Excelの時刻から時、分、秒を分けて表示する

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Excelの時刻から時、分、秒を分けて表示したい

Excelを利用している時に時刻を時、分、秒に分けて表示したいときがあるとおもいます。
例えば、Excelの日付と時刻はシリアル値で表示されますが、時刻のシリアル値は24時間で「1.0」となるため、時給1000円で24時間働いた場合をそのまま計算すると1000円×1.0=1000円となり、1000円×24=2400円とすることができません。
このような場合に、時刻データから時、分、秒を数値として取り出せるようにしたいです。

Excelの時刻から時、分、秒を分けて表示するには

こんな時はHOUR関数、MINUTE関数、SECOND関数を利用します。
HOUR(シリアル値)
MINUTE(シリアル値)
SECOND(シリアル値)

対応バージョン 2007 2010 2013 2016
引数 説明
シリアル値 時刻データの入ったセルや時刻データを直接指定します。
※時刻データを指定するには「”(ダブルクォーテーション)」で時刻を囲みます。

HOUR関数は時刻から時を「0~23」までの整数で表示し、MINUTE関数、SECOND関数は時刻から分、秒を「0~59」の整数で表示することが可能です。

時刻の繰り上がり
時刻の時は、0時~23時まで表示した後24時になる時点で、1日に繰り上がります。時刻の分と秒も0~59まで表示したあと、60になる時点で分から時、秒から分に繰り上げります。

Excelの時刻から時、分、秒を分けて表示する

下記のようなシートの場合、冒頭でもお話したように、勤務時間が24時間を超えた段階で、「日」に繰り上がってしまうため、金額計算うまくいきません。

そこで、各日付の「時」と「分」を表示し、別々に合計してかた、金額計算を行うことで正しく計算を行うことが可能となります。

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