Excelで数値から時刻データを作成したい
Excelで時刻を利用しているときに、勤怠管理のように出社時間と退社時間から勤務時間を計算する際に休憩時間を引いて勤務時間を計算した場合などがあります。
単純に退社時間から出社時間を引くと休憩時間も勤務時間とみなされてしまします。
Excelで数値から時刻データを作成するには
こんな時にはTIME関数を利用します。
TIME(時,分,秒)
対応バージョン | 2007 | 2010 | 2013 | 2016 |
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引数 | 説明 |
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時 | 「時」となる数値を0~23の整数で指定します。 |
分 | 「分」となる数値を0~59の整数で指定します。 |
秒 | 「秒」となる数値を0~59の整数で指定します。 |
TIME関数は時、分、秒の3つの整数から時刻データとなるシリアル値を作成する関数です。
役割としては、HOUR関数、MINUTE関数、SECOND関数とは逆の機能を持つ関数となります。
Excelで数値から時刻データを作成する
冒頭の例の様に、退社時間から出社時間を引いただけだと勤務時間から休憩時間である1時間を引いていませんが、TIME関数を利用して休憩時間も引くことで正しい勤務時間を求めることができるようになります。
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