を50%OFFに設定し、電力量料金を使用量にかかわらず一律単価とした料金体系が特徴です。

一般的な従量電灯プランには、使用量が増えるにつれて1kWhあたりの単価が変わる3段階制が採用されているものがありますが、Qベーシックは電力量料金部分を一律単価としています。

ただし、毎月の料金を比較する際は、基本料金と電力量料金だけではなく、電力調達調整費も確認する必要があります。

キューエネスでんきの特徴

Qベーシックでは、基本料金について地域の大手電力会社が提供する従量電灯Bまたは相当プランとの比較で50%OFFと案内されています。

また、実質再生可能エネルギー100%の電気として提供されています。これは再生可能エネルギー由来の電力に非化石証書等を組み合わせる仕組みによるものです。

電力量料金が一律であるため、使用量によって従量単価の段階が切り替わるプランと料金構造を比較しやすい点も特徴です。

一方、電力調達調整費は毎月変動するため、一律の電力量料金だけを見て最終的な請求額を判断することはできません。

キューエネスでんきの料金

Qベーシックでは、基本料金、電力量料金、電力調達調整費、再生可能エネルギー発電促進賦課金などを組み合わせて電気料金が計算されます。

基本料金については、各供給エリアの旧一般電気事業者が提供する対象プランの基本料金と比較して50%OFFとなる設定です。

電力量料金は、一般的な3段階制とは異なり、使用量にかかわらず一律の単価を採用しています。

一方で、毎月の電気料金には「電力調達調整費」が反映されます。この費用は電力の調達コストなどを反映して毎月変動するため、基本料金と電力量料金だけでは実際の請求額を判断できません。

したがって、Qベーシックを他社と比較する場合も、一律の電力量料金単価だけを見るのではなく、電力調達調整費や再エネ賦課金を含めた総額で確認する必要があります。

電力調達コストが上昇した場合には、電力調達調整費が増える可能性があります。月ごとの調整単価を確認しながら検討することが重要です。

キューエネスでんきのおすすめポイント

Qベーシックの比較ポイントは、基本料金を抑えながら、電力量料金部分を一律単価としている点です。

3段階制の電力量料金では、電気使用量が一定量を超えるごとに単価が切り替わります。一方、Qベーシックでは使用量によって電力量料金単価の段階が変わらないため、料金体系を把握しやすい構成です。

また、公式サイトでは実質再生可能エネルギー100%の電気として案内されています。

ただし、「基本料金50%OFF」や「一律単価」という特徴だけで、現在契約中の電力会社より電気代が低くなると判断することはできません。

家庭の使用量や地域、電力調達調整費などを含めて比較してください。

キューエネスでんきのキャンペーン・特典

Qベーシックでは、基本料金そのものを地域の旧一般電気事業者の対象料金と比較して50%OFFとする料金設定が案内されています。

キャンペーンや期間限定特典は申込時期によって変更される可能性があります。料金シミュレーションと申込画面で、現在適用できる条件を確認してから手続きを進めることが重要です。

なお、本記事では恒常的な料金設計と期間限定キャンペーンを区別して比較しています。

キューエネスでんきの契約期間・解約金

Qベーシックの契約期間は1か月ごとです。

契約者から申し出がない場合は毎月更新され、更新手数料は設定されていません。

また、他社への切り替えによってQ.ENESTでんきを解約する場合、公式サイトでは違約金はかからないと案内されています。

長期契約を前提とした違約金のあるプランと比較するときには、契約期間と解約条件も確認ポイントになります。

キューエネスでんきの対応エリア

Q.ENESTでんきは、複数の電力供給エリアで家庭向け電力サービスを提供しています。

ただし、沖縄エリアなど対象外となる地域があるため、郵便番号や供給地点の条件から申し込み可能か確認する必要があります。

また、離島など一部地域は供給対象外となる場合があります。

キューエネスでんきの支払方法

Qベーシックでは、主に次の支払方法を利用できます。

  • クレジットカード
  • 口座振替

申し込み後に送付される「ご契約内容のお知らせ」の情報を利用し、支払情報を登録します。

クレジットカードの場合はマイページから登録でき、口座振替の場合は案内されるWeb手続きから登録できます。

なお、請求書の郵送を希望する場合は、公式サイト上で1通195円(税込)の発行費用が案内されています。

キューエネスでんきのガスセット

今回確認したQ.ENESTでんきの家庭向け公式サイトでは、都市ガスと電気を同一契約でまとめる一般家庭向けの「電気・ガスセットプラン」は確認できませんでした。

電気と都市ガスをまとめて契約したい場合は、セットサービスを提供している会社と比較すると判断しやすくなります。

キューエネスでんきの申込方法

QベーシックはWebから申し込みできます。

公式サイトでは、

Webで申込 → 契約内容の案内を確認 → 支払情報を登録 → サービス開始

という流れが案内されています。

切り替えの場合は最短で翌検針日からサービスを開始するとされていますが、実際の供給開始日は申込状況などによって異なる場合があります。

キューエネスでんきが比較候補になりやすい利用シーン

キューエネスでんきのQベーシックは、基本料金と電力量料金の両方を確認しながら、段階制ではない料金体系を比較したい場合の候補になります。

電気使用量が多い家庭では、3段階制プランの第2段階・第3段階の単価と、一律単価のプランを比較してみる方法があります。

一方で、電力調達調整費が毎月変動するため、表面上の電力量料金だけを比較するのではなく、過去の調整単価や料金シミュレーションも確認しておくことが重要です。

市場価格や燃料価格などを含む電力調達環境が悪化した場合、調整費の増加によって請求額が上昇する可能性があります。

キューエネスでんきのまとめ

Q.ENESTでんきのQベーシックは、基本料金を地域の旧一般電気事業者の対象プラン比で50%OFFとし、電力量料金を一律単価とした料金体系が特徴です。

契約は1か月ごとに更新され、公式サイトでは他社への切り替え時に違約金はかからないと案内されています。

一方で、毎月変動する電力調達調整費があるため、

基本料金+電力量料金+電力調達調整費+再エネ賦課金等

まで含めて比較することが重要です。

キューエネスでんき公式サイトはこちら


イデックスでんき

出典:イデックスでんき公式サイト

公式サイト: イデックスでんき公式サイト

イデックスでんきの商品概要

イデックスでんきは、株式会社新出光が提供する電力サービスです。

家庭向けの「ベーシックプラン」は、契約アンペアに応じた基本料金と、電気使用量に応じて単価が変化する3段階制の電力量料金で構成されています。

2026年8月時点では、ベーシックプランは電話での申し込みのみ受け付けています。

対応地域は九州7県で、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県が公式サイトに掲載されています。

イデックスでんきの特徴

イデックスでんきのベーシックプランでは、30A~60Aの契約アンペアごとに基本料金が設定されています。

電力量料金は、

  • 最初の120kWhまで
  • 120kWh超~300kWhまで
  • 300kWh超

という3段階制です。

そのため、毎月の使用量によって適用される電力量料金単価が変わります。

また、通常の電力量料金だけでなく、燃料価格の変動を反映する燃料費調整額や、JEPXの市場平均価格を反映する「電源調達調整費」なども料金に関係します。

イデックスでんきの料金

ベーシックプランの2026年8月時点の公式表示では、次の料金が案内されています。

契約アンペア基本料金
30A939.23円
40A1,252.31円
50A1,565.39円
60A1,878.47円

電力量料金は契約アンペアにかかわらず、次の3段階です。

使用量電力量料金
最初の120kWhまで18.28円/kWh
120kWh超~300kWhまで23.88円/kWh
300kWh超25.78円/kWh

基本料金は1契約あたりの金額で、使用量が0kWhの場合は半額となります。

ただし、上記の基本料金と電力量料金だけで請求額が決まるわけではありません。

燃料費調整額、電源調達調整費、再生可能エネルギー発電促進賦課金、容量拠出金相当額なども確認する必要があります。

電源調達調整費の仕組み

イデックスでんきでは、JEPXの市場価格の平均を電気料金に反映する「電源調達調整費」を設定しています。

2026年8月時点の公式サイトでは、基準値として、

  • 還元基準値:6.5円
  • 追加請求基準値:16.0円

が案内されています。

市場平均価格が還元基準値を下回った場合は料金から減算され、市場平均価格が追加請求基準値を上回った場合は料金に加算される仕組みです。

例えば公式サイトでは、市場平均価格が20円の場合、

20円-16円=4円/kWh

を使用電力量に応じて追加する計算例が掲載されています。

30分ごとの市場価格がそのままリアルタイムで料金単価になるタイプとは仕組みが異なりますが、JEPXの市場価格が調整費に影響します。

そのため、電力市場価格が高騰した場合には電源調達調整費が増え、電気料金が大きく上昇する可能性があります。

市場価格を料金へ反映するプラン・調整制度を比較する場合は、このリスクを理解したうえで検討する必要があります。

イデックスでんきのおすすめポイント

イデックスでんきでは、電気料金に応じたポイント特典や、支払方法などの条件に応じた割引が用意されています。

公式サイトでは、対象条件を満たす場合に、

  • dポイント
  • WAON POINT
  • イデックスクラブポイントカード決済割引
  • 契約継続割

などが案内されています。

ベーシックプランでは、イデックスクラブポイントカードでの決済条件を満たすと年間660円(税込)の割引、1年間契約を継続すると年間500円の契約継続割が案内されています。

ポイントを普段から利用している場合は、電気料金だけでなくポイント付与条件まで含めて比較できます。

ただし、ポイントや割引を含めても電気代の総額が必ず低くなるわけではありません。

イデックスでんきのキャンペーン・特典

イデックスでんきでは、契約条件や利用するカードなどに応じてポイント・継続割等の特典があります。

公式サイトの表示では、dポイントについて電気料金100円(税込)につき1ポイント、WAON POINTについて電気料金200円(税込)につき2ポイントの案内があります。

また、前述したカード決済割や契約継続割もあります。

実際に適用される特典は、利用するカード、ポイントサービス、契約プランなどによって条件が異なるため、申し込み時に対象条件を確認してください。

イデックスでんきの契約期間・解約金

イデックスでんきの契約条件については、契約期間、更新方法、解約時の条件を重要事項説明や電気需給約款とあわせて確認する必要があります。

一般的な家庭向け契約では継続利用を前提とした契約条件がありますが、引っ越しや他社への切り替えを検討するときは、利用中のプランに解約手数料や個別の条件が設定されていないか確認してから手続きを進めることが大切です。

特にキャンペーンや付帯サービスを利用している場合は、電気契約そのものの解約条件とは別に適用条件が設定されていることがあります。

イデックスでんきの対応エリア

イデックスでんきの家庭向けサービスは、主に九州エリアを対象としています。

公式サイトでは次の7県が案内されています。

  • 福岡県
  • 佐賀県
  • 長崎県
  • 大分県
  • 熊本県
  • 宮崎県
  • 鹿児島県

ただし、離島など一部供給できない地域があるため、申込前に住所で確認する必要があります。

イデックスでんきの支払方法

イデックスでんきでは、契約条件に応じてクレジットカードや口座振替などの支払方法を利用できます。

また、特定のクレジットカード等を利用することでポイント付与やカード決済割の対象になる場合があります。

料金だけでなく、普段利用している決済方法と特典の組み合わせも比較ポイントになります。

イデックスでんきのガスセット

今回確認したイデックスでんきの家庭向け公式サイトでは、東急でんき&ガスのように電気と都市ガスを一つの家庭向けセットプランとして契約するサービスは確認できませんでした。

電気とガスの請求をまとめることを優先する場合は、都市ガスとのセット契約を提供する会社と条件を比較するとよいでしょう。

イデックスでんきの申込方法

2026年8月時点で、今回比較対象としたベーシックプランは電話のみで申し込みを受け付けています。

公式サイトにはイデックスでんきコールセンターが案内されています。

Webだけで手続きを完了したい場合は、この点が他社との違いになります。

イデックスでんきが比較候補になりやすい利用シーン

イデックスでんきは、九州エリアで新電力を検討している場合や、従来型に近い「基本料金+3段階の電力量料金」という料金体系を比較したい場合の候補になります。

また、dポイントやWAON POINTなど、普段利用するポイントサービスとの相性を確認したい場合にも比較しやすいサービスです。

一方で、燃料費調整額だけでなく、市場平均価格を反映する電源調達調整費もあるため、固定された電力量料金単価だけで判断しないことが重要です。

イデックスでんきのまとめ

イデックスでんきのベーシックプランは、契約アンペアごとの基本料金と、使用量に応じた3段階制の電力量料金を採用しています。

ポイントサービスや継続割なども用意されていますが、実際の電気料金には燃料費調整額や電源調達調整費、再エネ賦課金等が加わります。

特に電源調達調整費はJEPXの市場平均価格の影響を受けるため、料金比較では、

基本料金+電力量料金+各種調整額+再エネ賦課金-割引・特典

という総額で確認することが重要です。

イデックスでんき公式サイトはこちら


東急でんき&ガス

出典:東急でんき&ガス公式サイト

公式サイト: 東急でんき&ガス公式サイト

東急でんき&ガスの商品概要

東急でんき&ガスは、株式会社東急パワーサプライが提供する家庭向けエネルギーサービスです。

電気では従量電灯Bなどの一般的な従量制プランに加えて、市場価格に応じて30分ごとに電力量料金が変わる「ライフフィットプラン」も提供しています。

また、今回比較する5サービスの中では、都市ガスサービスも提供しており、電気とガスをまとめて検討できる点が特徴です。

料金体系は選択するプランによって大きく異なるため、「東急でんき」というサービス名だけで料金の仕組みを一括して判断しないことが重要です。

東急でんき&ガスの特徴

従量電灯Bなどでは、基本料金と段階制の電力量料金を基本とし、燃料価格や卸電力市場価格の変動を反映する「燃料費等調整」が料金に含まれます。

一方、ライフフィットプランでは、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格を反映し、電力量料金が30分ごとに変動します。

ライフフィットプランBは基本料金0円で、固定従量料金と市場連動料金などを組み合わせた仕組みです。

市場連動型プランでは、市場価格が高騰した場合に電気料金が大きく上がる可能性があります。

東急でんきの公式サイトでも、スポット市場価格の動きによって電気料金が高くなる場合があることが明記されています。

ただし、ライフフィットプランでは市場連動料金単価の計算に使う東京エリアのスポット市場価格について、55.00円/kWhを上限として計算するルールが設けられています。

市場連動型を選ぶ場合でも、こうした上限設定や固定部分を含めた料金計算方法まで確認することが重要です。

東急でんき&ガスの料金

東急でんきの「従量電灯B」は、契約アンペアに応じた基本料金と、使用量に応じた3段階の電力量料金を組み合わせた料金体系です。

2026年8月時点の公式料金表では、主な料金は次のようになっています。

契約アンペア基本料金
30A858.00円
40A1,144.00円
50A1,430.00円
60A1,716.00円

電力量料金は次の3段階です。

使用量電力量料金
120kWhまで31.39円/kWh
120kWh超~300kWhまで31.89円/kWh
300kWh超36.14円/kWh

従量電灯Bでは、このほかに燃料費等調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が料金に関係します。

一方、「ライフフィットプランB」は基本料金が0円で、市場連動料金と固定従量料金を組み合わせて電力量料金を算定します。

市場連動料金は30分ごとの使用電力量とJEPX東京エリアのスポット市場価格などをもとに計算されるため、電気を使用する時間帯によって料金が変化します。

そのため、従量電灯Bとライフフィットプランでは料金の考え方そのものが異なります。

ライフフィットプランを検討する場合は、市場価格が高騰したときには電気料金が大きく上昇する可能性があることを理解しておく必要があります。

なお、公式の料金定義書では、ライフフィットプランBの市場連動料金を算定する際の東京エリアスポット市場価格について上限を設ける仕組みも定められています。

東急でんき&ガスのおすすめポイント

東急でんき&ガスは、生活スタイルに応じて複数の電気料金プランから検討できる点が特徴です。

一般的な段階制料金を希望する場合は従量電灯B、市場価格や電気を使う時間帯を意識して料金を検討する場合はライフフィットプラン、夜間の電気使用量が多いオール電化住宅ではスマートナイトプランなど、条件に応じて比較できます。

また、都市ガスも提供しているため、電気だけを契約する場合と、電気・ガスをまとめる場合の両方を検討できます。

ただし、プランによって料金構造が大きく異なります。特に基本料金0円のライフフィットプランと、基本料金がある従量電灯Bを比較する場合は、基本料金の有無だけで判断しないことが重要です。

東急でんき&ガスのキャンペーン・特典

2026年8月時点では、東急でんき&ガスで「夏のW応援キャンペーン」が実施されています。

キャンペーン期間は2026年6月8日~2026年9月30日です。

キャンペーン専用Webページまたは「引越れんらく帳」を通じて対象のでんきサービスに申し込み、条件を満たすと、でんき代8,000円分の割引が適用されます。

ガスサービスのみの申し込みは対象外です。

キャンペーンには適用条件があるため、申し込み前に対象プラン、申込経路、供給開始などの条件を確認してください。

また、2026年7月使用分から9月使用分については、国の「電気・ガス料金負担軽減支援事業」に基づく値引きも実施されています。

国の支援による値引きは東急パワーサプライ独自の恒常的な料金割引とは性質が異なり、対象期間が限定されています。

東急でんき&ガスの契約期間・解約金

東急でんきの契約条件は、選択する料金プランや付帯サービスによって確認が必要です。

電力会社を切り替える場合は、電気契約そのものに関する解約条件だけでなく、キャンペーンや付帯サービスなどに個別の条件が設定されていないか確認してください。

特に期間限定キャンペーンを利用する場合は、適用条件や供給開始期限などをキャンペーン規約まで確認することが重要です。

東急でんき&ガスの対応エリア

今回比較している家庭向けの従量電灯Bやライフフィットプランなどは、主に東京電力エリアを対象としています。

プランや申込方法によって条件が異なる場合があるため、実際に契約できるかは住所と現在の契約内容を入力して確認してください。

全国型のリボンエナジーやタダ電などと比較すると、供給エリアも選択基準の一つになります。

東急でんき&ガスの支払方法

東急でんき&ガスでは、主に次の支払方法を選択できます。

  • クレジットカード
  • 口座振替

口座振替の場合、原則として毎月27日が引落日となります。手続き完了まで2か月程度かかる場合があり、それまでの間は指定された振込票で支払うことがあります。

利用明細書等の郵送を希望する場合は、原則として月額110円(税込)の手数料が必要です。

東急でんき&ガスのガスセット

東急でんき&ガスでは都市ガスサービスも提供しています。

電気とガスの両方を契約できるため、エネルギー契約をまとめたい場合の比較候補になります。

ガスには一般プランだけでなく、床暖房やエコ給湯器など、使用している設備に応じたプラン・オプション割もあります。

例えば対象となる床暖房プランでは、条件に応じて浴室暖房割、エコ給湯器割、セット割などが設定されています。

ただし、割引には設備や契約内容などの適用条件があるため、すべての契約者に同じ割引率が適用されるわけではありません。

東急でんき&ガスの申込方法

東急でんきは、Webフォームなどから申し込みできます。

申し込み時には現在契約している電力会社の情報や供給地点特定番号などが必要になる場合があります。

現在の電気料金が分かる請求書やマイページを確認できる状態にしておくと、料金比較もしやすくなります。

東急でんき&ガスが比較候補になりやすい利用シーン

東急でんき&ガスは、東京電力エリアで電力会社を見直したい場合や、電気と都市ガスをまとめて検討したい場合の比較候補です。

また、一般的な3段階制の従量電灯Bだけでなく、オール電化向け、市場連動型など複数の料金体系があります。

市場価格が低い時間帯を意識して電気を使える場合はライフフィットプランを比較する方法もありますが、市場連動型プランは市場価格高騰時に電気料金が大きく上がる可能性があります。

市場価格の変動をどの程度許容できるかも含めて検討してください。

東急でんき&ガスのまとめ

東急でんき&ガスは、従量電灯Bをはじめ、ライフフィットプランやスマートナイトプランなど複数の電気料金プランを提供しています。

従量電灯Bでは基本料金と3段階制の電力量料金、燃料費等調整などが料金に関係します。

一方、ライフフィットプランは基本料金0円ですが、30分ごとの市場価格を反映する市場連動料金を採用しています。

したがって、「基本料金があるか」「1kWhあたり何円か」だけでなく、自宅の使用量や使用時間帯を当てはめた総額で比較することが重要です。

東急でんき&ガス公式サイトはこちら


タダ電

出典:タダ電公式サイト

公式サイト: タダ電公式サイト

タダ電の商品概要

タダ電は、株式会社エスエナジーが提供する家庭向け電力サービスです。

大きな特徴は、電力量料金から毎月最大5,000円を減額する料金体系です。

2026年8月時点のタダ電プランでは、電力量料金単価は70.00円/kWh(税込)です。

毎月の使用電力量から計算した電力量料金について、最大5,000円が減額されます。

公式サイトでは、70.00円/kWhの電力量料金で計算した場合、約5,000円相当となる71kWhまでを目安として料金が発生しない仕組みが案内されています。

ただし、「毎月5,000円タダ」という部分だけで判断しないことが重要です。

使用量が無料枠相当を超えた場合には70.00円/kWhの電力量料金が関係するため、使用量によっては他社より電気料金が高くなる可能性があります。

公式の重要事項説明書にも、電力量料金単価が他の電力会社と異なることから、使用電力量によっては電気料金が安くならない可能性がある旨が明記されています。

タダ電の特徴

タダ電プランの料金体系は、契約開始からの経過期間によって異なります。

契約後18か月目までは、

  • 電力量料金:70.00円/kWh
  • 有料時基本料金:280円
  • 電力量料金から毎月最大5,000円減額

という仕組みです。

電力量料金を5,000円まで減額した結果、その月の電力量料金が0円になる場合には、燃料費調整額、再エネ賦課金、有料時基本料金も請求されません。

一方、減額後も電力量料金が1円以上残る場合は、残った電力量料金に加えて燃料費調整額、再エネ賦課金、有料時基本料金が請求されます。

さらに、契約後19か月目以降は毎月560円の最低料金が設定されます。

19か月目以降の最低料金は、電力量料金が無料になる月でも発生します。

契約開始直後と長期利用時で料金条件が変わる点は、他社との比較で見落とさないようにしたいポイントです。

タダ電の料金

2026年8月時点の公式の重要事項説明書では、料金は次のように定められています。

契約後18か月目まで

項目料金
電力量料金70.00円/kWh
電力量料金からの減額毎月最大5,000円
有料時基本料金280円/契約
燃料費調整額条件により加減
再エネ賦課金条件により加算

最大5,000円の減額によって電力量料金が0円になる場合は、燃料費調整額、再エネ賦課金、有料時基本料金も請求されません。

契約後19か月目以降

項目料金
電力量料金70.00円/kWh
電力量料金からの減額毎月最大5,000円
最低料金560円/契約
燃料費調整額条件により加減
再エネ賦課金条件により加算

19か月目以降は、電気の使用量にかかわらず最低料金560円が発生します。

このため、タダ電を比較するときは、単純に「5,000円を差し引く」と考えるだけではなく、使用量と契約開始からの経過期間を含めて計算する必要があります。

タダ電の燃料費調整額の仕組み

タダ電には燃料費調整額があります。

公式の重要事項説明書では、燃料や電力の取引価格の変動などによって燃料費調整額が変動し、変動額の上限を設けていないことが明記されています。

そのため、燃料価格や電力取引価格が高騰した場合には、燃料費調整額の上昇によって電気料金が大きく増える可能性があります。

料金の無料枠だけでなく、この調整額まで含めて検討することが重要です。

タダ電のおすすめポイント

タダ電の特徴は、毎月最大5,000円を電力量料金から減額するという、一般的な新電力とは異なる料金設計です。

電気使用量が少ない月では、減額後の電力量料金が0円になる場合があります。

一方、使用量が増えると70.00円/kWhの電力量料金が影響するため、使用量が多い家庭に一律に適しているとはいえません。

現在の検針票などから毎月の使用量を確認し、年間を通した電気使用量の変化まで考慮して比較するとよいでしょう。

タダ電のキャンペーン・特典

タダ電では、基本的な料金設計として電力量料金から毎月最大5,000円を減額します。

また、紹介プログラムも用意されています。

公式の重要事項説明書では、紹介された新規利用者が所定の条件を満たして電気の供給を開始した場合などに、紹介者へ1件につき毎月100円、12か月間の追加減額を付与する仕組みが案内されています。

紹介人数など複数の適用条件があるため、利用する場合は最新の紹介プログラム条件を確認してください。

タダ電の契約期間・解約金

タダ電の契約期間は、電気の供給開始日以降1年目の日までです。

契約期間満了の15日前までに更新しない旨の意思表示がなければ、その後は1年ごとに自動更新されます。

解約を検討するときは、最新の電気需給約款と重要事項説明書を確認してください。

タダ電の対応エリア

タダ電の供給対象は、沖縄県および離島を除く日本国内の旧一般電気事業者の供給エリアです。

ただし、誰でも申し込めるわけではありません。

2026年8月時点の重要事項説明書では、低圧従量電灯であることに加え、

  • 需要場所に蓄電池または太陽光発電設備が設置されていないこと
  • 通常の居住実態があること
  • 法人名義ではないこと
  • 事業所、オフィス、店舗など事業用途の場所ではないこと

などが対象条件として定められています。

太陽光発電や蓄電池を設置している家庭では、この申込条件に注意が必要です。

タダ電の支払方法

タダ電では、次の支払方法が用意されています。

  • クレジットカード
  • コンビニ払い
  • 銀行引落

コンビニ払いは1回280円の決済手数料がかかります。

また、月初3日間の1日あたり平均使用電力量が15kWhを超えた場合など、一定の条件に該当すると支払方法がクレジットカードに限定されます。

支払方法にも条件があるため、クレジットカード以外を希望する場合は事前に確認してください。

タダ電のガスセット

今回確認したタダ電の公式サイトでは、家庭向け都市ガスとのセット契約は確認できませんでした。

電気とガスを同じ事業者へまとめたい場合は、東急でんき&ガスなどガスサービスを提供する会社との違いを確認するとよいでしょう。

タダ電の申込方法

タダ電は、公式Webサイトまたはモバイルアプリから申し込みます。

公式サイトでは、検針票や現在契約している電力会社のマイページ情報を準備して申し込む流れが案内されています。

Web上で必要事項を入力し、切り替え手続きを進めます。

タダ電が比較候補になりやすい利用シーン

タダ電は、毎月の電気使用量が比較的少なく、最大5,000円の電力量料金減額をどの程度活用できるか確認したい場合に比較候補になります。

ただし、電力量料金単価は70.00円/kWhであり、無料枠相当を超えた使用量が多くなるほど、この単価が料金へ影響します。

夏や冬に冷暖房の使用量が大きく増える家庭では、少ない月だけでなく年間使用量を使って比較することが重要です。

また、19か月目以降は毎月560円の最低料金が発生するため、短期間の試算だけではなく長期利用時の条件も確認してください。

タダ電のまとめ

タダ電は、電力量料金から毎月最大5,000円を減額する独自の料金体系を採用しています。

契約後18か月目までは、減額によって電力量料金が0円になれば、燃料費調整額、再エネ賦課金、有料時基本料金も請求されない仕組みです。

一方で、電力量料金は70.00円/kWhで、無料枠相当を超えた場合には料金が発生します。また、19か月目以降は560円の最低料金が設定されます。

そのため、

「5,000円まで減額される」ことと「現在の電力会社より電気代が低くなる」ことは同じではありません。

月ごとの使用量を確認し、燃料費調整額や契約期間も含めて比較してください。

タダ電公式サイトはこちら


新電力5社はどう選ぶ?比較するときの5つのポイント

ここまで紹介した5社は、それぞれ料金の仕組みが異なります。

単純に1社を「最も安い電力会社」と決めることはできません。地域、契約アンペア、毎月の使用量、電気を使用する時間帯、現在契約しているプランなどによって結果が変わるためです。

ここからは、自宅に合うサービスを検討するための比較ポイントを整理します。

1.基本料金ではなく請求総額で比較する

基本料金0円のプランは、毎月固定で発生する料金を抑えられるという分かりやすさがあります。

今回比較したサービスでも、リボンエナジーのリボングリーンや東急でんきのライフフィットプランBでは基本料金が0円です。

しかし、基本料金が0円だからといって電気料金の総額が必ず低くなるわけではありません。

電力量料金単価が高かったり、市場価格に連動する料金が上昇したりすれば、基本料金がある他社プランより請求総額が高くなる場合があります。

比較するときは、

**基本料金・最低料金

+電力量料金

+燃料費や市場価格などを反映する調整額

+再エネ賦課金

-適用できる割引・特典**

という全体で考えることが重要です。

2.毎月の電気使用量を確認する

料金比較を行う前に、現在の検針票や電力会社のマイページから月間使用量を確認しましょう。

可能であれば1か月だけではなく、過去12か月程度の使用量を見ると判断しやすくなります。

夏にエアコンを長時間使う家庭、冬の暖房に電気を多く使う家庭、オール電化住宅などでは、季節によって使用量が大きく変化する場合があります。

例えばタダ電では毎月最大5,000円の電力量料金減額がありますが、無料枠相当を超えると70.00円/kWhの電力量料金が関係します。

少ない月だけで試算するのではなく、使用量が多い月も含めて比較することが大切です。

3.燃料費・市場価格の影響を確認する

今回の5社では、電力調達コストを料金へ反映する方法が異なります。

「燃料費調整額」「電力調達調整費」「電源調達調整費」「市場連動料金」など名称もさまざまです。

重要なのは名称ではなく、どの価格変動が電気料金に反映されるのかです。

特に市場連動型プランでは、JEPXなどの市場価格が上昇すると請求額が増える可能性があります。

市場価格が急激に高騰した場合には、電気料金が大きく上昇する可能性があります。

市場連動型を検討する場合は、平常時の料金だけでなく、市場価格上昇時のリスクも確認してください。

4.自宅で利用できる割引を確認する

割引制度も会社によって異なります。

例えばリボンエナジーでは、マイホーム、ファミリー、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVなどの条件に応じた割引があります。

イデックスでんきではポイントやカード決済、契約継続などに関する特典があり、東急でんき&ガスでは電気以外の東急グループサービスやガスとの組み合わせも比較材料になります。

割引額だけを見るのではなく、「自宅が適用条件を満たすか」を確認することが重要です。

5.解約条件・支払方法・申込方法も比較する

電気料金以外の契約条件も確認しましょう。

Webだけで申し込みたい場合、口座振替を利用したい場合、契約期間の縛りを避けたい場合など、希望条件によって選択肢が変わります。

料金差が小さい場合には、支払方法や手続きのしやすさまで含めて比較すると、自宅に合うサービスを絞り込みやすくなります。

重視するポイント別に新電力5社を比較

ここまで見てきたように、新電力は料金体系や割引、対応エリアなどがそれぞれ異なります。

どのサービスが合うかは、住んでいる地域、現在の契約アンペア、毎月の使用量、電気を使う時間帯、住宅設備などによって変わります。

ここでは、特定のサービスを順位付けするのではなく、重視するポイントごとに比較します。

基本料金0円のプランを比較したい場合

基本料金を設けていない料金体系を確認したい場合は、リボンエナジーの「リボングリーン」や、東急でんきの「ライフフィットプランB」などが比較対象になります。

リボンエナジーは基本料金と燃料費調整額が0円で、固定従量料金と市場価格に連動する変動従量料金を組み合わせた料金体系です。公式サイトでは7種類の割引メニューも案内されています。

東急でんきのライフフィットプランBも基本料金0円ですが、30分ごとの市場価格を反映する市場連動型の料金体系です。2026年には市場連動料金単価の算定に上限を導入する改定も発表されています。

ただし、基本料金0円だから電気料金総額が低くなるとは限りません。

基本料金がなくても、電力量料金単価や市場連動部分が高くなれば、基本料金のあるプランより請求総額が高くなる場合があります。

現在の使用量を料金シミュレーションへ入力し、総額で比較してください。

使用量にかかわらず一律の電力量料金を比較したい場合

段階制ではない電力量料金を確認したい場合は、キューエネスでんきのQベーシックが候補になります。

Qベーシックは、使用量にかかわらず電力量料金を一律単価とする料金設計です。公式サイトでは、基本料金について地域の旧一般電気事業者の対象プランとの比較で50%OFFとなることも案内されています。

一方で、電力調達調整費が毎月変動するため、電力量料金単価だけでは実際の請求額を判断できません。

一律単価と3段階制のどちらが自宅に適しているかは、毎月の使用量を当てはめて比較することが重要です。

九州エリアで段階制料金を比較したい場合

九州エリアで一般的な段階制料金を比較したい場合は、イデックスでんきのベーシックプランを確認できます。

基本料金は契約アンペア別に設定され、電力量料金は120kWhまで、120kWh超~300kWhまで、300kWh超の3段階です。

また、燃料費等調整に加えて、JEPX九州エリアの市場平均価格を反映する電源調達調整費があります。イデックスでんきは2026年8月分についても公式に電源調達調整単価を公表しています。

九州電力エリアで現在契約している料金と比較しながら検討するとよいでしょう。

電気と都市ガスをまとめて検討したい場合

電気と都市ガスを一つの事業者で検討したい場合は、東急でんき&ガスが比較対象になります。

今回の5サービスでは、東急パワーサプライが家庭向けの電気・都市ガス双方を提供しています。

請求や契約をまとめたい場合は便利な選択肢になりますが、電気とガスをまとめること自体が必ず料金面で有利になるわけではありません。

電気料金、ガス料金、それぞれの割引条件を個別に比較してください。

電気使用量が少ない場合

電気の使用量が少ない家庭では、タダ電の料金体系も比較対象になります。

タダ電は70.00円/kWhの電力量料金から毎月最大5,000円を減額する仕組みで、契約後18か月目までは減額によって電力量料金が0円になった場合、燃料費調整額、再エネ賦課金、有料時基本料金も請求されません。

ただし、無料枠相当を超えた場合には70.00円/kWhの電力量料金が影響します。

さらに19か月目以降は、電気使用量にかかわらず560円の最低料金が発生します。

少ない月だけではなく、夏・冬を含めた年間使用量で比較することが重要です。

持ち家・オール電化・太陽光・EVなどの条件がある場合

住宅や設備の条件に応じた割引を確認したい場合は、リボンエナジーの割引制度を比較できます。

リボンエナジーには、

  • マイホーム割引
  • ファミリー割引
  • ペット割引
  • オール電化割引
  • 太陽光割引
  • 蓄電池割引
  • EV割引

の7種類があります。

条件を満たす割引は併用可能です。マイホーム割引、ペット割引、オール電化割引、太陽光割引、蓄電池割引、EV割引はそれぞれ-0.55円/kWh、ファミリー割引は世帯人数に応じて-0.11~-0.55円/kWhとなっています。

ただし、割引を複数利用できた場合でも、他社より請求総額が低くなることを保証するものではありません。

市場連動部分や使用量も含めてシミュレーションしてください。


基本料金0円の電力会社を選ぶ際の注意点

「基本料金0円」は電力会社を比較するときに目につきやすい条件です。

しかし、基本料金だけで電気代全体を判断すると、想定していた料金との差が生じる可能性があります。

例えば、

  • 基本料金
  • 電力量料金
  • 燃料費調整額
  • 電力調達調整費
  • 市場連動料金
  • 容量拠出金相当額
  • 再エネ賦課金
  • 割引

など、プランによって複数の料金項目が関係します。

基本料金が0円でも、1kWhあたりの電力量料金が高ければ、使用量が増えたときに総額が高くなることがあります。

また、基本料金0円のプランに市場価格連動部分が含まれている場合、市場価格の上昇によって料金が変動することがあります。

したがって、

「基本料金0円」ではなく「自宅の使用量で計算した請求総額」

を比較基準にすることが重要です。


市場連動型プランを検討するときの注意点

今回比較したサービスには、市場価格が料金に直接または間接的に影響する仕組みが複数あります。

市場連動型では、日本卸電力取引所(JEPX)などで取引される電力価格が料金計算に反映されます。

市場価格が低い時間帯には料金を抑えられる可能性がある一方、市場価格が高騰した場合には電気料金が大きく上昇する可能性があります。

この点は契約前に必ず確認しておきたいリスクです。

例えば、リボンエナジーでは固定従量料金に加えて30分ごとの市場価格に連動する変動従量料金があります。

東急でんきのライフフィットプランも市場連動型で、30分ごとの市場価格が料金計算に関係します。ただし、2026年の改定で市場連動料金単価の計算に上限を設ける仕組みが導入されています。

イデックスでんきでは30分ごとの市場価格をそのまま料金単価にする方式ではありませんが、市場平均価格を電源調達調整費へ反映します。市場平均価格が16.0円を超える場合は追加請求の対象となる仕組みです。

また、タダ電では燃料費調整額に燃料や電力取引価格などの変動が反映され、変動額に上限を設けていないことが重要事項説明書に明記されています。

市場価格の影響を受けるプランを比較するときは、通常時だけでなく価格上昇時のリスクも含めて検討してください。


再エネ賦課金はどの電力会社でも確認が必要

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度などを支えるために、国が年度ごとの単価を定めるものです。

2026年度の再エネ賦課金単価は4.18円/kWhです。経済産業省が2026年3月19日に公表しています。

基本料金0円や燃料費調整額0円の電力会社へ切り替えても、原則として再エネ賦課金の負担がなくなるわけではありません。

例えば400kWh使用した場合、2026年度単価で計算すると、

4.18円×400kWh=1,672円

が再エネ賦課金の目安となります。

電力会社を比較するときは、各社独自の料金だけでなく、こうした制度上の費用も含めて考える必要があります。


新電力5社に関するFAQ

Q1.新電力に乗り換えれば必ず電気代は安くなりますか?

必ず安くなるとは限りません。

電気料金は地域、契約アンペア、使用量、使用時間帯、燃料価格、市場価格、割引条件などによって変わります。

現在契約しているプランと新しいプランへ同じ使用量を当てはめ、総額を比較することが重要です。

Q2.基本料金0円なら使用量が少ない家庭ほど有利ですか?

基本料金だけを見れば固定費を抑えられますが、電力量料金や各種調整額によって結果は変わります。

基本料金0円のプランでも電力量料金単価が高かったり、市場価格連動部分が上昇したりすると、請求総額が他社より高くなる場合があります。

自宅の使用量で料金シミュレーションを行ってください。

Q3.リボンエナジーは燃料費調整額が0円なら料金は変動しませんか?

料金は変動する可能性があります。

リボングリーンは基本料金と燃料費調整額が0円ですが、固定従量料金に加えてJEPXの30分ごとの市場価格に連動する変動従量料金があります。

そのため、燃料費調整額が0円であっても、市場価格の影響を受けない料金体系という意味ではありません。

Q4.市場連動型プランとは何ですか?

電力市場の取引価格などに応じて電気料金単価が変動する料金プランです。

電気を使う時間帯によって単価が変わるタイプもあります。

市場価格が低い時間帯には料金を抑えられる場合がありますが、市場価格が高騰すると電気料金が大きく上昇する可能性があります。

料金変動を許容できるかを確認してから検討してください。

Q5.リボンエナジーの割引は複数利用できますか?

条件を満たす場合、7種類の割引は併用可能です。

マイホーム、世帯人数、ペット、オール電化、太陽光発電、蓄電池、EVなど、それぞれに適用条件があります。

申込時には、自宅がどの割引条件に該当するか確認してください。

Q6.キューエネスでんきのQベーシックは市場連動型ですか?

Qベーシックは、電力量料金そのものは一律単価ですが、毎月変動する電力調達調整費があります。

そのため、電力量料金単価だけが請求総額を決めるわけではありません。

電力調達調整費を含めて比較する必要があります。

Q7.イデックスでんきは九州以外でも契約できますか?

今回比較した家庭向けベーシックプランは九州エリアを対象としています。

福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県が中心で、一部離島などは対象外になる場合があります。

住所をもとに供給可否を確認してください。

Q8.タダ電なら毎月5,000円まで電気代が完全に無料になりますか?

「毎月最大5,000円を電力量料金から減額する」という仕組みです。

契約後18か月目までは、減額によって電力量料金が0円になれば燃料費調整額、再エネ賦課金、有料時基本料金も請求されません。

ただし、電力量料金は70.00円/kWhであり、使用量によっては5,000円の減額後も料金が発生します。

また、19か月目以降は560円の最低料金が毎月発生します。

Q9.再エネ賦課金がかからない電力会社はありますか?

一般的な家庭向け電力契約では、電力会社を変更しても再エネ賦課金は原則として負担します。

2026年度の単価は4.18円/kWhです。

「基本料金0円」や「燃料費調整額0円」と「再エネ賦課金0円」は別の話として確認してください。

Q10.新電力への申し込み前に準備するものはありますか?

現在契約している電力会社の検針票やマイページを準備しておくと手続きを進めやすくなります。

一般的には、

  • 契約者名
  • 現在の電力会社
  • お客さま番号
  • 供給地点特定番号
  • 現在の契約プラン
  • 支払方法

などを確認します。

必要事項は電力会社によって異なるため、申込画面を確認してください。


まとめ|基本料金だけでなく料金全体の仕組みを比較しよう

今回紹介した5サービスは、料金の仕組みが大きく異なります。

リボンエナジーは、基本料金・燃料費調整額が0円で、7種類の割引を併用できることが特徴です。一方、電力量料金には市場価格に連動する変動従量料金が含まれるため、市場価格の変動も考慮する必要があります。

キューエネスでんきのQベーシックは、一律の電力量料金と基本料金の割引が特徴ですが、毎月変動する電力調達調整費を含めて比較する必要があります。

イデックスでんきは九州エリアを中心に、基本料金と3段階制の電力量料金を採用し、電源調達調整費で市場平均価格を料金へ反映しています。

東急でんき&ガスは、一般的な従量制プランから市場連動型プランまで選択肢があり、都市ガスもあわせて検討できます。市場連動型のライフフィットプランについては、市場価格高騰時の料金変動リスクも確認しておきましょう。

タダ電は毎月最大5,000円を電力量料金から減額する独自の料金設計ですが、70.00円/kWhの電力量料金や19か月目以降の最低料金560円など、無料枠以外の条件も確認する必要があります。

電力会社を選ぶときは、広告で目立つ「基本料金0円」「割引」「無料枠」など一つの項目だけで判断しないことが重要です。

現在の検針票などから、

契約アンペア・月間使用量・年間の使用量推移・利用時間帯

を確認し、各社の料金シミュレーションで比較すると判断しやすくなります。

特に市場価格が料金に影響するプランでは、市場価格の高騰時に電気料金が大きく上昇する可能性があることを理解してから契約してください。

また、2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWhで、電力会社を乗り換えても原則として発生します。

リボンエナジーでは、基本料金0円・燃料費調整額0円の料金体系に加えて、マイホーム、ファミリー、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVに応じた7種類の割引が用意されています。条件を満たす割引は併用できるため、自宅で適用できる割引があるか料金シミュレーションで確認するとよいでしょう。

ただし、リボンエナジーについても、基本料金0円や割引によって現在より必ず安くなるわけではありません。変動従量料金を含む料金総額を現在の契約と比較したうえで判断してください。

リボンエナジー公式サイトはこちら


※本記事の料金・料金体系・割引・キャンペーン・契約条件等は、2026年8月13日に各社公式サイト、公式料金ページ、FAQ、重要事項説明書等を確認した情報をもとに作成しています。料金・キャンペーン・適用条件等は変更される場合があります。契約前には各社公式サイトで最新情報をご確認ください。


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