
初めてのオーダースーツは「価格」だけでなく作り方や買い方も比較しよう
就職や転職、昇進などをきっかけに、初めてオーダースーツを検討する人もいるでしょう。
既製品とは異なり、オーダースーツは採寸したサイズをもとに仕立てることができます。生地やデザインを自分で選べることも魅力ですが、初めての場合は「どの店を選べばよいのか」「3万円台と5万円台では何が違うのか」「完成まで何日かかるのか」と迷いやすいものです。
さらに、オーダースーツはブランドによって、オーダー方式、価格、生地、採寸方法、納期、店舗展開、2着目以降の注文方法、保証などが異なります。
そこで本記事では、次の5サービスを比較します。
- FABRIC TOKYO
- オーダースーツSADA
- KASHIYAMA(カシヤマ)
- GLOBAL STYLE(グローバルスタイル)
- DIFFERENCE(ディファレンス)
単純に価格だけを比較するのではなく、「自分の予算とスーツの使い方に合っているか」という視点から違いを整理します。
初めてオーダースーツを作る人は、まずオーダー方式の違いを理解したうえで比較すると、自分に必要なサービスを判断しやすくなります。
※価格・サービス内容・キャンペーンなどは2026年8月時点で各社公式サイトを確認した情報をもとにしています。生地、仕様、オプション、キャンペーン、注文時期などによって料金や納期が変わる場合があります。注文前には各社公式サイトおよび店舗で最新の条件をご確認ください。
# まず知っておきたい「パターン・イージー・フルオーダー」の違い
オーダースーツと一口にいっても、すべてが同じ方法で作られているわけではありません。
一般的には「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」という3つの方式に分けて説明されます。
ただし、各ブランドが使用する「オーダー」「フルオーダー」などの呼称と、一般的な仕立て方式の分類が必ずしも一致するとは限りません。
そのため、名称だけで判断するのではなく、どこまでサイズを補正できるのか、既存の型紙を利用するのか、個人専用の型紙を一から作るのかまで確認することが重要です。
パターンオーダーとは
パターンオーダーは、あらかじめ用意されている複数のサイズ・型紙から体型に近いものを選び、着丈や袖丈などを調整して仕立てる方式です。
既製スーツに近い仕組みを利用しながら、着る人に合わせてサイズを調整できる点が特徴です。
比較的工程を抑えやすいため、オーダースーツの中では購入しやすい価格帯の商品も多く見られます。
一方で、補正できる範囲はブランドによって異なります。左右の肩の高さの違いや体型の癖など、細かな補正をどこまで反映できるかは注文前に確認しておきたいポイントです。
初めてオーダースーツを作る人で、「既製品より自分に合ったサイズを選びたい」「予算を大きく上げずにオーダーを試したい」という場合には検討しやすい方式です。
イージーオーダーとは
イージーオーダーは、あらかじめ用意された型紙をベースにしながら、採寸データに応じて複数箇所を補正して仕立てる方式です。
パターンオーダーより補正できる範囲が広いケースがあり、肩まわりや胴まわりなど、体型に応じた調整を行えることがあります。
ただし、イージーオーダーの定義や補正範囲は各社で完全に統一されているわけではありません。
「イージーオーダーだから必ず細かく補正できる」と考えるのではなく、実際の採寸方法や補正可能な箇所を確認して比較するとよいでしょう。
フルオーダーとは
一般的な意味でのフルオーダーは、採寸した数値や体型をもとに個人用の型紙を作り、仮縫いなどの工程を経ながら仕立てていく方式です。
既存の型紙をベースにするパターンオーダーやイージーオーダーと比較すると、体型に合わせた細かな調整を行いやすい一方、工程が増えるため価格や納期も大きくなる傾向があります。
ここで注意したいのが、ブランドが「フルオーダー」と表記しているからといって、伝統的なテーラーのフルオーダーと工程が完全に同じとは限らないことです。
現在はCADや自動裁断などのデジタル技術を利用してオーダースーツを生産するブランドもあります。
初めて比較する場合は、「パターン」「イージー」「フル」という名称だけで優劣を判断せず、実際にどのような採寸・補正・縫製を行っているのかを確認することが大切です。
# 3つのオーダー方式を簡単に比較
| 比較項目 | パターンオーダー | イージーオーダー | フルオーダー |
|---|---|---|---|
| 基本的な仕組み | 既存のサイズ・型紙をベースに調整 | 既存の型紙をベースに体型補正を加える | 一般的には個人用の型紙を作成 |
| サイズ調整 | ブランド所定の範囲 | 比較的細かく調整できる場合がある | 細かな体型補正に対応しやすい |
| 価格傾向 | 比較的抑えやすい | 中価格帯が中心になりやすい | 高価格帯になりやすい |
| 納期傾向 | 比較的短い場合がある | 数週間程度が一般的 | 工程によって長くなる場合がある |
| 初めての人が確認したい点 | 補正できる箇所 | 補正範囲と追加料金 | 型紙作成・仮縫いなど実際の工程 |
※上表は一般的な違いを整理したものであり、具体的な工程、価格、納期、補正範囲はブランドによって異なります。
# 初めてのオーダースーツで比較したい9つのポイント
今回の5サービスは、次の9項目を同じ基準で比較します。
1. オーダー方式
最初に確認したいのが、どのような方式でスーツを仕立てるのかです。
ただし、前述したようにサービス側の呼称だけで判断するのではなく、採寸や補正の仕組みまで含めて確認します。
2. 価格帯
「最安価格」だけを見ると、実際に選びたい生地や仕様を追加したときの予算との差が大きくなることがあります。
そのため本記事では、公式サイトで確認できるスタート価格に加えて、掲載されている主要な生地・商品価格も確認しながら、予算を考えます。
初回限定価格、2着同時購入価格、キャンペーン価格については、通常価格と分けて記載します。
3. 生地の選択肢
スーツの価格を大きく左右する要素の一つが生地です。
日常のビジネス用途に使いやすい機能性素材から、国内産生地、イタリア・イギリスなどのインポート生地まで、ブランドによって取り扱いが異なります。
価格だけでなく、どのような生地を選びたいかも考えておきましょう。
4. 採寸方法
初めてオーダースーツを作る場合、採寸方法は特に重要です。
店舗でスタッフに採寸してもらうサービスのほか、過去の採寸データを利用してオンライン注文できるサービスもあります。
「初回から自宅だけで完結できるか」と「初回は店舗で採寸し、2着目からオンライン注文できるか」は異なるため、分けて確認する必要があります。
5. 納期
就職、転職、昇進、結婚式など着用日が決まっている場合は、価格と同じくらい重要なのが納期です。
公式サイトに記載された「最短○日」は、対象生地や仕様などに条件が設定されていることがあります。
そのため、本記事では最短納期だけではなく、条件や通常の目安も可能な範囲で確認します。
6. 店舗数・出店エリア
初回に店舗採寸が必要な場合、自宅や勤務先から通える店舗があるかも重要です。
全国に店舗を展開するブランドもあれば、主要都市を中心に店舗を設けているブランドもあります。
完成後のお直しなどで再来店する可能性も考え、アクセスを確認しておくとよいでしょう。
7. 2着目以降の注文方法
スーツを仕事で継続的に着用する場合は、2着目以降の買いやすさも比較したいポイントです。
採寸データを保存し、オンラインで生地やデザインを選んで注文できるサービスであれば、毎回店舗で一から採寸する手間を抑えられます。
一方、体型が変化している場合は再採寸したほうがよいこともあります。
8. お直し・保証
完成したオーダースーツを試着すると、想定していた着用感と異なる場合があります。
無料調整期間、作り直しの条件、ウエスト調整などのアフターサービスは各社で異なるため、購入前に確認しておきたい項目です。
9. 支払い方法
クレジットカード、現金、各種キャッシュレス決済など、利用できる方法は店舗・オンラインによって異なる場合があります。
高価格帯の生地や複数着を購入する場合は支払額が大きくなるため、希望する決済方法が利用できるか事前に確認しておくと安心です。
# FABRIC TOKYO・SADA・KASHIYAMA・GLOBAL STYLE・DIFFERENCEを比較
ここからは、5サービスを同じ基準で比較します。
価格については、キャンペーン適用時の金額だけで判断しないことが重要です。
例えばFABRIC TOKYOでは、2026年2月の価格改定後、オーダースーツ・オーダーセットアップが38,000円(税込)からとなっています。
KASHIYAMAのクラシックスーツは33,000円(税込)からです。
一方、オーダースーツSADAでは初めて利用する人向けの価格が設定されている場合があり、GLOBAL STYLEやDIFFERENCEにも複数着購入を条件とする価格プランがあります。
このため、「1着を通常条件で注文する場合」と「初回・複数着などの条件を満たす場合」を分けて考える必要があります。
次章では、まずFABRIC TOKYOから、オーダー方式、価格、生地、採寸、納期、店舗、リピート方法、お直し・保証、支払い方法まで詳しく確認していきます。
オーダースーツ5社の詳細
FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)

商品概要
FABRIC TOKYOは、店舗などで登録したサイズデータを利用して、オーダースーツやシャツ、セットアップなどを注文できるサービスです。
初回は店舗で採寸してサイズを登録し、その後は登録データを使ってオンラインで注文できることが大きな特徴です。
「最初の1着はスタッフに相談しながら作りたいが、2着目以降は店舗へ行く回数を減らしたい」という使い方を検討しやすい仕組みです。
オーダー方式
FABRIC TOKYOは、既存の型紙をベースとして採寸データに合わせて調整するオーダー方式です。
伝統的なフルオーダーのように顧客ごとの型紙を一から起こして仮縫いを重ねる方式とは異なります。
初めてオーダースーツを選ぶ場合は、「フルオーダーかどうか」という名称だけではなく、FABRIC TOKYOのように採寸データを保存して、その後のオンライン注文に利用できるかという購入体験も比較するとよいでしょう。
料金
2026年8月時点の公式サイトでは、メンズの2ピースオーダースーツは38,000円(税込)からです。
主なラインには、次のような価格の商品があります。
- SMART CARE WOOL:38,000円(税込)~
- FLX WOOL:49,800円(税込)~
- FLX WOOL AIR:59,800円(税込)~
- TOLLEGNO STRETCH PREMIUM WOOL:79,000円(税込)~
- 尾州産の生地を使用した商品:79,000円(税込)~の商品あり
- CANONICOを使用した商品:10万円台の商品あり
そのため、入口となる価格は38,000円(税込)ですが、機能性や生地の産地・ブランドなどにこだわる場合は5万円台から10万円台以上まで選択肢が広がります。
初めて仕事用の1着を作る場合は、スタート価格だけでなく、実際に欲しい生地を選んだ状態で予算を確認することが重要です。
※2026年8月時点の公式サイト表記をもとにしています。生地の在庫、仕様、オプションなどによって価格が変わる場合があります。注文前にFABRIC TOKYO公式サイトで最新価格をご確認ください。
生地の選択肢
FABRIC TOKYOでは、機能性を重視したオリジナル系の生地から、国内産・海外産の生地まで取り扱っています。
例えば、自宅で洗えるSMART CARE WOOL、ストレッチ性を意識したFLX WOOLなど、日常のビジネスシーンで使いやすさを考えた商品があります。
さらに、イタリアの生地メーカーであるVITALE BARBERIS CANONICO(カノニコ)やTOLLEGNO(トレーニョ)、日本の尾州産生地などを使用した商品も確認できます。
「ブランド生地の種類をできるだけ多く見たい」という視点だけでなく、出張が多い、洗えるスーツが欲しい、ストレッチ性を重視したいといった働き方から生地を探しやすい点に注目したいサービスです。
採寸方法
初めて利用する場合は、店舗でスタッフに採寸してもらい、サイズデータを登録する方法が基本です。
公式サイトでは店舗でのサイズ登録について「最短15分」と案内されています。
なお、手持ちのスーツなどを送付してスタッフに採寸してもらう「送って採寸サービス」の案内ページも存在しますが、2026年8月の確認時点では受付停止と表示されています。
したがって、現時点の記事では「初回から自宅だけで採寸できるサービス」としては扱わず、初回は店舗採寸を基本として比較します。
納期
公式の初めての方向け案内では、オーダーした1着を約4週間で届ける旨が案内されています。
ただし、生地、商品、注文時期、生産状況などによってお届け予定日は異なります。商品ページでは注文時点のお届け予定日を確認できるため、転職初日や式典など使用日が決まっている場合は、注文前に確認してください。
店舗数・主な出店エリア
FABRIC TOKYOは東京を中心に、横浜、名古屋、大阪、福岡などに店舗を展開しています。
公式店舗一覧では、東京都内の新宿・渋谷・表参道などに加え、横浜、名古屋栄、大阪梅田、福岡天神などの店舗を確認できます。
全国各地に多数の店舗を構えるタイプとは異なるため、初回の店舗採寸を希望する場合は、生活圏内に店舗があるかを先に確認しておくことが重要です。
2着目以降のリピート
FABRIC TOKYOを比較するときに注目したいのが、このリピート方法です。
店舗で登録したサイズデータはアカウントに保存されるため、2着目以降はオンライン上で生地やデザインを選んで注文できます。
例えば、最初の1着を転職時に店舗で採寸して作り、半年後に仕事用スーツを追加するときはオンラインで注文する、といった利用方法が考えられます。
ただし、体重の増減などで体型が変化した場合は、以前のデータをそのまま使うのではなく、必要に応じて店舗でサイズを確認するとよいでしょう。
お直し・保証
公式サイトでは、商品到着後に着心地やサイズ感に違和感がある場合、到着から50日間、無料でサイズのお直しに対応する旨が案内されています。
また、公式の初めての方向けページでは、お届けから50日以内の無料作り直しについても案内されています。
対象条件や具体的な対応内容については商品や状況によって確認が必要になるため、利用時には公式のサポート条件を確認してください。
支払い方法
FABRIC TOKYOではオンラインで注文・決済できる仕組みが用意されています。
利用可能な決済方法は注文方法や時期によって変更される可能性があるため、購入画面で利用可能な支払い方法を確認してください。
キャンペーン・特典
FABRIC TOKYOでは時期によってキャンペーンや期間限定商品などが実施される場合があります。
一方、常時適用される価格と期間限定条件は区別して判断する必要があります。本記事では、終了時期や適用条件を確認できない特典を通常価格には反映していません。
2026年8月時点では、通常のオーダースーツ価格として38,000円(税込)からを比較基準としています。
おすすめポイント
FABRIC TOKYOは、次のような条件を重視する場合に比較しやすいサービスです。
- 初回はスタッフに採寸してもらいたい
- 2着目以降はオンライン注文を活用したい
- 機能性を意識した生地も比較したい
- スーツだけでなくシャツやビジネスカジュアルも同じサイズデータで検討したい
- 店舗へ毎回行く手間を抑えたい
利用シーン
例えば、転職をきっかけに最初の1着を作り、その後仕事でスーツを着る頻度が増えた際に追加注文する、といった利用方法が考えられます。
店舗数そのものより、「一度採寸した後のオンライン注文のしやすさ」を重視する人が比較しておきたいサービスです。
FABRIC TOKYOまとめ
FABRIC TOKYOは、店舗で採寸したデータをオンライン注文へつなげる仕組みが特徴です。
オーダースーツは38,000円(税込)からで、機能性生地から国内外の生地まで予算に応じて検討できます。
初めて作る際には店舗へのアクセスを確認するとともに、実際に選ぶ生地・仕様を含めた総額を確認してから注文しましょう。
オーダースーツSADA

商品概要
オーダースーツSADAは、全国に店舗を展開するオーダースーツ専門店です。
公式サイトでは「マシーンメイドのフルオーダー」という表現を使用しており、自動設計システムや自動裁断機などを利用して仕立てています。
ここで注意したいのは、一般的にイメージされる職人による手作業中心のフルオーダーと、SADAが掲げる「マシーンメイドのフルオーダー」を同一視しないことです。
比較する際には、名称よりも実際の採寸・設計・縫製方法を確認するとよいでしょう。
オーダー方式
SADAでは採寸したデータをもとに、CADを利用して一人ひとりのパターンを設計し、自動裁断機などを活用して生産する方式を採用しています。
既製のゲージ服から丈を調整するだけの仕組みとは異なり、体型に応じた補正を加えながら仕立てることが特徴です。
料金
2026年8月時点で公式サイトを確認すると、初めて利用する人向けに21,780円(税込)からの価格が案内されています。
この金額は、メンズ・レディースのシングル上下1着について、生地代・加工代・ネーム代を含む初回向け価格です。
重要なのは、21,780円(税込)は初回条件が付いた価格であり、すべての注文に適用される通常価格として比較しないことです。
選択する生地によって通常価格は上がり、公式サイトには複数の価格帯の生地が掲載されています。
初めて作る場合には魅力を感じやすい価格設定ですが、2着目以降も同じ金額になるとは限らないため、継続購入を考える場合は通常価格も店舗で確認してください。
※2026年8月時点の公式サイト表記です。初回価格には対象条件があり、他のセール値引きと併用できない場合があります。生地・仕様・キャンペーンによって金額が変わるため、注文前にオーダースーツSADA公式サイトまたは店舗で最新条件をご確認ください。
生地の選択肢
SADAでは、ビジネス用途に取り入れやすい生地から、ウール素材やインポート生地など複数の価格帯を用意しています。
色柄だけでなく、光沢、ハリ、しなやかさ、機能性などから選択できます。
初めて作る場合は、最初から生地ブランドだけで決めるよりも、「週に何回着るか」「春夏・秋冬のどちらを重視するか」「外回りが多いか」などをスタッフに伝えて選ぶと比較しやすくなります。
採寸方法
基本的には店舗に来店し、スタッフによる採寸を受けて注文します。
身体の寸法だけでなく、体型の特徴を確認しながらサイズを調整するため、初めてで自分に合う寸法が分からない場合でも相談できます。
今回の5社比較では、初回からスマートフォンだけで注文するタイプというより、店舗で相談・採寸しながら最初の1着を作りたい人向けとして整理できます。
納期
公式サイトでは、通常の仕立て期間として1カ月前後が案内されています。
また、納期を短縮する有料サービスが用意される場合があり、2026年夏の公式キャンペーンページでは対象条件のもと「お急ぎ便」により約15日で仕立てる案内も確認できます。
着数、生地などに制限があるため、「約15日で必ず受け取れる」という意味ではありません。
着用日が決まっている場合は、注文店舗で完成予定日を確認してから契約してください。
店舗数・主な出店エリア
オーダースーツSADAは全国に店舗を展開しています。
2026年8月に確認できる公式ページでは全国47店舗との案内があります。
首都圏だけでなく各地域に店舗があるため、「初回だけでなく、お直しのときにも店舗へ行きやすいか」という視点で比較する場合にも候補になります。
店舗数は出退店によって変動するため、実際に利用する際は公式店舗一覧から最寄り店を確認してください。
2着目以降のリピート
SADAでは過去の注文・採寸情報を利用してリピート注文できます。
ただし、体型が変わった場合や、前回と異なるシルエットにしたい場合は、再度店舗で相談したほうが適切な場合があります。
初回価格と通常価格が異なる点も含め、2着目を想定する場合は「次回はいくら程度になるか」を最初の注文時に確認しておくと予算を組みやすくなります。
お直し・保証
2026年8月に確認した公式の初回向け案内では、仕立て後1カ月以内の寸法調整無料が案内されています。
また、ウエストのお直しについて一定期間無料とするアフターサービスも案内されています。
公式ページによって案内されている期間・条件が異なるケースがあるため、購入時に適用される保証条件を店舗で確認しておくことが重要です。
公式サイトでは返金保証制度についても案内されていますが、利用条件があるため、詳細は最新の保証規定を確認してください。
支払い方法
利用できる決済方法は店舗によって異なる場合があります。
クレジットカードなどを利用する予定がある場合は、注文する店舗の案内または店頭で事前に確認してください。
キャンペーン・特典
2026年8月の確認時点では、初回利用者向け価格として21,780円(税込)からの案内があります。
また、時期によって生地やオプション、お急ぎ便などを対象としたキャンペーンが実施されています。
キャンペーンは期間、対象生地、併用可否などの条件が設定されるため、表示価格だけでなく適用条件まで確認しましょう。
おすすめポイント
オーダースーツSADAは、次のような条件で比較したい人に向いています。
- 初めてのオーダースーツなので初回向け価格も確認したい
- 店舗でスタッフと相談しながら採寸したい
- 自宅や勤務先から通える店舗があることを重視したい
- 体型補正を含めたオーダー方法を確認したい
- 購入後のお直し制度も比較したい
利用シーン
就職、転職などで初めてビジネス用スーツを作る場合や、既製スーツではサイズが合わせにくく、店舗で相談しながら調整したい場合に検討しやすいサービスです。
特に初回価格を見る際は、他社の通常価格とそのまま比べるのではなく、「初回に必要な予算」と「2着目以降に必要な予算」を分けて考えることがポイントです。
オーダースーツSADAまとめ
オーダースーツSADAは、CADや自動裁断などを利用した独自のマシーンメイド方式と全国の店舗網が特徴です。
初回向け価格も設定されていますが、初回条件と通常条件を区別して比較しましょう。
KASHIYAMA(カシヤマ)

商品概要
KASHIYAMA(カシヤマ)は、株式会社オンワードパーソナルスタイルが展開するオーダースーツブランドです。
以前使われていた「KASHIYAMA the Smart Tailor」ではなく、本記事では現在の公式表記に合わせてKASHIYAMA(カシヤマ)と表記します。
KASHIYAMAは自社工場から顧客へ届けるF2C(Factory to Customer)の仕組みを採用し、価格と納期の双方を分かりやすく提示しています。
オーダー方式
初回は店舗でスタッフによる採寸を行い、体型に合わせてサイズを調整します。
既存のモデルをベースとして身体に合わせて補正する方式で、伝統的な仮縫いを繰り返すフルオーダーとは異なります。
KASHIYAMAではクラシック、コンフォート、フォーマル、イージーなど、用途に応じた商品カテゴリーが用意されています。
料金
2026年8月時点の公式サイトでは、メンズの主な価格は次のように案内されています。
- クラシックスーツ:33,000円(税込)~
- コンフォートスーツ:44,000円(税込)~
- フォーマルスーツ:44,000円(税込)~
- セットアップスーツ:44,000円(税込)~
初めてビジネス用のオーダースーツを検討する場合、クラシックスーツの33,000円(税込)からが基本的な比較ラインになります。
生地や仕様を変更すると価格も変わるため、実際の予算は希望する生地を選んで確認する必要があります。
※2026年8月時点の公式サイト表記です。価格は生地、仕様、キャンペーンなどによって変動します。注文前にKASHIYAMA公式サイトまたは店舗で最新価格をご確認ください。
生地の選択肢
KASHIYAMAではビジネス向けのベーシックな生地から、インポート生地まで選択肢があります。
公式コンテンツでは、イタリアの生地メーカーVITALE BARBERIS CANONICO(カノニコ)なども紹介されています。
また、クラシックだけでなく、洗濯など日常の扱いやすさを意識したコンフォートスーツも用意されています。
初めての場合は、「ブランド生地を選びたいのか」「日々のメンテナンスを重視するのか」で予算のかけ方を決めるとよいでしょう。
採寸方法
KASHIYAMAの公式オーダーフローでは、初回は店舗でプロが採寸する流れが案内されています。
素材やスタイルについてスタッフと相談しながらサイズを決め、そのデータを登録します。
初回から完全オンラインで自己採寸する方式を基本とするのではなく、最初の1着は店舗で採寸する仕組みと考えておくとよいでしょう。
納期
KASHIYAMAが分かりやすく打ち出している特徴の一つが納期です。
2026年8月時点の公式サイトでは、クラシックスーツなどについて最短1週間でお届けと案内しています。
ただし「最短」であり、すべての生地・仕様・注文時期で1週間になることを保証するものではありません。
転職初日、式典など着用予定日が決まっている場合は、店舗で実際の完成予定日を確認してください。
店舗数・主な出店エリア
KASHIYAMAは全国各地に店舗を展開しています。
2026年8月時点の公式サイトでは、関東28拠点のほか、北海道、東北、中部・北陸、関西、中国・四国、九州・沖縄にも店舗・取扱拠点が掲載されています。
百貨店内のKASHIYAMA PREMIUMなども含まれるため、利用可能な商品やサービスについては各店舗ページを確認してください。
2着目以降のリピート
KASHIYAMAの公式サイトでは、「2着目からはスマホでOK」という購入フローを案内しています。
初回に店舗で登録したデータを利用し、2着目以降はオンラインで注文できます。
この点はFABRIC TOKYOと共通する部分があります。
初回はプロに採寸してもらいながら、継続購入時の来店回数を減らしたい人にとって比較したいポイントです。
お直し・保証
2026年8月時点の公式サイトでは、サイズが合わない場合について30日間の無料調整が案内されています。
さらに、ウエストの体型変化については365日間無料のお直しが案内されています。
一部対象外商品があり、修理品を預ける際の配送料が別途必要になる場合があります。
保証期間だけでなく、「どの箇所が対象になるのか」「送料が発生するのか」まで確認して利用しましょう。
支払い方法
オンラインストアでは、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Dinersなどのクレジットカード払いが案内されています。
店舗については施設によって利用可能な決済方法が異なります。
例えば丸の内店の公式ページでは、現金、各種クレジットカード、交通系IC、iD、QUICPay、QRコード決済などが案内されています。
実際に利用できる方法は注文店舗で確認してください。
キャンペーン・特典
KASHIYAMAでは初回購入、学生向けなど、時期や対象者に応じたキャンペーンが実施される場合があります。
ただし、通常のクラシックスーツ33,000円(税込)からと、期間・対象条件のある特別価格は分けて比較する必要があります。
本記事では通常価格を基本に比較し、キャンペーンを利用する場合は公式サイトで対象条件と実施期間を確認することを推奨します。
おすすめポイント
KASHIYAMAは、次のような条件を重視する場合に比較しやすいサービスです。
- 3万円台からオーダースーツを検討したい
- 完成までの期間を重視したい
- 初回は店舗でプロに採寸してもらいたい
- 2着目からオンライン注文を利用したい
- 全国の店舗・取扱拠点から利用先を探したい
利用シーン
転職や昇進などで着用予定日まであまり時間がない場合は、最短1週間という納期設定が比較材料になります。
ただし、必要な日に間に合わせることを優先するなら、「最短」という表示だけで判断せず、希望する生地で実際にいつ受け取れるのかを店舗で確認してください。
KASHIYAMAまとめ
KASHIYAMAは、33,000円(税込)からという価格設定、最短1週間という納期、初回店舗採寸から2着目以降のオンライン注文につながる仕組みが特徴です。
価格・納期・リピート時の手間をまとめて比較したい人にとって検討しやすい選択肢です。
GLOBAL STYLE(グローバルスタイル)

商品概要
GLOBAL STYLE(グローバルスタイル)は、グローバルスタイル株式会社が運営するオーダースーツ専門店です。
東京、大阪、名古屋などの都市部を中心に全国へ店舗を展開しており、多数の生地を見ながらスタッフと相談してオーダーできることが特徴です。
公式サイトでは約5,000種類の生地を案内しており、生地の選択肢を重視したい場合に比較しておきたいサービスです。
オーダー方式
GLOBAL STYLEでは、複数のスーツモデルから体型や好みに合ったものを選び、採寸結果に応じて補正して仕立てます。
伝統的なフルオーダーとは異なり、既存のモデルをベースに調整するオーダー方式です。
複数のモデルからシルエットを比較できるため、「細身にしたい」「仕事で使いやすいベーシックな形にしたい」など、完成イメージをスタッフと相談しながら決められます。
料金
GLOBAL STYLEは、1着で購入する場合と、2着を組み合わせる「コンビ価格」で金額が異なります。
2026年8月時点ではフェアによって価格が変動しており、公式サイト上では2着購入を前提とした価格が提示されるケースがあります。
そのため、「1着あたり○円」という表示を見る際には、1人で2着購入する条件なのか、知人と組み合わせられるのか、対象生地が限定されているのかまで確認することが重要です。
通常価格帯からインポートブランド生地まで幅広いため、実際に選ぶ生地によって総額が大きく変わります。
※2026年8月時点で公式サイトを確認した情報です。フェア、生地、購入着数、オプションによって価格が変わります。注文前にGLOBAL STYLE公式サイトまたは店舗で最新の1着価格・コンビ価格と適用条件をご確認ください。
生地の選択肢
GLOBAL STYLEでは、公式サイト上で約5,000種類の生地を案内しています。
国内外の生地を幅広く扱い、イタリアやイギリスなどのインポート生地も選択できます。
「初めてなので種類が多すぎると迷う」という場合は、予算、使用シーズン、着用頻度、色柄などを先に決めてスタッフに伝えると選びやすくなります。
一方で、複数の生地を実物で比較しながら決めたい人にとっては、生地の豊富さが比較ポイントになります。
採寸方法
基本的には店舗でスタッフと相談しながら採寸し、生地、モデル、デザインなどを決めて注文します。
初回のオーダースーツでは、数値だけでなく好みのフィット感を伝えることも重要です。
細身を希望するのか、仕事中の動きやすさを優先するのかなど、利用目的を伝えながら調整するとよいでしょう。
納期
2026年8月時点の公式サイトでは、通常のオーダースーツについて約3~4週間が目安として案内されています。
また、対象条件を満たす場合には最短2週間となるスピード仕上げも用意されています。
スピード仕上げは着数、生地、デザイン、店頭受け取りなどに条件があるため、すべての注文で利用できるわけではありません。
インポート生地の取り寄せやオプションなどによって通常より納期が長くなる場合もあります。
店舗数・主な出店エリア
公式サイトでは全国40店舗規模の展開が案内されています。
東京・横浜・埼玉・千葉の首都圏に加え、北海道、宮城、静岡、愛知、大阪、奈良、京都、兵庫、広島、福岡、熊本などに店舗があります。
店舗で多数の生地を見ながら選びたい場合は、最寄り店舗のアクセスや取り扱いラインを確認しておきましょう。
2着目以降のリピート
一度作ったスーツのサイズ情報をもとに次回の注文を進めることができます。
一方で、前回と異なるモデルを選ぶ場合や体型が変わった場合には、店舗で再確認することが適しています。
2着コンビ価格などを利用して仕事用スーツをまとめて用意する方法もありますが、対象生地やフェア条件を確認して利用してください。
お直し・保証
GLOBAL STYLEはアフターサービスとして保証制度を設けています。
2026年8月時点の公式サイトでは、オーダー商品について、条件を満たした場合の購入から3カ月以内の返金保証が案内されています。オンラインストアで注文したオーダー商品については期間が異なります。
保証には対象商品や利用条件があるため、「理由を問わず必ず返金される」という意味ではありません。
購入時にサイズ調整や返金保証の対象条件を確認しておくとよいでしょう。
支払い方法
店舗では現金やクレジットカードなど、店舗・施設に応じた決済方法を利用できます。
利用できるブランドやキャッシュレス決済は店舗によって異なる可能性があるため、高額な生地や複数着を購入する場合は事前に利用店舗へ確認してください。
キャンペーン・特典
GLOBAL STYLEでは、2着購入を対象としたフェアや、特定の生地・納期などを対象としたフェアが随時実施されています。
キャンペーン価格は通常価格とは異なり、対象生地、購入着数、注文期限などの条件があります。
特に「1着あたり」の表示は2着購入時の換算価格である場合があるため、初めて1着だけ作りたい人は最終的な支払総額で比較してください。
おすすめポイント
GLOBAL STYLEは、次のような条件を重視する場合に比較しやすいサービスです。
- 多数の生地を比較して選びたい
- インポートブランド生地も候補にしたい
- 店舗でスタッフと相談しながら作りたい
- 仕事用に2着まとめて用意することも検討している
- 複数のスーツモデルからシルエットを選びたい
利用シーン
昇進などを機に、これまでより生地や見た目にもこだわったスーツを作りたい場合や、仕事用として複数着をまとめて揃えたい場合に比較しやすいサービスです。
初めて利用するときは選択肢の多さだけで決めず、あらかじめ予算上限をスタッフに伝えておくと生地を絞り込みやすくなります。
GLOBAL STYLEまとめ
GLOBAL STYLEは、多数の生地と複数のスーツモデルから選べることが特徴です。
2着購入を前提とする価格表示もあるため、1着だけ購入する場合と複数着購入する場合の総額を分けて確認しましょう。
DIFFERENCE(ディファレンス)

商品概要
DIFFERENCE(ディファレンス)は、株式会社コナカが展開するオーダースーツブランドです。
店舗でテイラーと相談する方法に加え、アプリやデジタルサービスを活用した注文方法を用意しています。
「初回は対面で相談したいが、その後はスマートフォンも活用したい」という場合に比較しやすいサービスです。
オーダー方式
DIFFERENCEでは、採寸したデータをもとに体型に合わせて調整するオーダー方式を採用しています。
店舗でテイラーに採寸してもらう方法だけでなく、AI採寸アプリを利用した仕組みも案内されています。
伝統的な仮縫いを伴うフルオーダーとは異なるため、オーダー方式の名称だけでなく、採寸・補正方法を含めて比較するとよいでしょう。
料金
2026年8月時点の公式店舗ページでは、オーダースーツについて1着41,800円(税込)からと案内されています。
また、2着セットフェアでは2着52,800円(税込)からという案内も確認できます。
この場合、2着52,800円という価格は1着購入時の通常価格ではありません。
2着購入を検討する場合には候補になりますが、対象生地、フェア期間、その他の条件を確認する必要があります。
インポート生地を選ぶ場合などは価格帯が上がります。
※2026年8月時点の公式サイト表記です。生地、仕様、購入着数、キャンペーンによって価格は変動します。注文前にDIFFERENCE公式サイトまたは店舗で最新価格と適用条件をご確認ください。
生地の選択肢
DIFFERENCEでは、ビジネス用途の生地からインポート生地まで取り扱っています。
時期によってはインポート生地を対象としたフェアも開催されており、選ぶ生地によって価格が変わります。
初めての場合は、予算を先に伝え、その範囲で仕事に使いやすい色柄や耐久性などを相談すると選択肢を整理しやすくなります。
採寸方法
DIFFERENCEの特徴の一つが、店舗とデジタルを組み合わせた採寸・注文方法です。
店舗ではテイラーに相談しながら採寸できます。
一方、公式サイトではAI採寸アプリによる採寸データを利用して、スマートフォンからオーダーする仕組みも案内されています。
初めてオーダースーツを作る人で採寸に不安がある場合は、最初は店舗で相談し、仕組みを理解してからデジタル注文を活用する方法も考えられます。
納期
納期は注文時期、生地、仕様などによって変動します。
公式店舗ページでは注文時点の仕立て上がり日を確認する仕組みがあり、通常より納期を短縮する有料サービスも案内されています。
着用日が決まっている場合は、「通常なら何週間」という一般的な目安だけで判断せず、注文予定日の実際の仕上がり予定を店舗または公式サイトで確認してください。
店舗数・主な出店エリア
DIFFERENCEは東京、神奈川などの首都圏をはじめ、名古屋、大阪、福岡、熊本、新潟など各地に店舗があります。
駅直結の商業施設や百貨店内に入る店舗もあります。
例えば、東京駅のヤエチカ、横浜、名古屋駅地下街、大阪の天王寺、博多駅直結施設などにも店舗が確認できます。
日常の移動経路に店舗があるかどうかも比較材料になります。
2着目以降のリピート
採寸データや注文情報を活用し、スマートフォンを使った注文につなげられる点が特徴です。
初回は店舗でテイラーと相談し、2着目以降は登録した情報を利用して注文する、といった使い分けもできます。
ただし、体型が変化した場合は再採寸を検討してください。
お直し・保証
DIFFERENCEでは、注文後のサイズ調整などのアフターサービスが用意されています。
保証の対象期間や無料となる調整範囲は、商品・注文条件によって確認が必要です。
初めての場合は、受け取り時に試着し、「サイズが合わなかった場合、いつまで・どこまで無料で直せるか」を確認しておくとよいでしょう。
支払い方法
利用可能な決済方法は店舗によって異なります。
一例としてマルイファミリー溝口店の公式ページでは、現金、各種クレジットカード、交通系IC、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、銀聯、Alipay、WeChat Payなどが案内されています。
商業施設内の店舗では対応方法が異なる可能性があるため、利用予定店舗で確認してください。
キャンペーン・特典
DIFFERENCEでは、2着セットやインポート生地などを対象にしたフェアが開催される場合があります。
2026年8月時点の店舗案内では2着セットフェアの価格表示が確認できますが、対象生地や開催条件が設定される場合があります。
キャンペーン利用を前提に予算を組む場合は、申込時点で実施中か、希望する生地が対象かを確認してください。
おすすめポイント
DIFFERENCEは、次のような条件を重視する場合に比較しやすいサービスです。
- 初回は店舗でテイラーに相談したい
- デジタルを利用した採寸・注文にも関心がある
- 2着まとめて作る場合の価格も比較したい
- 駅周辺や商業施設の店舗を利用したい
- 2着目以降の注文を効率化したい
利用シーン
転職時に1着作るケースだけでなく、仕事で毎日スーツを着るため2着をまとめて準備したい場合にも比較できます。
1着価格と2着セット価格の差が大きいため、必要な着数を決めてから他社と総額を比較することが重要です。
DIFFERENCEまとめ
DIFFERENCEは、店舗でのテイラーによる対応とアプリなどのデジタルサービスを組み合わせて利用できることが特徴です。
1着で購入する場合と2着セットを利用する場合では価格条件が異なるため、自分が必要とする着数を基準に比較しましょう。
5社の違いは「最安価格」だけでは判断できない
ここまで5サービスを見てきましたが、初めてオーダースーツを作る場合に注意したいのは、広告や公式サイトに表示される最も低い価格だけを横並びにしないことです。
例えば、
FABRIC TOKYOは通常のオーダースーツが38,000円(税込)からで、初回採寸後のオンライン注文に特徴があります。
オーダースーツSADAは初回利用者向け価格が設定されていますが、2着目以降は初回と条件が異なります。
KASHIYAMAはクラシックスーツ33,000円(税込)からで、最短1週間という納期を提示しています。
GLOBAL STYLEは生地の選択肢が多く、2着購入を前提としたフェア価格が設定されることがあります。
DIFFERENCEは1着41,800円(税込)からですが、2着セットの価格設定もあり、店舗とデジタルを組み合わせた注文ができます。
つまり、「初回に1着だけ作りたい人」と「仕事用に2着まとめて欲しい人」、「今後も同じサイズでネット注文したい人」では、比較すべき価格やサービスが異なります。
次章では、これらの違いが一目で分かるよう、5サービスを同じ比較軸で一覧表に整理します。
オーダースーツ5社の比較表
ここまで紹介した5サービスを、初めてオーダースーツを作る人が確認したい項目で一覧にまとめます。
価格については、初回限定や2着同時購入など条件付きの価格と、通常の1着価格を混同しないように確認することが重要です。
| 比較項目 | FABRIC TOKYO | オーダースーツSADA | KASHIYAMA | GLOBAL STYLE | DIFFERENCE |
|---|---|---|---|---|---|
| オーダー方式 | イージーオーダー | 独自のマシーンメイドによるフルオーダー | パターンオーダー | 既存モデルをベースに補正するオーダー | 採寸データをもとに補正するオーダー |
| 最安ラインの目安 | 38,000円(税込)~ | 初回21,780円(税込)~ | 33,000円(税込)~ | 通常1着41,800円(税込)~ | 1着41,800円(税込)~ |
| 中心価格帯の考え方 | 4万円台~10万円台以上まで生地で幅がある | 3万円台~6万円台以上まで生地・仕様で変動 | 3万円台~、コンフォート等は44,000円(税込)~ | 4万円台以上を軸に、インポート生地などで上昇 | 4万円台以上を軸に、生地・仕様で上昇 |
| 条件付き価格 | 時期によりキャンペーンあり | 初回限定価格あり | 初回限定・ペア割等が行われる場合あり | 2着同時購入フェアあり | 2着52,800円(税込)~のPAIR PRICEあり |
| 生地 | 機能性生地、尾州産、CANONICO、TOLLEGNOなど | オリジナル生地、ウール混紡、インポート系など | 国産・インポート生地、CANONICOなど | 約5,000種類を案内。国内外ブランドを幅広く展開 | ビジネス向けからインポート生地まで展開 |
| 初回採寸 | 店舗 | 店舗 | 店舗 | 店舗 | 店舗/AI採寸アプリ対応 |
| 自宅・オンライン対応 | 初回店舗採寸後、オンライン注文可 | 採寸済みデータを利用したリピートが可能 | 2着目以降スマホ注文可 | 登録済みデータを利用して再注文可能 | アプリ・スマホ注文に対応 |
| 納期目安 | 最短2週間。通常は約4週間が目安 | 約1カ月。短縮サービスあり | 最短1週間 | 通常約3週間~1カ月、スピード仕上げ約2週間 | 注文時期により変動。有料短縮サービスあり |
| 店舗展開 | 東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など | 全国47店舗 | 全国各地域に展開 | 全国40店舗規模 | 首都圏・主要都市を中心に展開 |
| 2着目以降 | カラダIDを利用してオンライン注文 | 過去の採寸・注文情報を利用 | 1着目のデータでスマホ注文 | 過去のサイズ情報を利用 | 登録データを活用しスマホ注文可能 |
| お直し・保証 | 到着後50日間の無料お直し。条件により作り直し | 無料お直し・返金保証制度あり。条件確認が必要 | サイズ調整30日間、ウエスト365日間無料 | お直し保証3カ月、返金保証3カ月の案内あり | サイズ調整等のアフターサービスあり |
| 支払い方法 | オンライン・店舗の利用方法に応じて確認 | 店舗により異なる | クレジットカード・電子決済など。店舗により異なる | 現金・カード等。店舗により異なる | 現金・カード・QR決済等。店舗により異なる |
| 比較するときのポイント | 初回採寸後のオンライン注文 | 初回価格と店舗網 | 納期とリピートのしやすさ | 生地数と2着購入条件 | 店舗とデジタルの併用 |
※価格・サービス内容は2026年8月時点の各社公式サイト表記をもとに整理しています。価格は生地、オプション、キャンペーン、購入着数などによって変動します。注文前には必ず各社公式サイトで最新情報と適用条件をご確認ください。
価格だけで比較するときに注意したいこと
5社の価格を並べると、最も低い数字だけに目が向きやすくなります。
しかし、初めてのオーダースーツでは、表示されている価格が「誰でも同じ条件で利用できる1着価格なのか」を確認することが重要です。
例えば、オーダースーツSADAの21,780円(税込)からという価格は初回利用者向けです。公式サイトでは初回向けの価格として案内されており、2回目以降も同じ金額になるという意味ではありません。
一方、GLOBAL STYLEでは通常1着41,800円(税込)からですが、2着同時購入を条件としたフェアが行われています。
DIFFERENCEでも通常1着41,800円(税込)からに対し、PAIR PRICEでは2着52,800円(税込)からという設定があります。
そのため、1着だけ必要な人が「2着購入時の1着あたり価格」と比較してしまうと、実際に支払う金額とのずれが生じます。
初めて作る場合には、次のように必要な着数から考えると整理しやすくなります。
1着だけ作りたい場合は、通常の1着価格や初回限定価格を中心に確認します。
仕事用として2着まとめて必要な場合は、GLOBAL STYLEやDIFFERENCEなどの複数着向けプランも含めて総額を比較します。
また、生地をグレードアップしたり、ベストを追加してスリーピースにしたりすると、スタート価格より総額が上がります。
「予算4万円なら4万円からの店を選ぶ」と決めるのではなく、希望する生地や仕様まで含めて見積もることが大切です。
オーダー方式で選ぶ|パターン・イージー・フルという名称だけで判断しない
初めてオーダースーツを作る場合、「フルオーダーのほうが上」「パターンオーダーは簡易的」と単純に考える必要はありません。
重要なのは、自分がどの程度の補正を必要としているかです。
例えば、既製スーツでも大きなサイズ上の不満はないものの、袖丈や着丈、ウエストなどを自分に合わせたい場合は、既存の型紙やモデルをベースとする方式でも目的を満たせる可能性があります。
一方、左右の肩の高さが違う、前後の体型差が大きいなど、既製スーツでは合わせにくい体型の場合は、どのような体型補正ができるかを店舗で詳しく相談したほうがよいでしょう。
FABRIC TOKYOは公式にイージーオーダーとして案内しています。
KASHIYAMAについては公式コンテンツ上でパターンオーダーとして整理されています。
SADAは「フルオーダー」を掲げていますが、伝統的な職人による手縫い中心の仕立てとは異なり、自動設計システムや自動裁断などを活用した独自のマシーンメイド方式です。
GLOBAL STYLEやDIFFERENCEについても、用意されたモデルや採寸データをもとに調整していく仕組みです。
したがって、初めての場合は「方式の名称」より、次の3点を確認するとよいでしょう。
1つ目は、自分が気になっている体型の癖を補正できるか。
2つ目は、細身・標準・ゆったりなど希望するシルエットを相談できるか。
3つ目は、完成後にサイズが合わなかったときのお直し制度があるかです。
予算3万円前後から検討するなら
オーダースーツに大きな予算をかけず、まず1着作ってみたい場合は、3万円前後からの価格帯を確認すると選択肢を整理しやすくなります。
KASHIYAMAは2026年8月時点でクラシックスーツを33,000円(税込)から案内しています。
SADAは初回利用者向けに21,780円(税込)からの価格があります。
ただし、この2つは条件が異なります。
SADAは初回限定価格なので、「今回の1着を抑えたい」というケースと、「今後も同じ店で何着も購入したい」というケースでは考え方が変わります。
KASHIYAMAも期間によって初回向けキャンペーンが実施される場合がありますが、通常価格との違いを確認することが必要です。
予算を考える際には、スーツ本体だけでなく、シャツやネクタイ、靴なども新調する必要があるかを考えておくと、全体の出費を管理しやすくなります。
予算4万円台から検討するなら
4万円前後から検討すると、5社すべてが比較対象に入りやすくなります。
FABRIC TOKYOは38,000円(税込)から、GLOBAL STYLEとDIFFERENCEは通常1着41,800円(税込)からです。
KASHIYAMAでは44,000円(税込)からのコンフォートスーツなども選べます。
この価格帯では単純な数千円の差だけでなく、生地の機能、納期、店舗への通いやすさ、2着目以降の購入方法まで比べるとよいでしょう。
例えば、毎回店舗へ行く時間を取りにくい場合は、初回採寸後にオンライン注文できるFABRIC TOKYOやKASHIYAMAが候補になります。
一方、生地を店頭で大量に見比べながら決めたい場合は、約5,000種類を案内しているGLOBAL STYLEのような選択肢もあります。
「4万円台で買えるか」だけでなく、4万円台で自分が欲しい生地とサービスを選べるかを見ることがポイントです。
納期を重視するなら「最短」と「通常」を分けて確認する
転職初日、昇進後の重要な会議、結婚式など、着用予定日が決まっている場合は納期を優先して比較する必要があります。
KASHIYAMAは公式サイトで最短1週間を案内しています。
FABRIC TOKYOは2026年8月時点の公式トップで最短2週間と案内しています。一方、通常のお届けについては約4週間という案内もあるため、実際の納品日は生地や注文時期によって確認が必要です。
GLOBAL STYLEでは通常約3週間~1カ月で、条件を満たす場合にはスピード仕上げ約2週間があります。
SADAは通常約1カ月が目安ですが、別料金の納期短縮サービスがあります。なお、「3日」「10日」などの表記がある短縮サービスは工場の縫製日数を示すもので、注文から受け取りまでの日数を保証する表示ではありません。
DIFFERENCEにも有料の納期短縮サービスがあり、2026年7月時点の公式案内では、通常より約1週間~10日早く納品する内容です。ただし、対象外の生地や商品があります。
そのため、
「最短1週間だから来週必ず受け取れる」
「最短2週間だから14日後には必ず完成する」
という判断は避けましょう。
使用予定日が決まっているなら、来店時に「○月○日に使用したい」と明確に伝えて、実際の仕上がり予定日を確認することが重要です。
店舗採寸を重視するなら通いやすさも確認する
初めてのオーダースーツでは、スタッフと相談しながら採寸したい人も多いでしょう。
この場合、店舗数だけでなく、自宅や勤務先から実際に通いやすい場所にあるかを確認します。
SADAは2026年8月時点の公式サイトで全国47店舗と案内されています。
GLOBAL STYLEは全国40店舗規模を案内しています。
KASHIYAMAも北海道から九州まで各地域に店舗・取扱拠点があります。
FABRIC TOKYOは東京に複数店舗を構え、横浜、名古屋、大阪、福岡にも出店しています。
DIFFERENCEも首都圏を中心に、名古屋、大阪、福岡など主要都市へ展開しています。
店舗へ行く機会は初回採寸だけとは限りません。
完成品の受け取りやサイズ調整などで再来店する場合もあるため、勤務先から寄れるか、休日に行きやすいかなども比較するとよいでしょう。
2着目以降をオンラインで買いたいなら
仕事で継続的にスーツを着る人にとっては、2着目以降の注文方法も重要です。
FABRIC TOKYOでは、初回に店舗で採寸して登録した「カラダID」を利用し、その後スマートフォンやパソコンから注文できます。
KASHIYAMAも、公式サイトで「2着目からはスマホでOK」と案内しています。
DIFFERENCEも、アプリやAI採寸などのデジタルサービスを利用できます。
このような仕組みは、毎回店舗へ出向く時間を取りにくい人にとって便利です。
一方で、前回購入から体重が大きく変わった場合や、前回とは異なるシルエットにしたい場合は、過去のデータだけに頼らず再採寸を検討してください。
SADAやGLOBAL STYLEについても過去の注文情報を利用できますが、店舗で生地を実際に見て相談しながら選ぶことに価値を感じる場合は、再来店する方法もあります。
生地の選択肢を重視するなら
生地選びはオーダースーツの楽しみの一つですが、選択肢が多いほど必ず自分に適しているとは限りません。
GLOBAL STYLEは公式サイトで約5,000種類の生地を案内しており、多くの候補から比較したい場合に向いています。
FABRIC TOKYOではCANONICOやTOLLEGNO、尾州産生地などに加え、自宅で洗える生地やストレッチ性を重視した独自の機能性生地があります。
KASHIYAMAでも国内外の生地を扱い、クラシックだけでなくコンフォートスーツなど用途別の商品があります。
SADAやDIFFERENCEにも、ビジネス向けからインポート系まで複数の価格帯があります。
初めての場合は生地ブランドだけで決めず、
「週5日着る」
「外回りが多い」
「出張が多い」
「重要な商談で着たい」
「結婚式など仕事以外にも使いたい」
といった利用シーンをスタッフに伝えると、生地を選びやすくなります。
お直し・保証で比較する
オーダースーツは注文時点では完成品を試着できません。
そのため、完成後のお直し制度も確認しておきたいポイントです。
FABRIC TOKYOでは、商品到着後50日以内であれば無料のお直しに対応する制度があります。お直しで対応することが難しい場合も、条件を満たせば作り直し対応の対象になることがあります。
KASHIYAMAではサイズ調整について30日間無料、体型変化によるウエストのお直しについて365日間無料と案内されています。
GLOBAL STYLEでは、お渡し予定日から3カ月以内のお直し保証、購入から3カ月以内の返金保証が案内されています。
SADAでも無料のお直しや返金保証制度がありますが、対象条件を確認する必要があります。
DIFFERENCEにもアフターサービスがありますが、商品や注文条件によって内容が異なるため、購入店舗で具体的な対象期間・箇所を確認しておくとよいでしょう。
保証があるからといって、あらゆる変更が無料になるとは限りません。
「ウエストは対象か」「袖丈は対象か」「好みの変更でも対応できるか」「送料は必要か」といった条件まで確認しておくと安心です。
支払い方法で比較する
オーダースーツは、生地やオプションによっては支払額が数万円から10万円以上になることがあります。
そのため、利用予定の支払い方法が使えるかも確認しておきたいポイントです。
KASHIYAMAの一部店舗では、クレジットカード、交通系IC、iD、QUICPayなどに対応しています。
DIFFERENCEでも店舗によって、クレジットカード、交通系IC、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYなど複数の決済方法を利用できます。
FABRIC TOKYO、SADA、GLOBAL STYLEについても店舗・オンラインで支払い方法が異なる場合があります。
特に百貨店やショッピングセンター内にある店舗では、施設側の決済ルールが適用されることがあります。
ポイント利用やQRコード決済を予定している場合は、来店予定店舗のページを確認するか、予約時に問い合わせると確実です。
用途別に見る5社の選び方
ここからは、「どのサービスが一番優れているか」ではなく、利用方法ごとにどのような特徴が比較材料になるかを整理します。
初回は店舗、2着目からオンライン注文したい場合
この使い方では、FABRIC TOKYOとKASHIYAMAが比較しやすい候補です。
FABRIC TOKYOは初回の店舗採寸でカラダIDを登録し、その後オンラインから生地やデザインを選んで注文できます。
KASHIYAMAも初回に店舗で採寸したデータを利用し、2着目以降はスマートフォンから注文できる仕組みです。
両者を比較するときは、価格だけでなく、
- 自宅・勤務先から初回店舗へ行きやすいか
- 欲しい生地があるか
- 納期
- お直し期間
- ビジネスカジュアルなどスーツ以外も購入するか
まで確認すると選びやすくなります。
とにかく初回予算を抑えて試してみたい場合
SADAには初回21,780円(税込)からという価格があります。
初めてオーダースーツを経験してみたい場合は比較材料になりますが、これは初回向けの条件付き価格です。
今後も継続して購入する予定なら、2着目以降の価格まで確認して判断しましょう。
納期を優先して比較したい場合
KASHIYAMAは最短1週間を案内しています。
FABRIC TOKYOは最短2週間、GLOBAL STYLEにも条件付きのスピード仕上げがあります。
SADAとDIFFERENCEには有料の納期短縮サービスがあります。
ただし、最短納期には対象生地や工場稼働日などの条件があるため、着用予定日を店舗へ伝えたうえで確認することが前提です。
生地をたくさん見比べたい場合
GLOBAL STYLEは約5,000種類の生地を案内しているため、色柄やブランドを幅広く比較したい人にとって候補になります。
一方、「数の多さ」よりも洗える、ストレッチ性があるなど機能面から選びたい場合は、FABRIC TOKYOの機能性生地も比較材料になります。
仕事用として2着まとめて作りたい場合
GLOBAL STYLEやDIFFERENCEでは、2着同時購入を条件とした価格プランやフェアがあります。
DIFFERENCEでは2026年8月時点で、通常1着41,800円(税込)からに対して、PAIR PRICEとして2着52,800円(税込)からの案内を確認できます。
2着価格を見る場合は、1着あたりの換算額だけでなく、実際に支払う総額と対象生地を確認してください。
初めてのオーダースーツで失敗しにくくする5つの確認ポイント
予算上限を先に伝える
店頭には複数の価格帯の生地があります。
「5万円以内」「ベスト込みで7万円程度」など、希望する総予算を最初に伝えると、生地を絞り込みやすくなります。
スタート価格だけを見て来店すると、生地やオプションを追加した結果、想定より予算が上がる場合があります。
着用する場面を伝える
転職面接、普段の営業、重要な商談、式典など、用途によって適した色柄や生地は変わります。
「仕事用です」とだけ伝えるより、
「週3回程度着用する」
「外回りが多い」
「転職後の初出社から着たい」
など、具体的に伝えると相談しやすくなります。
好みのフィット感を言葉にする
採寸値が同じでも、細身を好む人とゆったり着たい人では完成寸法が異なります。
普段着ているスーツで気になる点があれば、
「肩は良いがウエストが余る」
「太ももがきつい」
「座るとジャケットが窮屈」
など具体的に伝えましょう。
現在着ているスーツを来店時に着用したり、持参したりすると、好みを伝えやすくなる場合があります。
使用日から逆算する
完成予定日と着用日は同じ日にしないほうが余裕があります。
受け取り後にサイズ調整が必要になる可能性があるため、できれば使用日の数週間前までに完成するよう注文すると安心です。
特に就職、転職、結婚式など日程を動かせない予定がある場合は、注文時に使用日をスタッフへ伝えてください。
完成後は早めに試着する
商品を受け取ったら、保証期間が十分残っているうちに試着しましょう。
ジャケットを羽織るだけではなく、シャツを着てボタンを留め、椅子に座る、腕を動かすなど、実際の仕事に近い状態で確認します。
パンツについても、ウエストだけでなく丈、太もも、ヒップまわりまで確認してください。
違和感があれば、お直し期間内に店舗またはサポートへ相談しましょう。
オーダースーツ5社に関するFAQ
Q. 初めてならパターンオーダー・イージーオーダー・フルオーダーのどれがよいですか?
どの方式が適しているかは、予算、体型、求める補正範囲によって異なります。
既製スーツでも大きな不満がなく、丈やウエストなどを自分に合わせたい場合は、パターンオーダーやイージーオーダーでも選択肢になります。
一方、体型の癖を細かく反映したい場合は、補正できる箇所を店舗で相談するとよいでしょう。
方式の名称だけでなく、実際の補正範囲と完成後のお直し制度まで比較してください。
Q. オーダースーツはいくらくらいから作れますか?
今回比較した5社では、2026年8月時点でSADAの初回21,780円(税込)から、KASHIYAMAの33,000円(税込)から、FABRIC TOKYOの38,000円(税込)から、GLOBAL STYLE・DIFFERENCEの通常1着41,800円(税込)からといった価格を確認できます。
ただし、SADAは初回条件付きです。また、2着同時購入やキャンペーンで1着あたりの金額が変わるサービスもあります。
生地やオプションによって総額は上がるため、実際の予算は見積もりで確認してください。
Q. オーダースーツは何日くらいで完成しますか?
ブランドや生地によって異なります。
KASHIYAMAは最短1週間、FABRIC TOKYOは最短2週間を案内しています。
GLOBAL STYLEは通常約3週間~1カ月で、条件付きのスピード仕上げがあります。
SADAは通常約1カ月、DIFFERENCEも注文時期によって納期が変動します。
「最短」はすべての注文に適用されるわけではないため、着用予定日が決まっている場合は注文時に必ず完成予定日を確認してください。
Q. 初回からオンラインだけで注文できますか?
サービスによって異なります。
FABRIC TOKYOやKASHIYAMAは、基本的に初回は店舗で採寸し、その後登録したサイズデータを利用してオンライン注文する仕組みです。
DIFFERENCEではAI採寸アプリを使った注文方法も用意されています。
初めてでサイズに不安がある場合は、店舗でスタッフに相談しながら採寸する方法も検討するとよいでしょう。
Q. 2着目も店舗に行かなければいけませんか?
必ずしもそうではありません。
FABRIC TOKYOやKASHIYAMAなどは、初回の採寸データを利用して2着目以降をオンラインで注文できます。
ただし、体型が変わった場合や、前回のサイズ感を変更したい場合は再採寸を検討してください。
Q. 生地のブランドによって価格は変わりますか?
多くの場合、変わります。
ベーシックなウール混紡生地や機能性素材と、CANONICOなどのインポート生地では価格帯が異なることがあります。
生地ブランドだけでなく、耐久性、季節、ストレッチ性、家庭での扱いやすさなども含めて選ぶとよいでしょう。
Q. オーダーした後にサイズが合わなかった場合はどうなりますか?
各社がお直しや保証制度を設けています。
FABRIC TOKYOでは商品到着後50日以内の無料お直し、KASHIYAMAでは一定期間のサイズ調整や365日間のウエスト調整、GLOBAL STYLEでは3カ月のお直し保証などが案内されています。
ただし、無料となる範囲や条件は異なります。
注文時に保証期間と対象箇所を確認しておきましょう。
Q. 就職・転職用ならどんな色が使いやすいですか?
一般的なビジネス用途では、ネイビーやチャコールグレーなど落ち着いた色は幅広い場面で合わせやすい選択肢です。
ただし、勤務先の服装規定や業種によって適した服装は異なります。
初めての場合は用途をスタッフに伝え、シャツや靴との組み合わせも含めて相談するとよいでしょう。
まとめ|価格だけでなく「初回の作り方」と「その後の使い方」で比較しよう
初めてオーダースーツを作るときは、最も低い表示価格だけで決めるのではなく、オーダー方式、採寸、納期、生地、店舗、保証、2着目以降の注文方法まで比較することが重要です。
FABRIC TOKYOは、店舗で一度採寸してカラダIDを登録した後、オンラインからリピート注文できる仕組みが特徴です。2026年8月時点ではオーダースーツ38,000円(税込)からで、機能性生地や国内外の生地を選択できます。
SADAは初回21,780円(税込)からという価格設定と、全国47店舗の店舗網、独自のマシーンメイドによるフルオーダー方式が比較ポイントです。
KASHIYAMAは33,000円(税込)からで、最短1週間の納期や、初回店舗採寸後にスマートフォンからリピート注文できる仕組みがあります。
GLOBAL STYLEは通常1着41,800円(税込)からで、約5,000種類と案内される豊富な生地や、2着同時購入プランが特徴です。
DIFFERENCEは1着41,800円(税込)からで、PAIR PRICEでは2着52,800円(税込)から。店舗のテイラーとデジタルサービスを組み合わせた注文方法を利用できます。
「初めてだから安いものを選ぶ」という考え方だけではなく、
予算はいくらか
いつまでに必要か
店舗へ行きやすいか
生地をどこまで選びたいか
今後2着目・3着目も作る予定があるか
という条件から比較すると、自分の使い方に合ったサービスを絞り込みやすくなります。
特に、仕事で継続的にスーツを着用し、初回は店舗で相談しながら採寸したい一方、その後はオンライン注文も活用したい場合は、FABRIC TOKYOの購入フローも確認してみるとよいでしょう。
価格・生地・納期・キャンペーンは注文時期によって変更される場合があります。記事内の価格は2026年8月時点で確認できる公式サイト表記です。実際に注文する際は、希望する生地や仕様を選択した状態で最新の価格・納期・保証条件をご確認ください。