
ITエンジニア向け転職サービスは「得意領域」と「支援形式」を比較しよう
ITエンジニアとして転職を考えるとき、転職サービスの選択肢は数多くあります。しかし、同じIT・Web業界向けのサービスでも、取り扱う職種や求人の傾向、転職活動の進め方には違いがあります。
たとえば、開発エンジニアやインフラエンジニア、社内SEなど幅広いIT職種を扱うサービスがある一方、ゲーム業界に特化したサービスもあります。
また、キャリアアドバイザーから求人紹介を受ける「エージェント型」だけでなく、企業から直接スカウトを受けられるサービスもあります。
そのため、「IT転職に強いか」という点だけで選ぶのではなく、
- 自分の職種やスキルに対応しているか
- 希望する業界の求人を扱っているか
- 求人紹介を受けたいのか、企業からスカウトを受けたいのか
- 書類添削や面接対策を受けたいのか
- 年収や入社条件の交渉まで任せたいのか
- リモートワーク求人を探したいのか
といった条件から比較することが重要です。
本記事では、IT・Web業界で実務経験を持つエンジニアが転職サービスを検討するときの選択肢として、次の5サービスを比較します。
- ユニゾンキャリア
- レバテックダイレクト
- Geekly(ギークリー)
- Hiraku agent(ヒラクエージェント)
- キッカケエージェント
各サービスについて、得意領域、対象職種、求人、転職支援、スカウト機能、対応エリアなどを同じ基準で確認していきます。
なお、求人数や募集状況、求人の年収、サービス内容などは時期によって変動します。本記事で掲載している数値には確認時点を記載していますが、実際に利用するときは各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
# ITエンジニア向け転職サービス5社の違いを比較
最初に、今回取り上げる5サービスの主な違いを整理します。
| サービス | 主な得意領域 | 主な形式 | 求人・サービスの特徴 | 書類・面接支援 | スカウト | 求職者側料金 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ユニゾンキャリア | IT・Web、開発、インフラ、クラウド、社内SEなど | エージェント型 | IT/Web業界に特化。幅広いITエンジニア職を検索可能 | あり | エージェントによる求人紹介が中心 | 無料 |
| レバテックダイレクト | ITエンジニア・デザイナーなど | ダイレクトリクルーティング・スカウト型 | 企業から直接スカウト。自分で求人検索も可能 | エージェント型とは支援形式が異なる | あり | 完全無料 |
| Geekly | IT・Web・ゲーム | エージェント型 | IT・Web・ゲーム業界に特化。エンジニアからクリエイターまで扱う | あり | サービス内にスカウト導線あり | 完全無料 |
| Hiraku agent | ゲーム業界 | エージェント型 | ゲームクリエイター・ゲームエンジニア領域に特化 | あり | 求人紹介が中心 | 完全無料 |
| キッカケエージェント | ITエンジニア | エージェント型 | ITエンジニアに特化し、求人の量だけでなくマッチングを重視 | あり | 求人紹介が中心 | 無料相談可 |
※サービス内容・求人数・募集求人等は変更される場合があります。利用前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
この5サービスを比較するときに特に注意したいのが、レバテックダイレクトだけ転職活動の進め方が大きく異なる点です。
ユニゾンキャリア、Geekly、Hiraku agent、キッカケエージェントは、担当者との面談や求人紹介などを通して転職を進めるエージェント型のサービスです。
一方、レバテックダイレクトは、プロフィールを登録して企業から直接スカウトを受けたり、自分で求人を検索したりするサービスです。
そのため、単純に求人数だけを比べるのではなく、「担当者と相談しながら進めたい」「企業から直接声がかかる可能性を広げたい」といった転職活動のスタイルも比較基準になります。
ITエンジニア向け転職エージェント5社の詳細
ユニゾンキャリア

公式サイト
ユニゾンキャリアの概要
ユニゾンキャリアは、株式会社ユニゾン・テクノロジーが運営するIT・Web業界に特化した転職支援サービスです。
運営会社はIT領域における人材紹介事業のほか、情報システム・アプリケーションの設計開発、ITインフラの設計開発、IT教育などを事業として展開しています。
転職サービスではIT/Web業界専門のアドバイザーによる求人紹介や選考対策を受けられます。
公式求人ページでは、開発エンジニア、プログラマー、インフラエンジニア、クラウドエンジニア、社内SE、ITコンサルタント、PM・PLなど、幅広いIT職種が掲載されています。
ユニゾンキャリアの特徴
ユニゾンキャリアを比較するときのポイントは、特定の技術職だけではなく、ITエンジニアのさまざまなキャリアを検討できることです。
公式求人検索では、たとえば次のような職種を選択できます。
- 開発エンジニア
- システムエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- バックエンドエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- クラウドエンジニア
- AI・機械学習エンジニア
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
- セキュリティエンジニア
- PM・PL・PMO
- 社内SE
- ITコンサルタント
- SRE
- データサイエンティスト
「現在の技術領域を生かして転職したい」というケースだけでなく、開発から上流工程へ進みたい場合や、インフラからクラウド領域へ広げたい場合、事業会社の社内SEを検討したい場合などにも求人を探せます。
求人数について
ユニゾンキャリアの公式求人ページでは、非公開求人を含め11,728件と表示されています(2026年8月確認時点)。
ただし、すべての求人がすべての登録者に紹介されるわけではありません。実際に紹介される求人は、経験、スキル、勤務地、希望年収などによって異なります。
求人件数は追加・募集終了などによって変動するため、登録時には公式サイトで最新の求人状況を確認してください。
支援形式
ユニゾンキャリアでは、アドバイザーと相談しながら転職活動を進めます。
公式サイトで案内されている基本的な流れは次のとおりです。
STEP1 Webから申し込み
転職活動についての希望や疑問を相談します。
STEP2 求人紹介
希望条件を踏まえて求人紹介を受けます。企業の内部情報についても説明することが案内されています。
STEP3 書類添削・面接対策
履歴書・職務経歴書の添削に加えて、応募企業に合わせた面接対策を受けられます。
STEP4 内定・年収交渉
内定後は入社日の調整や年収交渉などのサポートがあります。
STEP5 入社・入社後フォロー
入社後も相談できる体制が案内されています。
両面型の支援
ASP掲載情報では、ユニゾンキャリアは求職者を担当するCAと企業側を担当するRAを兼任する「両面型」の体制を特徴としています。
求職者側と企業側を同じ担当者が把握することで、求人票だけでは判断しにくい社風、働き方、評価制度、キャリアパスなども踏まえて求人提案を行うという考え方です。
転職先を選ぶときに仕事内容や年収だけでなく、「どのような環境で働くのか」「入社後にどのようなキャリアを描けるのか」まで確認したい場合には、面談時に詳しく質問しておくとよいでしょう。
年収に関する公表実績
ASP掲載のPR情報によると、ユニゾンキャリアでは2025年1月〜2025年8月の内定承諾者のうち、応募時より転職後の年収が上がった方の割合を93%としています。
ただし、この数値は対象期間・対象者を限定した過去の実績であり、利用者全員の年収上昇を保証するものではありません。
転職後の年収は、実務経験、保有スキル、担当工程、マネジメント経験、応募先企業、採用時の市況など複数の条件によって変わります。
そのため、年収アップだけを前提に利用するのではなく、自分のスキルが現在の転職市場でどのように評価されるのかを相談する使い方が考えられます。
料金
求職者向けの転職支援は無料です。
求人紹介だけでなく、書類添削、面接対策、内定後の年収・入社日調整、入社後の相談まで無料サポートとして案内されています。
転職エージェントは採用企業側から紹介手数料を受け取るビジネスモデルであるため、求職者が紹介手数料を支払って利用するサービスではありません。
対応エリアとリモート求人
公式求人検索では、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のほか、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県など複数地域から求人を検索できます。
また、「リモートワーク」を条件として求人を絞り込むことも可能です。
ただし、リモート求人でも完全在宅とは限りません。週数回の出社を求める企業や、入社直後は出社が必要な企業なども考えられるため、応募前に勤務条件を確認する必要があります。
ユニゾンキャリアのおすすめポイント
ユニゾンキャリアは、ITエンジニアとして一定の実務経験があり、現在の経験を生かしながら次のキャリアを相談したい場合に比較候補となります。
特に、
- 開発から上流工程へ進みたい
- インフラ経験を生かしてクラウド領域へ広げたい
- 社内SEへの転職を検討したい
- ITコンサルタントやPM・PLなども視野に入れたい
- 求人票だけでなく企業の内部情報も確認したい
- 書類添削から面接対策、条件交渉まで支援してほしい
といったニーズとの相性を確認しやすいサービスです。
一方、転職先や年収が希望どおりになるかは個々の経験や求人状況によって異なります。面談時には希望条件に優先順位を付け、「年収」「仕事内容」「働き方」「勤務地」「キャリアパス」などのうち何を重視するか伝えておくと求人を比較しやすくなります。
キャンペーン・特典
2026年8月の記事作成時点で確認した公式転職ページでは、求職者向けの常設金銭キャンペーンを主要な訴求として確認できませんでした。
キャンペーンや特典は期間限定で実施・変更される可能性があるため、申込時には公式サイトで最新情報と適用条件を確認してください。
ユニゾンキャリアが想定される利用シーン
ユニゾンキャリアは、単に求人一覧を見て自分で応募するよりも、IT業界を理解した担当者とキャリアについて相談しながら転職活動を進めたい場合に検討しやすいサービスです。
特に20代後半〜30代でITエンジニアとして実務経験を積んできた場合には、「これまでの経験をどの職種で評価してもらえるのか」「次にどの技術・工程を経験するとキャリアの選択肢が広がるのか」といった観点から相談する使い方があります。
ユニゾンキャリアまとめ
ユニゾンキャリアは、開発、インフラ、クラウド、社内SE、ITコンサルタントなど、IT/Web業界の複数職種を扱う転職エージェントです。
求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削、企業別の面接対策、内定後の年収交渉、入社後の相談まで支援内容が用意されています。
求人件数、募集状況、求人年収などは随時変動するため、具体的な応募先を検討するときは最新情報を公式サイトで確認してください。
レバテックダイレクト

公式サイト
レバテックダイレクトの概要
レバテックダイレクトは、レバテック株式会社が展開するITエンジニア・デザイナー向けの転職サービスです。
今回比較するほかの4サービスと大きく異なるのが、企業から求職者へ直接スカウトが届くダイレクトリクルーティング型であることです。
一般的な転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが求職者と企業の間に入り、求人紹介や選考調整を行います。
レバテックダイレクトでは、自分で求人を検索して応募するだけでなく、プロフィールを登録して企業からのスカウトを待つという転職活動ができます。
そのため、エージェント型サービスと同じ「求人紹介サービス」として比較するのではなく、転職活動の進め方そのものが異なるサービスとして考える必要があります。
レバテックダイレクトの特徴
公式サイトでは、約60の職種、90のスキルから求人を検索できると案内されています。
対象職種には、
- システムエンジニア
- プログラマ
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- SRE
- フロントエンドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- セキュリティエンジニア
- 社内SE
- PM・PL
- ITコンサルタント
- データサイエンティスト
- Webデザイナー
- Webディレクター
- ゲームプログラマ
- ゲームプランナー
などがあります。
開発職だけではなく、インフラ、マネジメント、デザイン、ゲーム関連まで検索できる点が特徴です。
企業から直接届くスカウト
レバテックダイレクトでは、企業が登録者のプロフィールを確認し、採用したいと考えた人へスカウトを送ります。
公式サイトによると、2026年1月〜3月実績では、全スカウトメールの95%が面接または面談確約の「情熱スカウト」とされています。
これは同期間における同社のサービス実績であり、すべての登録者がスカウトを受け取れることや、スカウト後の採用を保証するものではありません。
職務経歴やスキルなどによってスカウト状況は変わるため、登録時にはプロフィールをできるだけ具体的に入力することが重要です。
求人情報の確認方法
レバテックダイレクトでは、職種やプログラミング言語だけでなく、働き方から求人を検索できます。
公式求人検索では「リモートワーク可」「フルリモート可」「副業可」「オンライン選考可」などの条件が用意されています。
2026年8月の記事作成時点で、公式サイトの「リモートワーク可」検索では5,615件、「フルリモート可」では1,054件が表示されていました。
ただし、求人件数は日々変動します。また「リモートワーク可」と「フルリモート可」は勤務条件が異なります。
地方在住のまま首都圏企業への転職を考える場合などは、勤務地だけでなく出社頻度まで確認してください。
料金
求職者側の利用料金は完全無料と公式サイトに明記されています。
求人検索やプロフィール登録、企業からのスカウト受信などに求職者側の利用料はかかりません。
年収に関する公表実績
レバテックダイレクト公式サイトでは、2025年10月〜2026年3月にレバテックダイレクト経由で転職した方について「3人に2人が平均年収77万円UP」とする実績が掲載されています。
これは指定期間に同サービス経由で転職した方を対象とした過去実績です。
転職による年収変化は、経験年数、技術領域、役割、転職前の年収、求人企業などによって異なります。登録すれば同様の年収上昇が得られることを意味するものではありません。
支援形式と注意点
レバテックダイレクトを選ぶ際に重要なのは、転職エージェントとの違いを理解しておくことです。
ユニゾンキャリアなどのエージェント型サービスでは、担当者とのキャリア面談、求人提案、書類添削、面接対策、企業との条件交渉などを一連のサービスとして受けます。
一方、レバテックダイレクトは企業と求職者を直接つなぐことが中心です。
したがって、
「職務経歴書を一緒に作り込みたい」 「応募先ごとに面接練習をしたい」 「内定後の年収交渉を担当者に任せたい」
というニーズが強い場合は、エージェント型サービスとの違いを確認したうえで選ぶ必要があります。
反対に、自分で求人を比較しながら転職活動を進められる経験者であれば、企業から直接届くスカウトを新たな選択肢として活用できます。
レバテックダイレクトのおすすめポイント
レバテックダイレクトは、転職活動を自分主体で進めながら、企業側からのアプローチも受けたいITエンジニアに向いた仕組みです。
特に、
- 自分の経験に興味を持つ企業を知りたい
- 求人検索とスカウトを併用したい
- 開発環境や使用技術を確認しながら求人を探したい
- リモートワークや副業など働き方を細かく指定したい
- エージェントからの求人紹介だけに限定せず転職先を探したい
といった場合に比較候補になります。
キャンペーン・特典
2026年8月の記事作成時点で確認した公式トップページでは、求職者向けの常設金銭キャンペーンを主要な訴求として確認できませんでした。
期間限定施策などが実施される可能性もあるため、登録前には公式サイトの最新情報と適用条件をご確認ください。
レバテックダイレクトが想定される利用シーン
ITエンジニアとして実務経験を積み、自分の技術領域や希望職種がある程度明確になっている場合には、求人を自分で探しながら企業からのスカウトも受けるという使い方ができます。
また、エージェント型サービスと併用し、「エージェントから紹介される求人」と「企業から直接届くスカウト」を比較する方法もあります。
転職サービスは一つに限定する必要はないため、それぞれの仕組みの違いを理解して使い分けることがポイントです。
レバテックダイレクトまとめ
レバテックダイレクトは、ITエンジニア・デザイナーなどのIT専門職を対象としたダイレクトリクルーティング型の転職サービスです。
企業から直接スカウトを受けられる点が、今回比較するエージェント型サービスとの大きな違いです。
求人件数やスカウト状況、募集年収、リモート勤務条件は時期によって変わるため、応募時には公式サイトで最新情報を確認してください。
Geekly(ギークリー)

公式サイト
Geeklyの概要
Geekly(ギークリー)は、株式会社GEEKLYが運営するIT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。
ITエンジニアだけでなく、Web・ゲーム領域を含めた幅広い職種を取り扱っているため、技術職としての転職に加えて、IT業界内で職種や業界を広げて検討したい場合にも比較しやすいサービスです。
公式サイトでは、ITエンジニア向け求人としてシステムエンジニア、インフラエンジニア、Webエンジニア、社内SE、PM、AIエンジニアなどが案内されています。
求人数
Geekly公式サイトでは、紹介可能求人数46,000件以上(2026年6月時点)と案内されています。
また、同社のエンジニア向けページではエンジニア求人数29,000件(2026年6月時点)という数値も掲載されています。
求人数の定義や対象範囲によって表示される数値が異なるため、「46,000件すべてがエンジニア求人」という意味ではない点には注意が必要です。
実際に紹介される求人は、経験、希望職種、勤務地、年収などによって変わります。
Geeklyの転職支援
Geeklyでは、専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから求人提案、応募、選考対策などを支援します。
公式サイトでは、
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接スケジュールの調整
- 年収交渉
- 入社日などの条件調整
- 入社後のフォロー
などが案内されています。
在職中に転職活動をする場合、求人を探すことだけでなく、複数企業との面接日程を調整したり、企業ごとに選考準備をしたりする必要があります。
こうした実務的な部分を担当者に支援してもらいたい場合には、エージェント型サービスのメリットを生かしやすくなります。
料金
Geeklyの転職支援サービスは完全無料です。
公式サイトにも、転職支援サービスの利用は完全無料と明記されています。
年収に関する公表実績
Geekly公式サイトでは、年収に関する複数の実績値が掲載されています。
2026年6月時点のエンジニア向けページでは、年収アップ額平均86万円、年収アップ率78%(年収アップ率は2026年2月時点)と案内されています。
一方、別のサービスページでは平均年収アップ額84万円(2026年4月時点)とする表示もあります。
集計時点や対象ページによって数値が異なるため、利用を検討する際は公式サイトで最新の集計条件を確認する必要があります。
また、これらは過去の利用実績であり、登録者全員の年収上昇を保証する数値ではありません。
Geeklyのおすすめポイント
Geeklyは、ITエンジニアとしての転職だけでなく、Web・ゲーム業界まで選択肢を広げて求人を比較したい場合に検討しやすい転職エージェントです。
たとえば、
- 開発エンジニアとして別のIT企業へ移りたい
- 社内SEを検討したい
- インフラ・クラウド領域の求人を比較したい
- Web系企業やゲーム企業も候補に含めたい
- 応募書類や面接の準備までサポートを受けたい
- 内定後の年収・入社条件について担当者に調整してほしい
といったニーズがあります。
ユニゾンキャリアと比較するときは、単にどちらが優れているかではなく、紹介可能な求人の職種・業界、自分の希望企業、担当者から受けられる提案内容を確認することが重要です。
Geeklyまとめ
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化し、求人紹介から書類作成、面接対策、条件交渉まで支援するエージェント型サービスです。
ITエンジニアだけでなく、クリエイターを含むIT・Web・ゲーム領域を広く扱っているため、業界内で複数のキャリアを比較したい場合にも候補になります。
求人件数、募集企業、求人年収、公表実績は時期によって変動します。具体的な求人を検討するときは公式サイトで最新情報を確認してください。
Hiraku agent(ヒラクエージェント)

公式サイト
Hiraku agentの概要
Hiraku agent(ヒラクエージェント)は、株式会社Hiraku agentが運営する、ゲーム業界に特化した転職支援サービスです。
公式サイトでは「ゲーム業界経験者向け」の転職エージェントとして案内されており、ゲームクリエイターやゲームエンジニアの転職支援に加えて、人材派遣や業務委託に関する支援も展開しています。
今回比較する5サービスの中では、ITエンジニア全般を幅広く扱うというより、ゲーム業界でのキャリアを希望する人が比較しやすいサービスと位置付けられます。
すでにゲーム開発の実務経験があり、別のゲーム会社への転職を考えている場合や、ゲームエンジニアとして次のキャリアを検討する場合には、専門領域の違いを踏まえてほかのIT転職エージェントと比較するとよいでしょう。
Hiraku agentの対象職種・得意領域
Hiraku agentの公式サイトでは、ゲーム業界のエンジニア職として次のような職種が案内されています。
- クライアントエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- R&D・ツールエンジニア
- インフラエンジニア
- テクニカルアーティスト
- その他のエンジニア職
ゲームプログラマーの転職支援事例も掲載されており、ゲーム開発経験を持つエンジニアのキャリア支援を行っていることが確認できます。
開発エンジニアという職種名が同じでも、Webサービスや業務システムの開発とゲーム開発では、利用するゲームエンジン、開発言語、リアルタイム処理の知識、制作体制など求められる経験が異なる場合があります。
そのため、ゲーム業界への転職を希望する場合は、一般的なIT求人の多さだけでなく、「ゲーム開発の経験をどのように評価してもらえるか」という観点でエージェントを選ぶことも重要です。
対象年代・経験年数の目安
Hiraku agentは公式サイトで「ゲーム業界経験者向け」と明確に打ち出しています。
また、2026年8月に公式ページで確認できるキャンペーンでは「ゲーム業界経験1年以上」が特典対象条件として設定されています。これはキャンペーンの条件であり、サービスそのものの登録条件と同一とは限りませんが、ゲーム業界で一定の実務経験を持つ人を中心に訴求していることが分かります。
本記事で想定している「IT・Web業界で1年以上の実務経験がある20代後半〜30代」のうち、特にゲーム業界での実務経験を持つ人は比較しやすいサービスです。
一方、Webアプリケーション開発や業務システム開発だけを希望しており、ゲーム業界を転職先として考えていない場合は、ユニゾンキャリアやGeekly、キッカケエージェントなど、より幅広いIT求人を扱うサービスと比較する必要があります。ユニゾンキャリアはITエンジニア向け転職支援、GeeklyはIT・Web・ゲーム領域、キッカケエージェントはITエンジニア領域を中心に展開しています。
求人の量と質の傾向
Hiraku agentでは公開求人検索が用意されていますが、公式サイト上では、すべての公開・非公開求人を合わせた総求人数を常に固定した数値として掲示しているわけではありません。
そのため、単純な求人数の多寡よりも、ゲーム業界に絞った求人を探せることを比較軸にするのが適切です。
公開求人ではゲームプランナーなどのクリエイティブ系職種に加えて、クライアントエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニアなどの技術職も確認できます。
求人件数や募集職種、年収、勤務地は随時変動するため、実際に利用するときは公式求人ページまたは担当者との面談で最新状況を確認してください。
支援形式
Hiraku agentは、キャリア相談から求人紹介、選考対策、条件調整までを担当者と進めるエージェント型のサービスです。
同社公式コンテンツでは、ゲーム業界に特化した転職エージェントによる支援内容として、経験・希望を踏まえた求人紹介、履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの作成や添削、応募先に合わせた面接対策、面接日程の調整、給与・待遇条件の確認や交渉、入社手続きの支援などが案内されています。
面談
公式サイトではオンラインでの相談受付が案内されています。
在職中に転職活動を行う場合でも、オンライン面談を利用することで、移動時間を抑えながらキャリア相談を進められます。
書類・ポートフォリオ支援
ゲーム業界では、職種によって履歴書・職務経歴書に加えてポートフォリオなどが選考材料になることがあります。
Hiraku agentの公式コンテンツでは、履歴書や職務経歴書、ポートフォリオの作成・添削について、応募先企業が重視するポイントを踏まえた支援を受けられると説明されています。
面接対策
応募企業ごとの面接対策や模擬面接なども、ゲーム業界専門エージェントを利用するメリットとして公式サイトで説明されています。
ゲーム開発の面接では、過去に担当したタイトル、担当工程、チーム構成、使用技術、成果などを具体的に説明する場面も考えられるため、自分の経験を整理しておくことが重要です。
年収・条件交渉
給与や勤務条件について、担当者が企業との確認・交渉を支援することも公式コンテンツで案内されています。
ただし、希望年収がそのまま提示されることを保証するものではありません。年収は経験、職種、役割、企業側の採用条件などによって異なります。
スカウト機能
Hiraku agentは、企業が登録者へ直接スカウトを送ることを中心としたサービスではなく、担当者によるキャリア相談と求人紹介を中心としたエージェント型サービスです。
企業から直接スカウトを受けながら転職先を探したい場合は、ダイレクトリクルーティング型のレバテックダイレクトと支援形式を比較すると違いが分かりやすくなります。レバテックダイレクトは、公式サイトで企業から登録者へ直接スカウトが届く仕組みを案内しています。
対応エリア・リモート求人
Hiraku agentの求人は案件ごとに勤務地や勤務形態が異なります。
また、人材派遣については公式サイト上で一都三県内の紹介と案内されています。転職エージェント経由の正社員求人とは条件が異なるため、雇用形態も含めて確認する必要があります。
ゲーム開発では出社型、ハイブリッド型、リモート対応など企業ごとに働き方が異なります。リモート勤務を希望する場合は、求人紹介時に「完全リモートを希望するのか」「週数回の出社が可能なのか」まで担当者に伝えて確認してください。
料金
Hiraku agentの転職支援サービスは求職者側は完全無料です。
公式サイトのFAQでも、有料になることはない旨が案内されています。
登録から内定・入社までの流れ
Hiraku agentでは、まずサービスへ申し込み、担当者との面談を行います。その後、希望や経験を踏まえた求人紹介を受け、応募書類や面接の準備を進め、選考、条件確認、入社手続きへ進む流れです。
ゲーム業界に特化した担当者と相談しながら進められるため、求人の条件だけでなく、自分の過去の開発経験を次の企業でどのように生かせるのかを整理しておくとよいでしょう。
Hiraku agentのおすすめポイント
Hiraku agentは、ゲーム業界という専門領域が明確な点が特徴です。
ゲームエンジニアとして実務経験があり、
「次もゲーム開発に携わりたい」 「クライアントサイドから別のゲーム開発領域へ広げたい」 「ゲーム会社ごとの開発環境や制作体制まで確認したい」 「ゲーム業界を理解した担当者に書類や面接を見てもらいたい」
といった希望がある場合に比較候補となります。
反対に、社内SE、業務システム、Webサービス、ITコンサルタントなども広く検討したい場合は、ゲーム業界専門という特徴を理解したうえで他サービスと併用する方法があります。
キャンペーン・特典
2026年8月15日確認時点では、Hiraku agent公式サイトに、ゲーム業界経験者向けの「選べるe-GIFT5,000円プレゼントキャンペーン」が掲載されています。
公式ページでは、ゲーム業界経験1年以上の方が対象で、2026年8月末までと案内されています。
キャンペーンには対象条件があり、内容や期間は変更・終了する可能性があります。申し込む場合は、必ず公式サイトで最新の対象条件、期間、注意事項を確認してください。
Hiraku agentまとめ
Hiraku agentは、ゲーム業界経験者を主な対象とする専門型の転職エージェントです。
クライアントエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニアなど、ゲーム開発に関連する技術職を扱っており、書類・ポートフォリオ、面接、条件交渉などの転職支援を受けながら活動できます。
求人件数、求人年収、勤務条件、リモート可否、キャンペーンは時期によって変わります。応募前に公式サイトと担当者から最新情報をご確認ください。
キッカケエージェント(KIKKAKE AGENT)

公式サイト
キッカケエージェントの概要
キッカケエージェントは、株式会社キッカケクリエイションが運営するITエンジニア特化型の転職エージェントです。
公式サイトでは、求人を大量に紹介するのではなく、キャリアや希望条件をヒアリングしたうえで求人を厳選して提案する方針を打ち出しています。
社内SE、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、クラウドエンジニア、ITコンサルタントなど、複数のIT職種を検索できます。
対象職種・得意領域
2026年8月15日に確認した公式求人検索では、次のような職種・スキルから求人を探せます。
社内SE、ネットワークエンジニア、インフラエンジニア、ITコンサルタント、フロントエンドエンジニア、クラウドエンジニアなどが掲載されているほか、Java、Python、PHP、AWS、TypeScript、Azureなど、技術要素から求人を探すことも可能です。
そのため、「開発エンジニア」という大きな区分だけでなく、自分が現在利用している言語やクラウド環境を踏まえて求人を探したい場合にも比較できます。
対象年代・経験年数の目安
公式サイトでは、ジュニア層からミドル層まで幅広いエンジニアの転職支援が案内されています。
一方、同サイト内の比較情報では「未経験対応×」と明記されているため、ITエンジニアとして実務経験を持つ人を中心としたサービスと考えるのが自然です。
本記事で想定している、1年以上のIT・Web実務経験を持つ20代後半〜30代のエンジニアも検討対象にしやすいサービスです。
ただし、必要な経験年数は求人によって異なります。特定の経験年数があれば必ず求人を紹介してもらえるわけではないため、現在の経験・スキルで紹介可能な求人があるかは無料相談時に確認してください。
求人の量と質の傾向
キッカケエージェント公式サイトでは、2026年8月15日確認時点で「IT・Web求人15,963件公開中」と表示されています。
一方、サービス比較部分では「稼働求人数 約7,000件」とされ、こちらは2025年12月時点の情報であることが明記されています。
「公開求人」と「稼働求人数」では集計方法や時点が異なる可能性があるため、数字を単純に同一基準で比較しないことが重要です。
キッカケエージェントは公式サイトで、求人の数だけでなく、希望条件や今後のキャリアを踏まえて求人を絞り込んで提案する方針を説明しています。
2025年4月〜2026年4月の同社実績では、一人当たりの書類応募数を12.14件としています。これは同社利用者における過去の実績値で、すべての利用者が同じ応募数になるわけではありません。
支援形式
キッカケエージェントは、担当者と相談しながら転職を進めるエージェント型です。
公式サイトでは、登録、カウンセリング、求人紹介、応募・面接、内定・各種交渉という5ステップが案内されています。
キャリアカウンセリング
カウンセリングでは、希望する年収や技術だけでなく、将来のキャリアやライフプランも含めてヒアリングする方針が説明されています。
また、転職することだけを前提にせず、現職に残る選択肢についても相談する姿勢を公式サイトで掲げています。
書類添削
履歴書・職務経歴書などの応募書類について、添削・作成支援を受けられます。
公式サイトでは、応募書類の作成支援をサービスの特徴として掲げています。
企業別の面接対策
キッカケエージェントは、企業ごとの面接対策を行うことを特徴として案内しています。
公式サイトでは、企業やポジションごとの過去の質問内容や評価ポイントを共有しながら対策することが説明されています。
同じエンジニア職でも、企業によって技術力、プロジェクト経験、マネジメント経験、カルチャーとの適合性など、面接で確認される内容は異なります。
そのため、特定企業への応募前に対策を行いたい人は、担当者に過去の選考傾向や確認しておくべきポイントを聞くとよいでしょう。
年収・入社条件の交渉
内定後には、年収や入社日などの条件交渉を担当者が支援します。
ただし、希望した年収が必ず実現するわけではありません。企業側の給与テーブル、経験、スキル、役割などを踏まえて最終条件が決まります。
年収に関する公表実績
キッカケエージェント公式サイトでは、2025年の20〜30歳の内定承諾者を対象に、年収の減少・維持を含む全データで平均約72万円アップとする実績を掲載しています。
これは対象期間・対象年代を限定した同社の過去実績であり、登録者全員の年収上昇を保証する数値ではありません。
転職後の年収は経験年数、技術スタック、担当工程、マネジメント経験、応募先企業などによって変わるため、参考データの一つとして確認してください。
スカウト機能
キッカケエージェントは、企業から直接スカウトを受けることを中心とするサービスではなく、担当者による求人紹介を中心としたエージェント型です。
企業から直接オファーを受けたい場合はレバテックダイレクト、担当者に求人を選定してもらいたい場合はキッカケエージェントというように、転職活動の進め方で使い分けることができます。レバテックダイレクトは企業から直接スカウトが届く仕組みを公式サイトで案内しています。
対応エリア・リモート求人
キッカケエージェントの公式求人では、東京都だけでなく北海道、宮城県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県など複数地域を勤務地とする求人例が確認できます。
求人検索には「リモートワーク」という条件も用意されています。
ただし、リモートワーク求人でも出社頻度は企業・求人ごとに異なります。「フルリモート」「週1〜2回出社」「原則出社」などを区別し、応募前に勤務条件を確認してください。
料金
登録は完全無料と公式サイトに明記されています。
カウンセリング、求人紹介、書類・面接支援、条件交渉について、求職者が紹介手数料を支払う形ではありません。
登録から内定までの流れ
キッカケエージェントでは、以下の順序で転職活動を進めます。
- 無料登録
- カウンセリング
- 求人紹介
- 応募・面接
- 内定・年収や入社日の条件交渉
公式サイトでは登録は約1分と案内され、カウンセリング後に求人紹介、応募・面接支援、内定後の条件調整へ進む流れが掲載されています。
キッカケエージェントのおすすめポイント
キッカケエージェントは、実務経験を持つITエンジニアが、自分のキャリアや希望条件を整理したうえで応募先を絞り込みたい場合に比較しやすいサービスです。
特に、求人を大量に確認するよりも、担当者と相談しながら候補企業を選びたい人や、企業ごとの面接対策を受けたい人に適した支援形式です。
また、社内SE、開発、インフラ、クラウド、ITコンサルタントなど複数職種を扱っているため、現在の技術を生かした転職だけでなく、隣接する職種へのキャリアチェンジを考える際にも相談できます。
キャンペーン・特典
2026年8月15日に確認した公式トップページでは、求職者向けの金銭キャンペーンを常設特典として確認できませんでした。
キャンペーンは追加・変更される可能性があるため、申込時には公式サイトで最新の実施状況と適用条件を確認してください。
キッカケエージェントまとめ
キッカケエージェントはITエンジニアに特化し、キャリア相談、求人紹介、書類支援、企業別面接対策、年収・入社条件の交渉まで対応する転職エージェントです。
公開求人では、社内SE、開発、インフラ、クラウド、ITコンサルタントなどを検索でき、リモートワーク条件も用意されています。
求人件数、求人年収、勤務条件、公表実績は時期によって変動するため、利用時には公式サイトで最新情報をご確認ください。
ITエンジニア向け転職サービス5社はどう使い分ける?
ここまで紹介した5サービスは、すべてIT・Web・ゲーム領域の転職で利用できますが、サービスの仕組みや得意領域は同じではありません。
重要なのは、どれか一つを順位付けして選ぶことではなく、自分が探している求人と、希望する転職活動の進め方が一致しているかを確認することです。
開発・インフラ・クラウド・社内SEなどを幅広く相談したい場合
幅広いITエンジニア職を候補にするなら、ユニゾンキャリアやキッカケエージェントが比較しやすいでしょう。
ユニゾンキャリアはITエンジニア専門の転職支援としてキャリア相談、キャリアプラン策定、求人紹介などを提供しています。
キッカケエージェントも社内SE、インフラ、クラウド、ITコンサルタントなど複数職種の求人を扱っています。
同じ求人が紹介されるとは限らないため、面談時には「現在の経験を生かす案」と「別職種へ広げる案」の両方を相談し、紹介求人を比較する方法があります。
IT・Webだけでなくゲーム業界も含めて広く探したい場合
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントとして展開しています。
Webサービス企業だけでなく、ゲーム関連企業も含めて候補を広げたい場合には比較しやすいサービスです。
一方、ゲーム業界だけに絞って専門的に相談したい場合はHiraku agentと比較すると、得意領域の違いが明確になります。
ゲーム業界でのキャリアを中心に考える場合
Hiraku agentはゲーム業界経験者向けを明確に掲げています。
ゲームプログラマー、クライアントエンジニア、サーバーサイドエンジニアなどとして経験を積み、引き続きゲーム開発に関わりたい場合には、ゲーム業界専門という特徴を生かしやすくなります。
企業から直接スカウトを受けたい場合
レバテックダイレクトは、今回比較した中では支援形式が大きく異なります。
企業から登録者へ直接スカウトが届く仕組みで、自分で求人を探すだけでなく、自分の経験を見た企業からアプローチを受けられます。
エージェント型サービスを利用しながらレバテックダイレクトにも登録し、「担当者から提案された求人」と「自分に直接届いたスカウト」を比較する方法もあります。
ITエンジニア向け転職エージェントを選ぶポイント
1.現在の職種だけでなく「次に何をしたいか」を決める
転職エージェントを比較するときは、現在の職種だけで決めないことが重要です。
たとえばインフラエンジニアでも、
「現在と同じオンプレミス環境を中心に働きたい」 「AWSやAzureなどクラウド領域へ広げたい」 「社内SEへ移りたい」 「設計・構築からマネジメントへ進みたい」
では、探すべき求人が変わります。
現在の経験と、次に経験したい業務を分けて整理しておくと、担当者から紹介された求人が自分のキャリアに合っているか判断しやすくなります。
2.求人数だけでなく、自分に紹介可能な求人を見る
公式サイトに掲載されている総求人数が多くても、そのすべてに応募できるわけではありません。
求人には必要な実務経験、技術、担当工程、勤務地などの条件があります。
そのため、比較するときは「サービス全体で何件あるか」だけではなく、自分の経験で実際に紹介可能な求人がどのくらいあるかを面談時に確認することが重要です。
3.求人紹介型とスカウト型を区別する
今回の5サービスでは、ユニゾンキャリア、Geekly、Hiraku agent、キッカケエージェントは担当者の支援を受けながら進めるエージェント型です。
一方、レバテックダイレクトは企業から直接スカウトを受けるダイレクトリクルーティング型です。
転職活動をすべて一人で進める必要はありません。
応募書類や面接について相談したい場合はエージェント型、企業側からどのような評価を受けるか知りたい場合はスカウト型というように、異なる形式を組み合わせる方法もあります。
4.書類添削・面接対策の内容を確認する
「面接対策あり」と書かれていても、支援方法はサービスによって異なります。
一般的な面接のアドバイスだけなのか、応募企業ごとの対策を行うのか、模擬面接まで行うのかを確認しましょう。
特にエンジニア転職では、技術そのものだけでなく、
過去のプロジェクトで何を担当したか、どのような問題を解決したか、チーム内でどのような役割を担ったかを説明できるようにすることが重要です。
5.年収アップだけを基準にしない
複数の転職サービスが過去の年収アップ実績を公表していますが、これらは各サービスが定めた期間・対象者に基づく実績です。
同じ結果がすべての利用者に生じることを意味するものではありません。
転職先を選ぶ際は年収だけでなく、
仕事内容、技術環境、役割、評価制度、リモート勤務の条件、残業、福利厚生、中長期のキャリアパスなども確認する必要があります。
年収を上げることを優先するのか、経験できる技術を広げるのか、働き方を変えるのかによって選ぶ求人は変わります。
ITエンジニアの転職では複数サービスを併用してもよい?
転職サービスは一つだけに限定する必要はありません。
それぞれ保有求人や得意業界、担当者から得られる情報が異なるため、2〜3サービス程度を比較しながら利用する方法もあります。
たとえば、ユニゾンキャリアでキャリアについて相談しながら、レバテックダイレクトで企業からの直接スカウトも確認するという使い方が考えられます。
ゲーム業界を検討している場合は、GeeklyでIT・Web・ゲームを横断して求人を比較しながら、Hiraku agentでゲーム業界に特化した相談をする方法もあります。GeeklyはIT・Web・ゲーム業界専門、Hiraku agentはゲーム業界経験者向けを掲げています。
ただし、利用サービスを増やしすぎると面談や連絡、選考日程の管理が複雑になる場合があります。
複数サービスを使う場合は、応募企業が重複しないように管理し、同じ求人へ異なるエージェントから二重応募しないよう注意しましょう。
FAQ|ITエンジニア向け転職エージェントについてよくある質問
Q1.ITエンジニア向け転職エージェントは無料ですか?
求職者向けの転職エージェントは、一般的に求職者側が紹介手数料を支払わず利用できる仕組みです。
今回紹介したサービスでも、レバテックダイレクトは完全無料、Hiraku agentは完全無料、キッカケエージェントは無料登録で利用できることが公式サイトで案内されています。
利用前には各社の最新の利用規約や公式サイトも確認してください。
Q2.実務経験1年程度でも転職エージェントを利用できますか?
登録の可否と、希望求人を紹介してもらえるかは別に考える必要があります。
実務経験が短い場合でも相談できるサービスはありますが、求人によって「実務経験○年以上」「特定技術の経験」などの応募条件があります。
特にキッカケエージェントは公式サイト上で未経験対応を「×」としており、Hiraku agentもゲーム業界経験者向けを明確に掲げています。
実務経験が1〜2年程度の場合は、経験年数だけで判断せず、担当した工程、使用技術、プロジェクト内容を具体的に伝えることが重要です。
Q3.30代でもITエンジニア向け転職エージェントを利用できますか?
利用できます。ただし、年齢だけではなく、これまでの経験や希望する役割によって紹介求人は変わります。
30代では技術力だけでなく、設計経験、顧客折衝、リーダー経験、マネジメント経験などが評価材料になる求人もあります。
一方で、プレイヤーとして技術を深める求人もあるため、管理職を希望するのか、技術専門職を続けたいのかを担当者に伝えると求人を比較しやすくなります。
Q4.転職エージェントを使えば年収は上がりますか?
年収が上がるとは断定できません。
各サービスが年収アップ実績を公開している場合でも、その数値は一定期間の利用者などを対象とした過去実績です。
たとえばレバテックダイレクトは2025年10月〜2026年3月に同サービス経由で転職した人について年収に関する実績を公表しており、キッカケエージェントも2025年の20〜30歳内定承諾者を対象とした平均年収変化を公開しています。いずれも将来の年収を保証するものではありません。
年収は経験、スキル、職種、企業の給与制度などによって変わります。
Q5.転職するかまだ決めていなくても相談できますか?
転職を決める前の情報収集として相談する方法もあります。
現在の経験で応募可能な求人や、今後身につけた方がよい経験について確認することで、すぐに転職するか、現職でもう少し経験を積むか判断する材料になります。
キッカケエージェントは、現職に残る選択肢が適切と考えられる場合にはその旨を伝える方針を公式サイトで案内しています。
Q6.リモートワーク求人だけ紹介してもらうことはできますか?
希望条件として伝えることは可能ですが、紹介可能な求人があるかは時期や経験によって異なります。
キッカケエージェントでは公式求人検索に「リモートワーク」の条件が設けられています。
リモート求人を希望する場合は、「フルリモートでなければ難しい」「週1〜2回なら出社可能」といった具体的な条件まで伝えることが重要です。
Q7.転職エージェントとスカウトサービスはどちらを利用すべきですか?
どちらが適しているかは、転職活動の進め方によって異なります。
書類添削、面接対策、求人選定、条件交渉などを担当者に相談したい場合はエージェント型が利用しやすいでしょう。
一方、自分で求人を確認しながら、自分の経験を見た企業から直接アプローチを受けたい場合はスカウト型も選択肢になります。
レバテックダイレクトでは企業から直接スカウトが届く仕組みを採用しています。
両方を併用し、それぞれから得た求人を比較する方法もあります。
まとめ|得意領域と支援方法を比較して転職サービスを選ぼう
ITエンジニア向けの転職サービスは、同じ「IT転職」というカテゴリーでも、得意な求人や支援方法が異なります。
ユニゾンキャリアはITエンジニア向けの転職支援として、キャリア相談から求人紹介まで対応しています。
レバテックダイレクトは、企業から直接スカウトを受けるダイレクトリクルーティング型です。
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
Hiraku agentはゲーム業界経験者向けの転職支援を特徴としています。
キッカケエージェントはITエンジニアに特化し、求人を厳選して提案する方針や企業別の面接対策を打ち出しています。
ITエンジニアとして転職を考える場合には、「求人数が多いか」だけではなく、現在の技術や実務経験、希望する職種、転職後に経験したい仕事、働き方などを整理して比較することが重要です。
特に、開発・インフラ・クラウド・社内SE・ITコンサルタントなど複数のキャリアを検討している場合は、担当者との面談で自分の経験を棚卸しし、どのような求人が候補になるのか確認するところから始める方法があります。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア向けに転職相談、キャリアプラン策定、求人紹介などの支援を行っています。
ASP掲載情報では、IT業界・技術に関する知見を持つアドバイザーが、求職者の経験やキャリア希望を踏まえて支援するサービスとして紹介されています。
年収アップやキャリアチェンジを検討している場合も、結果を前提にするのではなく、まず現在の経験が転職市場でどのように評価される可能性があるのかを相談し、紹介求人の仕事内容・年収・働き方を比較して判断するとよいでしょう。
求人件数、募集状況、求人年収、サービス内容は時期によって変動します。利用時には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。